花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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主演2人の好感度が評価を上げてるね^^;
auマンデー・・・ 2週目なので小さめのシアターに移行してましたが、6割くらい埋まっててビックリ! この世代の2トップがW主演って事で、外さないし好感度高く鑑賞出来ます。 ただ昭和の連絡手段の少ない時代ならボタンの掛け違いも多かったけど・・・ この時代にしては、仲違いする理由が気薄過ぎる。 学生から社会人となる5年間の出来事にしては、最初と最後の5年後の姿がね。。。 見た目も2人の相手も・・・・ もう少し社会人ぽい演出にしないと学生にしか見えず残念。 テレビサイズな内容ですし、チョッと高評価過ぎるかな!?って感じで・・・ PVとか30分くらいのショートムービーで収まる内容です。 同じような感じで40年ですが・・・ まぁ恋愛において大半は、男が子供って部分で非がある事が、多いように思う^^; *2021年からインスタにもこのレビューと同じHN『eigatama41』で、投稿開始( ^ω^ )! 映画好きの皆様〜作品談義等はそちらに宜しくお願いします。
未熟
本日前からずっと気になっていた「花束みたいな恋をした」を見てきました。 知人から感動した、悲しくも嬉しくもないなんとも言えない涙が出たと聞いて期待十分で見てきました。 感想は結論から言ってしまうと「悔しい」という感想が1番強かったです。その理由は正直一切共感できず甘泣きまでしか感情が到達しなかったことです。世間ではすごい泣けると言われている作品だけあって泣けない自分が悔しいと思いました。 感情移入ができなかった理由は花束みたいな恋をしたみたいな恋愛経験がないからだと思います。自分はまだ10代ということもあり理想だけしか見れていない恋愛経験しかしたことがなく、本作品のように理想と現実が交差する恋愛経験がないから感情移入ができず只呆然と見ていて最後のカフェのシーンでぐっと何か胸に刺さることしかなく、それも何か分からず複雑な気持ちで見終えました。 自分がまだまだ未熟な子供だと思わされました。今までどこか大人げた気でいた自分が恥ずかしかったです。 作品自体はとても素晴らしいものだと思います。菅田将暉さんと有村架純さんの芝居は自然そのままで2人のストーリーにずっと入って見れましたし、脚本家の坂元裕二さん、監督の土井裕秦さんも流石だなと思いました。 この作品を見てもっと色々なことを経験して人生をより充実させていきたいと思いました。 いつかまたこの作品をみて感情移入できるように、最後のカフェのシーンで胸にグッときたものが何だったのか知れるように。
余韻がすごい!
一度感想を文章にして、もう一度この場で感想を書こうとしているのだが、余韻がすごい。菅田将暉と有村架純のダブル主演はもちろんのこと、古川琴音や韓英恵、戸田恵子や小林薫といったキャストたちの存在感も大きかった。ストーリーは予告編であらかた把握していたつもりであったが、期待どおりあるいは期待以上に出会いの熱狂と別れの儚さをリアルに描いていたことで満足感が高まった。
一緒に観に行った人と語り合える素敵な恋愛映画。
★坂元裕二脚本。土井監督による 珠玉の恋愛映画。 解釈はいろいろあるかもしれないけど 切り花である花束。 生かすも殺すも本人次第。 「恋愛生存率」というブログを書いてたブロガーが自殺。 花束は、切り花であることからは逃れられないし・・ どんなに頑張っても永遠には存在できないから、いつか枯れるけど。 買って帰った時や、貰った時は最高の状態。 最高の状態からじわりじわりと『死』に向かっていくのが花束。 時間という流れにより、じわりじわりと知らないうちに少しづつ死んでいく。 その生存確率を維持するために、出来る限りの事はやるが、何が正解なのかはわからずに「死」に向かっていく。 そんな「恋愛」を描いた作品だと思いました。 怒涛の如く流れる言葉遊び、ニヤリとさせられる。 脳みそフル回転で、散りばめられた情報量を拾いながら、その世界観に気づいたらどっぷり浸かってる。 そんな感じの、坂元ワールドと土井ワールドのケミストリー。 いやぁ~心地いい映画でしたが。 自己ちゅうカップルが観ると別れかもね(笑)
じーんとなります。
ずーっと楽しみにしてた大好きな俳優さんが出る映画だったのでとても楽しみにしてました。 普通の学生ラブストーリーとかは、中々観ようと思いませんが、今回の映画は、予告を観て" あ、観たい"となりました。 偶然と言うか必然のような出会い お互いの共通点に惹かれ合い 2人の会話の一言一言がとても素敵で そして、とても自然で 心にすーっと入りました。 ずっと一緒って、 ずっと好きって、 口にするのは簡単だけど難しい事。 一緒にいる時間が長くなればなるほど難しい事。 自分の人生と、似た所もあって、共感して、 ちょっとドキッともして、 キュンってなったり、 ワクワクしたり、 最後の最後まで吸い込まれるように 観ていました。 気づけば涙がぽろぽろと、、 余韻に浸りながら家に帰りました。 きっとこの映画は、有村架純さんと菅田将暉さんの 2人の空気感が合ったからこその作品だと思います。 とても素敵な作品に出逢えたことに感謝します。 考えさせられることもあり、気づかされることもあり、 あっという間の時間でした。 有村架純さんがテレビで言ってた好きなシーンは? の信号待ち、実は押しボタン式。の所、私も好きです。 キュンキュンしました。
刹那的な恋愛を絶妙なバランスで描いた作品
朝からApple MusicでAwsome City Clubを聴いていた。その日の夕方、この映画を観に行き、まさか劇中歌でこの曲が流れるとは偶然にも程が過ぎた。他にも流れる劇中歌はとても良く、終わってすぐにプレイリストを落とした。 刹那的な恋愛の多幸感と切なさを、ちょっと煩わしく、でも愛おしく、描いていて、観終わってなお余韻が続く。私はこの話をハッピーエンドだと思っている。 とにかく主演の二人の実在感がすごかった。けれども圧倒的ファンタジーだった。ともすれば村上春樹の小説の実写化のようになってしまいそうな作品だが、絶妙なバランスでそちらに傾きすぎずに留まってくれたため、ノルウェーの森のような悪夢を見ずに済んで、胸を撫で下した。
あぁあれが最高の恋人、恋愛だったなぁって思い返すことは誰にもある物語への共感
『青春』と振り返って呼べる時代が誰しもあって、それはキラキラして眩い時間。 青いという言葉にあるように若い2人のその期間は社会や生活などの現実の猛威に脆くて短い。でもいつか振り返ってみて、あぁあれが最高の恋人、恋愛だったなぁって思い返すことは誰にもある物語への共感。そんな映像を文学的センスで交わった2人の言葉で味わい深く表現、展開するところにこの映画が映える。
趣味が合い、タイミングが合った普通の2人が恋をして、大人になってい...
趣味が合い、タイミングが合った普通の2人が恋をして、大人になっていき少しずつすれ違う‥ 夢を追う青年が現実に追われて、夢を見れなくなるのも、いわゆる普通の事。 最後まで普通の2人の恋だった。 ハッピーエンドやなくても、終わりを迎えても恋は恋。 最後が笑顔に楽しい想いでにできただけ「いい恋」やったと思う。 2人の話しが合うところや、同棲しだした辺りのウキウキ感は楽しかった!
リアリティーがあって良い。
予告編で描いていた印象を覆す良さ。 若い人の恋ってこういう感じで、就職ってこういう感じだったなと。 じっくり堪能できました。 ゲームはもちろん、今村夏子、長島有、トランクに入った「茄子の輝き」。 ビジネスとかけ離れた感じがある細かい演出には参りました。 ついでにいうと、上記の作家がビシビシ来る自分にとって、最後のファミレスの若者たちの会話に出てくる内容が全くピンとこないのもいい。よく考えられてます。 後味もいい。不細工だったら「人生の一番いい時を無駄にしちゃった」となるところだけどね。 美男美女はなんとかなるからね。 ただ、ああいう読書傾向もある男がストリートビューに大興奮はちょっと違う感じがしたかな。
脚本が良い
坂元裕二の脚本が飛びぬけて良い。 これまでの恋愛映画になかったようなリアル感がしみる。 多くの人が自分の経験に照らし合わせたりして、甘酸っぱい思い出にひたったりしただろう。 男女の間にケミストリーが働いて結びつくって、ホントに素敵なこと。 男として女としてセクシーで魅力的であるって、とても重要。
これがリアルな恋愛だと思います。
共感できる箇所がいくつもあって、それなりに映画に入っていけました。 キラキラした青春恋愛映画ではないところがいい。 社会人になって日々リアルな現実の中で生きている人であれば、最低でもひとつふたつは共感箇所があると思います。 主演の2人もいい感じ。 特に菅田将暉ってうまいなぁって改めて感心してしまいました。 いい映画だと思います。
花束みたいな恋って、見た人がどう感じたかですよね?
