花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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観る人の好みがモロに出るデートムービーには不向きな恋愛映画の秀作
好きな映画や小説の方向性がほぼ同じな2人は、若干マニアックな分、誰とでもこの感覚を共有できるわけじゃない。だからこそ、同時に終電を逃がしたり、信号が押しボタン式だったりと言うような嬉しい偶然に助けられた2人の距離感は、一気に縮まっていく。それを微妙な台詞の間や絶妙なタイミングで挿入される双方のモノローグを駆使しつつ描く恋のプロセスは、ちょっと恥ずかしい表現ながら、思い当たる"あるある"が随所に詰まっていて思わず引き込まれる。恋愛ドラマによくある熱情の吐露や劇的な展開は皆無だが、丹念に救いとられた薄い和紙を一枚一枚重ねていくような演出と脚本と、演じる俳優たちの魅力で普遍性を手に入れているのだ。恋の始まりは幸福と希望に満ち溢れ、反対にその終わりは、沈没して行く船を手繰り寄せるような虚しさに満ちている。確かに評価は分かれるだろう。これを凡庸で説明過多な恋愛映画と感じる人は退屈極まりないだろうが、筆者のように、画面に引き込まれたまま時間を忘れて物語に没頭できる人もいる。その証拠に、本作を試写室で観た時、左隣の中年男性は頻繁に腰や脚を動かして拒絶反応を見せ、右隣の若者は最後のファミレスのシーン(ここがちょっと長すぎるのが唯一の難点)で涙を拭っていた。そんな風に、これは観る人の好みがモロに態度に出る映画だから、もしかして、コロナ禍のデートムービーには不向きかも知れないので、御用心を。
向き合う共有が恋愛、同じ方向を向く共有が結婚
京王線沿線に住む大学生の男女が、あるきっかけから交際し、別れるまでの恋愛映画。
2人を結びつけるのは、「ファッションセンス」「価値観」などの他に、
「小説」「漫画」「音楽」「お笑い」などのエンタメコンテンツ。
それらが思いのほか合致する。
相性ええやんええやん、
か〜ら〜の、学生気分からの卒業、
仕事と恋愛の天秤、価値観のズレ。
何よりもまず、エンタメコンテンツ共有できなくなってるやん!
か〜ら〜の、お別れバイバイ。
あるある展開ではあるが、エンタメコンテンツの共有割合が濃い時にくっつき、
減っていくと同時に気持ちも冷めていく所が、この作品最大の肝といった所になっている。
またしても、オードリー若林語録からのラジオ引用になってしまうが、
若ちゃんが、年齢が一回り以上年下で、差のある現パートナーの「ニョボ林」との馴れ初め。
付き合うきっかけは、やはり、価値観の共有であった。
相性ええやんええやん、から始まっている。
そして結婚し、子供も生まれ、今現在、若ちゃんが心掛けているのは、
「恋愛期は互いに向き合い共有する事を大事」にしていたが、
「結婚期は互いが同じ方向を向いて共有する事を大事」にしているのだそうだ。
未だ未婚のオジサンな私は、
「なるほどおおお勉強になるわあああああ若ちゃんすげえええ」
と思った。そして、そんな事すらもわからないオジサンな私は、
悲しくって自然と涙が出てきた。誰か助けて下さい。
閑話休題。
恋愛期は、向き合った共有をしてればいいのであり、
結婚期は、同一方向を向いた共有にシフトする必要がある。
この作品では、主人公の二人は5年付き合って、未だ向き合った共有をし続けている。
結婚も視野に入った頃合で、倦怠期を迎え、価値観にもズレが生じているが、
それでも強引に結婚しようとした過程で、
ある状況を目撃してしまい、同じ方向を向く共有よりも、
むしろ、向き合う事が自然にできていた頃の共有の楽しさに、
憧憬や懐古の念が強くなってしまう。
うまくシフトチェンジできなかったのだ。
この、決定的な共有不可に気づくシーンが、一番の見どころで涙を誘う。
そういうわけで、切ない恋愛映画だなと思う反面、
そういえば、似たもの同士な相手さえ見つからない私は、
圧倒的に二人よりも不幸じゃねーかと、
自身の境遇に絶望してしまった為、別れた瞬間、
ざまあああああと思いスッキリした。
こういう恋愛映画、そもそも嫌いだったわ、な分の点数低めで。
二人の演技が良かったです
息子から、面白いよと聞いたので
テレビで観ました。結末は有名だったので
知ってはいたのですが
5年の歳月、なにからなにまで共感できていた
相性抜群の2人が最終的には別れを選ぶ。
きっと、これ以上の相手は現れないと
その後何年も思い出す相手になるんじゃないのかな。恋愛は複雑ですね。お二人の演技が自然でとても良かったです。
感動のラスト!じゃなかった
有村架純演じる絹ちゃんと、菅田将暉演じる麦くんの恋物語。
燃えるような恋をしてラブラブな時期を過ごし、だんだんすれ違ってきて別れて、運命的な再会をしてまた付き合ったり結婚したりする王道のパターンかと思って鑑賞したが違った。
まさかの別れて終了だった。再会したがお互い新しい恋人がおり、振り返ることもなかった。
感動のラストはなかった。
現代版東京ラブストーリー?
