花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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花束みたいな恋をしていたと思っていたおじさんは実は鼻くそみたいな恋しかして来なかった?と思ってしまいました
共通する趣味や話題の多い二人は奇跡的な出会いを終電を逃すことでゲットする。押井守がカメオ出演。汚ならしいおじさんだったなぁ🙏 時間があって、体力もあって、朝まで6回できた頃が懐かしい。朝までやってる店は今と違ってそうそうなかったので、どちらかの家に上がり込むしかないもってゆき方はまさしく昭和だった。
今の若いカップルがこの映画を見て、ちょっとずつ冷め、ちょっとずつすれ違ってゆく状況がいずれ訪れた時、どう対処するのがいいのかヒントになったかなぁ? それとも、映画の先入観に支配されたまま、疑心暗鬼の罠に嵌まってゆくのか? そのカップルの経済力や知性や協調性によるのだろうけど。 ある場面から急な展開をみせる後半での菅田将暉(麦)と有村架純(絹)のセリフや演技がチクチクと刺さった。麦が物流会社に務め出してからの麦の変化の描かれ方や演じ方がやはり菅田将暉のうまいところ。予約してある土曜日の映画。先輩に誘われての出張の前乗り(前泊)の場面はファミレスでの男二人の夕食。名古屋の歓楽街での夜遊びじゃないのかい!と思ったオイラ。 自分の意にそわない労働であるが、凝り性で真面目な彼が仕事に忙殺されてゆくシーンがつらかった。つっかかっていく絹もうまくて、ますますつらくなりました。
でも、菅田将暉でなかったら、へなちょこ映画になっていたかも。
最後のほうでの清原果耶の器用も引き締めてくれました。
救いは焼そばパンと焼きおにぎり。
どちらも好物でして、映画を見た日のお昼はファミ○のコーヒーと焼そばパンでした。焼きおにぎりは備長炭の残り火が最高ですが、最近はアラジンのヒーターがめっちゃ旨いです。
多摩川堤通り沿いのマンションの眺めが羨ましかった。いいね、あのベランダ。たぶん、調布の上石原の近く。あの橋は渋滞すると渡るのにすごく時間かかるのよ。
Googleマップのストリートビューの話は面白かったけど、それで〆るとは?
それから、猫の引き取り手をじゃんけんで決めるシーン。「なんでパー出すのよ」「大人だから」。紙が石に勝つのが昔から疑問に思っていた二人の駆け引き? 脚本、細かいなぁ。
イヤホンのRとLの話ではじめるけど、その意図するところがちょっとよくわかりませんでした。
社会に出ることはお風呂に入ることと同じだと言う絹の母親の話のオチはなんでしたっけ?
共感は出来ます。
環境が変わっていくと、自分の考え方が変わるので、物や人に対しての気持ちが今までとは変わってきますよね。
今まで相性の良かった友人や恋人でも、自分が変わったことで、性格や考え方のズレが生じて、イライラすることもあります。
そうしてイライラが少しずつ募っていき、なんだか孤独な気分になるのです。
仕事でも恋愛でも嫌なことがあれば、そこから逃げていいと思います。
無理に頑張る必要はないです。
こうであるべきと思ってるのは、世間の目があるからそう思うだけです。
自分を助けるのは、いつでも自分だけです。
周りの目などは気にせず、自分の進みたい道へいって、何度も失敗して、それが自分の経験としてプラスになります。
人生において無駄なことはないです。無駄なことがあったからこそ、成功があるのだと思います。
電車に乗っていたら、じゃなくて、電車に揺られていたら、と言った。
さすがの坂元裕二。「最高の離婚」や「カルテット」を見ていた時と同じで、ああ、そうそうとか、わかるぅとか、そんな共感が詰め込まれた映画。趣味もあう、考えることも同じ。そりゃあ惹かれ合う。
「女の子にその花の名前を教わると、その花を見るたびにその子を思いだす。」それどこかで聞いたな。あれ、ドラマか?小説か?自分が言われた言葉だったか?
こんな言葉が引っかかってしまうと別れのサイン。この辺から二人のベクトルが違ってきた。この二人にしてもやはり恋愛と結婚は別物なのか。
「2014ブラジルW杯、ドイツに7点取られて負けたブラジル国民に比べたら、まだまだましだ。」そう、自分もそうやって誰かを慰めたよ。
いつか思い出すことがあっても、二人で過ごした楽しかった思い出は、ひとつひとつが彩り鮮やかな花。そんな思い出がたくさんある。まるで花束のように。
人生でこうゆうことあるよね。
すごい心が揺さぶられた映画でした。
こういうことあるよね。みたいな感じで何回も出ている人たちの気持ちや言葉の意味がわかる場面があり、すごく感情が揺さぶられました。
沢山の人の共感を呼んでいるのを見ると、こういう経験をしてる人はいっぱいいるんだな。と驚きました。
恋愛と結婚は全然違うし、何かを諦めて生きるか、それともそれに我慢できずに別の道をあゆむのか、その二つで戸惑うのが人間なんだなっと思いました。
恋愛感情が続かず、無くなっていくのは凄く寂しいけど、その時その時を大切に過ごすことがすごく大事なことなんだなって思わせてもらってとっても見て良かったです。
リアル感
恋愛映画でカップルの話であり、日常や時の流れがリアルだからこそ派手さは無くても親近感を感じた。自分は経験してなくても友達の日常を見ているような感覚だった。
私自身学生かつ舞台となっている地も知っているためよりリアルを感じたんだと思う。
テーマは恋愛だが、私は人の価値観とか知らぬ間に過ぎる時の流れの方が印象に残った。仕事や生活に対して色んな価値観があるし結局人次第だから正解は無いのだけれど私が就職活動を少し前に経験したからこそ、この映画で再び仕事などに対する価値観を考えるきっかけになった。時の流れに関しては気づいた時には学生の時のような純粋な気持ち、雰囲気は消えていくんだという現在学生の私にとっては恐怖があった。だが、その間に様々な苦しみがあっての絹と麦の二人だから置かれる環境や時間が色んな意味で中身の濃い人間になるのだなあと思った。
作品の内容がリアルだからこそこれからを考えるきっかけにもなり良い映画だと感じた。
この映画をつくった脚本家さんの話
花は一本では花束っていえません
某映画でいってました
そして花はやがて枯れてