花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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誰もが「あのとき」を思い出す映画
アラフォーながら、「あのとき大好きだったあの人とあの時間」を思い出すことができる作品でした。
大人になる過程で手放した様々な物事と、自分の幼さと向き合う貴重な時間になりました。
みんな、幸せで自分らしく過ごしているだろうか。
顔がイイ
こういう恋愛は、若い人だけの特権!
<映画のことば>
時間かけてさ。
長い間、一緒に生きて。
あの二人もいろいろあったけど、なんか今は仲のいい夫婦になったねって。
なんか、空気みたいな存在になったねって。
そういう二人になろうよ。
評論子のように歳がいってくると、この言葉の「重さ」「真実さ」というのは身に沁みるのですけれども。
若い人には、なかなか理解し難いものがあるかも知れません。
せっかく麦がこうまであからさまに自分の心情を吐露しても、絹の心には響かなかったようですけれども。
しかし、それは絹の「若さ」ゆえのことと理解しました。評論子は。
いえいえ、それが「いい」とか「悪い」とかいう、評価の問題でなく。
若い人たちの恋愛と、評論子に近いような年齢層の恋愛観みたいなものは違っていて当然とも思いますので。
ただ、本作のような恋愛は、若い人たちの、いわば「特権」であって、「年寄りは、こうはいかないなぁ。(涙)」とは思いました。
そんなこんなの感情が胸に迫る一本でもあり、佳作としての評価が適当と思います。
本作は、多くのレビュアーのみなさんが「有村架純の出色作」と評していることが気になって鑑賞した一本になります。
その点では、正にその通りで、評価子にも、これから(スクリーンの上で)彼女を観ていくことが楽しみになった一本でもあったことを、申し添えておきたいと思います。
(なお言えば、評論子が入っている映画サークルで、公開年の年間ベストテンにも選んでいた作品でしたけれども、残念ながら秀作とまでの評価は、評論子にはできませんでした。)
(追記)
本作の題名についてなのですけれども。
評論子は、疑いもなく「(記憶に長く残るような)花束みたいな(素敵な)恋をした」の意味に捉えていたのですけれども、レビュアーのみなさんのレビューを拝見すると、必ずしもそうとは限らないようにも思われます。
花束は、ふつう人に贈られるため(だけ?)に作られたものですし、切り花ですから枯れもするし…。
評論子のいちおうのレビューとしてまとめはしましたけれども。
そして、その意味合いは、絹と麦とでは、また違うのかも知れません。
おそらくは、レビュアーのみなさんが指摘しているとおりに、もっともっと多義的な解釈が可能なのでしょう。
その意味では、再観の機会が楽しみになった一本にもなりました。
(追記)
本作で絹と麦とが最初に出会ったのは京王線の明大前駅ということですけれども。
大学生の当時には、評論子もよく利用した駅になります。
そう思って注意を払って見ていましたけれども、往時の面影はなかったようで、当時とは、かなりリニューアルされている印象でした。
機会があれば、また明大前駅にも訪れてみたいと思います。
5年は長い
刺さった
可もなく不可もなく
歳が歳なので恋愛系はあまり観ない。
恋は光はコメディと思ってるw
しかし、なぜに観る気になったのか・・・
それは、「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」。
メゾンマルジェラでビジュ爆発。
じゃぁ結婚しようよ!
で、ある。
(意味わからない方はベイビーわるきゅーれ2ベイビー
観てみてください)
で、感想ですが・・・
面白かった・・・・・・・かな?
観れなくはない。
有村架純好きや菅田将暉好きにはいいのではないか?
ストーリーが悪いわけでもないし
何が悪いわけではないがいまいちのめり込めない。
最後のファミレスもあれがあるから泣き所に
なるんだろうけど自分的にはくどく感じてしまった。
が、うるうるはしたwww
まあ、タイトル通りです。
可もなく不可もなくです。
花束みたいな恋とはどのような物か
ピンとこなっかった・・・・・
画が良い
ストーリーは何てことないごくごく普通の二人の恋愛物語で、サブカルがどうのとかはどうでもいい、こんな登場人物は現実世界にも全然いるし、ストーリーも全然ありふれてる。
現実にはもっと拗れたサブカル好きもいるし、もっとサムくて、恥ずかしい人たちもたくさんいる。
なので、特にぶっとんだサブカル好きでもなく、浮世離れしてるわけでもない、貧乏でも貧困でもなく、多くの人が経験するような出来事に対して、知的でもなく、示唆に富んだセリフや考え方をするわけでもなく、ただひたすらふつ〜〜〜の二人が、ひたすらふつ〜〜〜な恋愛をして、青春を過ごしただけなので、そりゃふつ〜〜〜につまらない。
小学生の夏休みの絵日記の方がドラマがあってぶっ飛んでいて面白いかもしれない。
どこが名作なんだよこれの。こんなどうでもいい内容で2回3回見たいと思わないだろ笑
ありふれた二人でありふれた恋愛ストーリーならそら共感度100%になるでしょ。
ただ、こってりとした色味のルックは好みでよかったし、有村架純は可愛かった。
早く観ればよかった
いやー、固定観念ってほんと
持っちゃダメだね。
タイトルから、スィートな
ラブストーリーだと思ってて
これまでチェックしなかったけど、
こんなにいいならもっと早く観ればよかった。
’
二人の口にのぼるサブカルも
長島有、穗村弘、スチャダラパー、
天竺鼠、押井守、今村夏子と
いい感じを突いてくるなぁと
思わず笑った。
’
僕は有村架純側のような男なので(笑)、
ずっとサブカルで生きてきた。
だから女性にはいつも
「地上から2センチ浮いてるみたいな
暮らしだね。いつまで続けるの?」って
苦笑いされてフラれてきた。
気が付くと64歳。
10代とやってることはなんにも
変わっていない。
怖っ。
’
そんな僕にとって、本作は
清涼飲料水みたいに喉元を
気持ちよく過ぎていく。
’
先入観をもっと捨てる。
ほんと、映画はいろんなことを教えてくれるねー。
よくもわるくも大人になってしまった
価値観の変化と成長
かなりリアル
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