恋はドライフラワー?
坂元裕二のドラマは大好きだけれど、映画ではきっとうまく機能しないだろうと思いずっとウォッチリストに入ったままだったのを消化するべく鑑賞。
やっぱりダメだった。
本棚に置いてある本がほぼ一緒になるくらい趣味の合う男女の大学生が、どこにでもあるような出会い方をして付き合い、同棲し、別れるだけのお話。
分かる〜と共感する部分もたくさんあるけれど、そこから深い感慨に至るような坂元裕二らしいセリフや演出もなく、特別輝いたカップル生活を送るでもなく、それぞれが選んだ結末から新しい示唆がある訳でもなく、ただただ終わった。
冒頭のイヤフォン問題から最後のファミレスで始まる恋の萌芽まで、反復させることで対照的にみせて際立たせる演出は好きだけれど、それもテクニックに過ぎなくて物語の本質的な部分で新鮮さが足りない。
映画や小説などの作品名を具体的に出すことで2人のキャラクターイメージは伝わりやすいけれど、それは会話や感情表現で演出すれば良いし、それらの作品をしらない人には全く伝わらない。
同じようなサブカルをモチーフにした映画で「モテキ」や「明け方の若者たち」があるけれど、使われ方としてはそっちの方が効果的だった。
そもそも趣味嗜好が一致するだけの恋は続かない。
そのへんを描くのかなとおもったらそうでもなかった。
最大の違和感は、ラストで絹が麦との思い出を思い出しながらハヤシライスを食べていたけれど、新しい恋人と付き合っている時に別れた昔の男を思い出すことはない。というかもう上書きされて忘れている。
このあたり、完全に昔の男目線で愕然としてしまう。
ありきたりなカップルの4年間を過ごして別れただけで、いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうようなことはない。ミイラのように腐っても形は壊れずにずっと残り続けることもない。それは男だけだ。
文句ばっかり書いてきたけれど、麦の「パズドラしかやる気しないんだよ」には共感した人も多いのでは。
仕事で疲れて帰るとスマホゲームで手軽な快感ばかり求めてしまう。考えながら読む小説や映画は心に余裕がないと楽しめない。あの辺の学生から社会人への変化が趣味嗜好への変化に繋がるあたりは本当に共感する。
あとは何より、「ベイビーわるきゅーれ2」をより楽しめるようになるのが本作最大の魅力。
タイトルなし(ネタバレ)
このタイトルから想像するに、都合の良い泣かせるための無理めな設定の映画なのかと思ったが、むしろこれまでの恋愛もののドラマティックな展開や価値観を否定するような、今時の背伸びしないリアリティにこだわった映画だった。
ハリウッド映画だったら不仲になっても何か出来事が起きて、結局最後は二人力を合わせてハッピーエンドになる。あるいは逆に寄りが戻ったと思ったらどちらかが事故に遭って悲しむなどの劇的な展開がある。そういう、これが映画だというような価値観がまかり通っていたが、そういう見せるためのストーリーづくりに一石を投じるという意味では、それなりの効果を得たのではないか。
ただし、夢はないが。
演技は自然体でとても良かった。
おもしろかったです。
恋愛ってし始めが一番楽しいんだよなー
ほんとに結婚してもずーっと楽しい存在だったらいいなと
二人がわかれるとき結婚しようとなったけど、絹のこともちゃんとみてよとおもった。
ファミレスのシーン泣いた
単なる恋愛映画ではありません(ネタバレ)
いやいや、素晴らしかったです。満足度120%!
いわゆる恋愛映画なのかな?と思って見てなかったけど、思ってたのと全然違いました。やっぱり会話劇です。さすが坂元先生という感じです。もっと早く見れば良かった。なんなら劇場で見れば良かったと思いました。このお話はお別れしないと成立しません。とても綺麗な別れ方でした。坂元先生的には最高の別れ方を見せたかったんだろうなという気がしました。そしてそして、別れたからこそ、最高の花束のような恋愛のままで終われたんだと思う。その辺はとても共感してしまって、私の場合は別れずに、結婚してしまったから、花束の恋愛にはならず、枯らしてしまったんだ。私もあのくらいの時に終わらせていれば、今の旦那さんとの恋愛も花束のような恋愛になっていたんだろうな、、、と思います。しかし、これは結婚して、今のこの状態だから言える事であって、恐らく今花束みたいな恋愛をしている最中の若者にはとても分かりづらいかもしれないです。
私もJAXA行った時にトートバック買っておけば良かったと思った(笑)そして、1番ツボなセリフはカラオケ屋さんじゃ無いよう見えるカラオケ屋さんでIT企業にみえる元ヤンキー達が集まってるってセリフが1番好きかな(笑)
ありきたり見えるかもしれないけどそれがいい
偶然の出会いから男女が恋人になり、そして共にするようになる。どこかありきたりのようなストーリーに思えるかもしれないけど、そのどこでもあるような世界ほどもっと大事しないといけない事を伝えてくれているんだなと思いました。
お互いが好きなものが一緒、嫌いなものが一緒。
そんな事、普通考えたらありえない事でもないのかもしれない。
全てが一緒とは、言えないけどどこかお互いに似てる部分があるからこそお互いをもっと自分のように大事にしようと思えるのかもしれない。
環境が変わって、自分の中で色んな変化が起きる。それが全ていいものでもないかもしれない。
だからこそ、今までそうであったと思う恋人とさえも違うのではないか?と疑問を抱いてしまう。
お互いに誠実で優しいからこそここまで傷ついてしまうのかと涙しました。
ストーリーも役者さんの演技も最高でした!
セリフは寒く、最後はえぐい
じゃんけん納得いかないだのあの2人のイヤホンはどうこうだの、自分だけは特別な感性を持ってる系の主人公たちが交わす寒すぎる長ったらしいセリフ。飛び交うサブカル固有名詞。ミイラ展…。自分の一番苦手なやつで、このゾワゾワ感もしや!?と思ったらやはり、めちゃくちゃ苦手なカルテットとか最高の何とかとかの監督だった。(何のドラマか忘れたがトイレットペーパーの花柄がどうのこうのという貧乏くさくてすっごく気持ち悪いセリフと雰囲気が忘れられない。)
なのでアマプラをやめてU-NEXTで倍速で観直した。実家の太さですれ違うと聞き、その実家の太さ細さがどんなもんなのか、すれ違うところがどうしても見たくて本当に頑張った。
まず、菅田将暉のアパートが古いのはあからさますぎるからこれは絶対フェイクのはずだと期待した。苦学生に憧れたおぼっちゃまの道楽だったのね…ひどい!という展開につなげるためだろう。
しかし次に架純の実家が出てきて特別綺麗じゃないけど貧乏でもなさそうで微妙な感じだ。対比としては弱いのでは?いや、これが問題にならないくらい将暉の実家が太いんだ…と花輪くんの家みたいな豪邸を期待してたら地方から出てきたお父さんはどう見てもそんな感じじゃない。適当な東北訛りに花火の寄付には笑わせてもらった。
そのあとで、え?もしかして架純の実家あれでも太いってこと?とわかりガッカリしながら、結婚式からのくだりは悲しかった。
なんというか菅田将暉の方が一貫して好きだよねと思った。
最後に彼氏彼女がいるのは気持ち悪いしエグかった。
お互い恋が始まる風ですれ違う程度でよかったのでは?