僕は、こう解釈しました。 「花束みたいな」って、「たくさんの共通する同じ花がいっぱいあり、それが束になってるから「花束」すごく綺麗で美しいが、最後には、枯れてしまった。でも、素敵な花束だった。」 だから、「恋をした」過去形なんですね。 花束って、結局最後は枯れちゃうんですよね。だから、新しい花束をまた飾るんですかね? 今度はドライフラワーにしてほしいですね。 映画を見人にしかわからない、タイトルの面白さではないでしょうか? 最近のドラマや映画って、説明的なセリフが多いって思うんです。 実際の会話って、そんなセリフじみた会話ってないと思うんです。 この映画は、そんな無駄なセリフの無い、リアリティな会話でつづられた素敵な作品です。 菅田君の涙や架純ちゃんのふとした仕草で、十分伝わるんです。泣けるんです。 ファミレスのシーン、泣けました。 僕は好きだな、こんなラブストーリー。
恋愛映画の傑作
恋愛映画というと時間のある学生かニート・フリーターと相場は決まっているが、この映画は学生から始まりつつも、就職した2人のすれ違いを描くところが非常にリアル。 情熱の吐露も無く、淡々と進む印象だ。それでも、お互いのモノローグが交互に入れられ、最初は阿吽の呼吸だった2人の間に微妙な距離感が出来ていく様を、非常に丁寧に丹念に描いていく。 楽しかったから今日こそ別れようという2人。別れ話をファミレスでする2人のすぐ近くには、かつての自分たちの様な恋の始まりを感じさせる大学生カップルが。幸せな2人の軌跡を思い出しながら、若い2人の幸せを願いながら、それでもハッピーエンドにならなかった痛みを感じる。これは切ないですね😭 これは凄い作品だったけど、恋の始まりで観れるデートムービーでは無いですね。一人でじっくり味わって欲しい作品。
最大瞬間風速
ナレーションベースで進む物語がマッチしていた。 価値観があったり、好きなものことがドンピシャにハマる、 奇跡的な出会いが偶然あったりする。 だけどそういう恋愛はそこが最大瞬間風速であり、 人を知ったり成長していくにつれ収まっていくものだと思う。 花束もそうで、それを貰った時は飛び跳ねるほど喜ぶが結果邪魔になったりしてあの時あんなに喜んだのになと思うことがある。 そんな花束みたいな恋を見事に映像化した良作だと思う。 有村架純と菅田将暉なリアルな演技に魅入ってしまった。
普通の恋愛の話だけど
菅田将暉と有村架純、どちらも好きな方だけど2人の恋愛映画というだけでは観なかったかも。 脚本が坂元裕二さんだったので、これはただの恋愛モノではないと思い映画館で観ることに。 坂元裕二さんのドラマ『最高の離婚』や『カルテット』は、登場人物たちのセリフが絶妙で大好きでした。 心の端っこの方でもやもやしてたものを掬い取ってくれるようで、何度もグッときたり共感して涙したりしましたが、今作も期待通りだった! 気が合う人と出会って付き合って何となく合わなくなって別れる。 ただそれだけのことで、特別な事件があるわけじゃ無いけど2人の5年間の間に起こる出来事、その時のお互いの気持ちの微妙な変化が細かいとこまで表現されていて、より2人に自分を重ねることが出来るのだと思います。 時代背景を表すのに実際の出来事や人物名なんかがちょこちょこ出てくるのも楽しかったです。 観てよかった1本になりました。
丁寧に描いている
登場人物が特別な存在ではなく、誰でも部分的にでも共感できる描写がたくさんあった。 20年前に大学生だった私にも、出てくるアイテムはスマホだったりブログとかはと違うけど、この年代だからこそ経験する感情は世代が変わっても変わらないなと思いました。 主演2人以外にも豪華な出演者なのにほんとにちょっとしか出てこない。 主演2人も他の人も自然で丁寧な演技で、音楽も映像も余計なものがない、フォーカスやテーマがぶれなくて不自然さもなくとても良い作品だと思います。
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