花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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ほかほか
胸糞悪い終わり方だと勘違いしてたから、ほかほかエンドで嬉しい気持ちになった。 2人の浸っているカルチャーにあんま馴染みなくて、内輪ノリが気持ち悪いなと思った。そのカルチャーを知らない人を疎外するようなかんじ、。でも好きな人と一緒にいる時ってそんな空気感が大切な気がする。独占できる領域を持つみたいな。ただ同じものが好きってだけで共通言語が生まれて絆強くなるの不思議だよなぁ。 2人の関係がギクシャクしていくところ、心がギュウとなるくらい、上手く関係を維持しようとして相手のことを思って取り繕ってるのが、むずむずした。 働く人間になることで、パズドラしかできなくなるのとか自己啓発本読んじゃうのとか、好きなことを忘れていくのとか、それが働く責任てことなのかなあ。
共通項
展開や雰囲気がものすごく好きな作品でした。 やっぱ付きあってる時、特に付きあいたてがものすごく楽しいんだなと思い出させてくれた感はあります。 あんだけ話が合ってもうまくいかなくなることがある思うと、何が正しくて何が悪いかを考える方がバカバカしく、それならいっそ前向きにだけ生きようと思いました。
それぞれの花束
花束みたいな恋でした。この作品を観た人はそれぞれ「花束」の意味をどう考えるんだろうか。 パーソナルな部分をクローズアップする事で普遍性を獲得しているタイプの作品だから、出てくる固有名詞が分からなくても抽象化して鑑賞できるから大丈夫。 出てくる固有名詞を知ってる事で作品の楽しさが左右されるつくりにするのは割と簡単で安直だけどそうじゃない作りにしてるは偉い。 花束みたいな恋が現在進行中の人、終わってしまった人、何周かしてる人、まだの人、次の段階に行ってる人、それぞれどう受け止めたのか話してみたくなる作品でした。
ネトフリから観ました!
YouTubeやTikTokではない、芸術という古典的な趣味を大切にしている2人のお話。 個人的に、誰にでも起こりうるすれ違いが上手く描かれていて、プラスして映画ならではのファンタジー要素というか夢要素が上手く組み込まれてて良かった。 見始めは羞恥心を感じてしまってまともに見れなかったけど、忙しいながらも趣味を大切にしている人と、忙しいから趣味は後回しの人の違いが見れて面白かった。
万人が経験してそうでしてなくて憧れちゃうみたいな恋愛を一本の映画に...
万人が経験してそうでしてなくて憧れちゃうみたいな恋愛を一本の映画にできちゃう坂元裕二すごすぎないか。 彼女とよく聴いてたきのこ帝国。彼女はきのこ帝国のこと元彼から教えてもらったという事実が映画中に発覚してちょっと喧嘩したからこの映画ちょっと嫌いになった。
ラブストーリー苦手な人も大丈夫
いままで何となく避けて見てなかったけど、想像よりも見やすかった 誰もが経験のあるような、あぁ、分かる。。ってシーンが多くて、胸キュンラブストーリーが苦手な人でも見れると思う しんどいって思うか、しみじみするか分かれそう
坂元さんが描く若者のリアルな恋愛
趣味がぴったりな男女がたまたま会って 恋愛に発展する話。 いやあやっぱり坂元さんの脚本はいいですね。 リアルなセリフ回し、 固有名詞の連続による共感度の高さ、 サブカルコンテンツの豊富さ、 くすりとくる笑いどころなどなど 観てて心地よいんですよねえ。 描くのは男女のすれ違いなので、 カップルにはおすすめできないです。 すれ違いというか、 思いやりがないというか、 時間の経過だから仕方ないというか 誰が悪いわけでもない感じ。 とにかくリアルな描写が続くので、 「あ、確かにこういうときあるかも、、」 と相手に思い、観終わるころには別れてるかも! 終盤のファミレスのシーンはよかったですねえ ちょっとやりすぎなくらいの演出でしたが。 あの頃の2人はとても綺麗だった、 でもあの頃の2人には戻れない。 咲いたあとは枯れていくだけの花のようですね タイトルがそれを指してるかは、知らんけど。 個人的には「じゃあ」に関するシーンが グサっと来ました。よく言ってるかもなあ、、