実家が太すぎ細すぎという対比を期待して観た自分には特にガッカリな映画だった。
色んな場面に自己投影してちょっと胸がギュッとなる
自分の過去の恋愛だけじゃなくて社会人なりたての時‥
あの時の始まりや終わり、葛藤や喜び、悲しみや挫折‥
色んな場面に自己投影して切なくなったり楽しめたり懐かしめたり‥!
個人的に女性の方が男より何歳も精神年齢が上で忍耐力も倍は違うと思っているから、同世代の男はどうしても幼いし拙い。
最後のファミレスのシーンも麦くんは「幸せの現状維持」という目標を忘れて自己都合の「今の生活の現状維持」に行くのは何ら悪い事ではないけど、麦くんの結婚しようの理由のセリフが酷すぎた。
でも、きっと麦くんも心の中では分かっている、あの年齢でまぁまぁのブラックそうな企業に勤めているなら自己洗脳するしかない。
「こういうもんだ」「俺は間違ってないまわりがおかしい」そんなふうに洗脳しないと自分が壊れちゃうんであろう、そこからでてきたプロポーズ?の洗脳中のセリフ。
それすらも聖母の様な包容力で分かっているであろう絹ちゃんが「家族ならいいのかもしれないね」‥
ここで次のセリフは視聴者に想像させる「でも」なのか「じゃあ」なのか‥
のタイミングで若いカップルの登場シーン、あの時の最高に幸せな二人の想い出を思い出した二人は同情や洗脳が解け、元々の二人の感情に戻った上で「家族にならない」選択肢をする‥
そして冒頭のシーンに繋がるけども、
振り返らず見えない手を振るシーンでは「幸せに」なのか「またね」なのか「じゃあね」なのか‥その後のお互いのセリフ‥
何となくよりが戻るかも知れない可能性を含めたエンディング‥お見事でした、いい作品を作ってくれたみなさん、ありがとう!
坂元裕二全開
序盤から坂元裕二らしい特徴的なセリフ回しが面白い。もはやくどすぎるレベル。
中盤からは関係性が悪化していきながらも、ラストは前向きな内容ですごかった。
「二人が別れる」ということはわかっていたものの、それでも暗くさせずに、辛気臭くもさせない新しい失恋もののように感じた。
社会に飼い慣らされた元夢見る彼氏と自分軸で成長する彼女の話
大学生〜フリーター〜就活〜社会人までの恋愛模様を描いた作品。
趣味や好きな物が一緒だった事から付き合いだした2人。
環境が変わる時に成長の方向性が違うと歯車が噛み合わなくなりチームとして機能しなくなる。
若さゆえの独りよがりで彼氏が彼女を無視してしまったことにより、二人で進んでいた同じレールから知らずしらずと彼氏が脱線してしまったような印象。
出会いのドキドキ
ロケーションの良い素敵なお部屋での新生活のワクワク
などなど、疑似体験をさせて頂け昔の甘酸っぱい気持ちなどを思い出せる映画でした。
一緒にいることがゴールじゃない。そもそもゴールなんてない。
鑑賞後の気持ち
幸せなハッピーエンドは諦めろ。って恋愛映画を観るたびに言われている気がする。
今実際、好きな人がいて、その人と一緒にいると超幸せで、だからずっと一緒にいたい。って思うから、こういう別れの映画を観ると悲しいというかなんというかになる。
鑑賞後の心の変化
一緒にいられればそれでいい
とはならなくなった。
一緒にいて、お互い幸せなことが必須条件
鑑賞後の行動の変化
彼女に別れを切り出されるかもという根拠のない不安を抱えなくていいのかもって思えるようになった
好きなシーン
女の子に花の名前を教えられるとっていうシーン
憧れのルーフバルコニー
嫌いなシーン
ないかな
同棲を経験したことのある人にこそささる作品
まさにタイトル通り、花束のように美しく、儚く枯れてしまう。そんな恋を見守る映画でした。
「恋をした」というタイトルから過去形なので、何となく察しはつくが、やはり従来の恋愛映画とは違い、最後には別れてしまう。
一見バッドエンドに見えるが全然後味は悪くない。むしろ別れをハッピーエンドにまで昇華させていて温かい気持ちになりました。
ただ個人的には、最後の別れたあとの3ヶ月間を見る限り結婚しても上手く行ったんじゃない?と麦くん寄りの考えになってしまいます。別パターンのエンディングも見てみたかった。
しかし、ハッピーエンドにしてしまっていたら作品的には普通の映画に成り下がっていたと思うので、これで正解なのだと思う。
個人的に大好きで特に印象に残っているシーンが付き合っていた当時の姿がストリートビューに写っていたラストシーン。小説版から引用すると
「ストリートビューの画面に、多摩川べりの歩道を花束とトイレットペーパーを持って歩く男女の姿が映り込んでいる。顔にボカシが入っているが、間違いなく麦と絹だった。
「バロン! 見てこれ」
麦は嬉しくて、バロンを PC画面の前に抱き上げた。六年前の学生時代の興奮よりも、二度目の奇跡はじんわり温かい。
「ハハハ、すごいねー」
笑いながら画面をずっと見ていた。画像の中の麦と絹は永遠にあの時間の中に静止したまま、よく晴れた多摩川べりの歩道で仲良く手をつなぎ、顔を見合わせている。ボカシで見えないが、きっと笑顔だ。」
—『ノベライズ 花束みたいな恋をした』坂元 裕二, 黒住 光著
この終わり方が繊細で美しすぎて大好きな作品になった。
麦と絹の思い出の中では花束の1番綺麗な瞬間の記憶のままなのだろうなと勝手に想像している。
別れても尚、お互いを思いやりあっている2人を見て、本当にいい恋をしていたんだなと少し羨ましいとも思いました。
少し含みのある終わり方だったので、続編を期待しています!30歳になった絹と麦が見たい、、
映画を見た人は小説版もぜひ読んでみて欲しいです。映画より繊細に詳しく心情が表現されているので、物語の世界観により深く浸れます。
坂元裕二×土井裕泰で見ると肩透かし
恋の終わり方として新境地と言えなくもないけど、むしろ(なんで別れた?)という感じ。
作品としての前後はわからないけれど、有村架純と菅田将暉が出演という意味ではドラマ『コントが始まる』も夢を追う若者の行く末という点ではさほど変わらない。夢にフォーカスを当てるか、恋にフォーカスを当てるかの違い程度。
ざっくりとこの系統でより良い作品は『ちょっと思い出しただけ』とか『劇場』を挙げることができると思う。
あと、タイトル花束みたいな恋をしたの花束みたいは何をもって花束なのか最後まで分からずじまいだった。
同棲から結婚へのタイミング
誰もが言う「出会った頃の付き合いはじめが一番楽しいよね」
同棲を4年もしてると結婚するタイミング逃してる気がする。籍は入れずに同居する…コレって内縁関係だから。
でも内縁関係は一番近い他人なんだよねぇ。
どちらかに好きな人が出来て同棲解消ではないから別れた後も部屋が見つかるまで一緒にいられたのでしょう。
まぁお互いの価値観が違って来たら「現状維持」は苦しいよね。
普通の友達だって価値観が違うのは一緒に居て楽しくないから会いたくなくなるもんね。
けど、自分の中の根底にある価値観が相手の中にもあるならきっと上手くやっていけるんじゃないかと私は思う。
もう一度この映画を見返してみた。
もしかしたらこの2人また偶然街でバッタリ再会して寄りが戻って結婚したりして⁈
そんな可能性も考えてみた。
何時迄も輝いてる
終わったから何時迄も輝いて見える。
ずっと続いていたら、輝いていた過去すら
輝きを失うのかもしれない。
無くしてしまったからこそ、何時迄も心に残る。
ラブストーリーもたまには良いね。
キュンキュンしたよ。
花束ね、、
新鮮さが必要、ね。
ずっと、フレッシュな感じあったけどな。
お互いに気を遣って。
喧嘩にならないように思いやってて。
絹ちゃんはあんなに笑顔になれる相手はいないんじゃないの?自分も女だけど、女心は難しい、、
ストーリー的には少女漫画すぎ。有り得ないでしょ〜ってこと満載だったけど、(仕送り5万にワンカット1000円であんなに広い部屋、素敵すぎる家具。)
また数年後、麦くんも仕事落ち着いて、、
2人がやりたい事できるようになってから
またくっついててほしい。
羨ましさと、懐かしい雰囲気を感じれた、ゆったりみれる映画でした。
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