賞味期限あります
劇中で「恋愛はナマモノ」というセリフがありましたが、本当それです。恋愛には賞味期限があります。 麦くんも絹ちゃんも、実は自分の好きなものを共有する相手が欲しかっただけです。自分を認めて欲しい、自分を満たして欲しい、自分を愛して欲しい。恋愛の本質は「自己愛」だということ。自己愛だから、時間と共にエゴのぶつかり合いになってしまってました。私も若い時にこの事に気がついていれば、もっと色々と楽だったかも。 40歳を過ぎたら、異性に対して、はっとしたり、ときめいたり、ワクワクしたりすることが少なくなりました。ひとりが楽しくなる。だから、付き合う云云の前に、異性への興味、人間への興味にも賞味期限があります。 そう、恋愛だけではなく、人生にも賞味期限があるんですよね。好きなことや興味、やる気があるだけ、花×100(花束)なんですよ。
なめてた…凄い泣いた(笑)
今日が楽しかったからそう思うだけ…まさにその通りだなと、自分で決断したものの楽しかった事ばかり思い出して後悔しそうになってたから刺さりまくって凄い泣いた(笑) いい歳して恋愛映画なんてと思ってたから久しぶりに見たけど見て良かった…自分の決断は間違いじゃなかったよ!と思わせてくれる映画でした。
番う、ことの理由
最低のプロポーズ 好きになった理由がある それだけじゃ、ずっと一緒にいられない? 結婚しなくても 生きやすい世の中になって ずっと一緒にいることの理由が 減っていく。 この年になると想う 長く つがうことで 生まれるものもある でも、はなれても 心の中に 宝石のように 花束のように そんな恋ができた幸せ
共通する何かを見つけたり偶然が重なったりすると距離があっという間に...
共通する何かを見つけたり偶然が重なったりすると距離があっという間に縮まって、でもその興味が薄れたりすれ違ったりしまうとあっという間に距離が遠くなる、なんかSNSの友達っぽい。でも共有する物がズレても距離が遠くならず長く一緒にいられるひともいる、その差は何だ?とか思ったり。2人の出会いのシーンは可愛くて好き。
ホントに花束みたいな映画
邦画、ましてや恋愛映画にアレルギー持ちの自分が、映画館で鑑賞して「よかったなー」と思えた映画。最近、プライベートが単調なので再度自宅で鑑賞。 無駄のないシーン構成で、誰しもが自分の恋愛経験と重ねてしまう(なくても、錯覚させてしまう)映画なのではないでしょうか。 「花束みたいな」と形容し、恋愛が花開くとき、いつかは枯れてしまう恋愛を素晴らしい脚本・美術・演技で描写している。そんな花束みたいな映画をまた見ることができました。
刺さりすぎて死にそう
よくある悲劇的結末の恋愛物かと思ったら、身近にある失恋をしっかり描いた作品だった。 ちょっとサブカルに詳しい大学生というのが絶妙すぎて、出てくる本やゲームもリアルだった。 当初息がぴったりだった二人が就職と共にすれ違っていく様子も、もう戻れないと見ていて分かって胸が痛い。 最後は割といい感じに終わるので後味はそんなに悪くないのが救い。 本当にいい映画なのだが、痛いほどトラウマをえぐられたので二度と観ないかもしれない…
あの時の僕たち私たち
ありえないような奇跡の出会いで始まり ありふれた日常で時間が経過していく そして時間の経過がもたらす”変化”と向き合っていく 誰しもに平等に起こり、必然であり自然なことなだけに どこか人ごととは思えないような、 "あの時の僕たちや私たち"の話だと思わせてくれる大傑作 地に足のついた爽やかなラストも最高 冒頭のカフェのシーン イヤホンを片耳ずつ訳あって音楽を聴くカップルに対して、言及する"とある一言"が脳裏に焼き付いて離れません。 人生の格言として覚えておこうと思います とにかく一つ一つの場面について誰かと話したくなる映画 人によって感じるポイントは違えど、必ず”自分ごと”と感じてしまうような場面があるはず。 地続きの世界にあるような実在感のある本作。 ”あの時の君たちやあなたたち”の話でもあると思います。
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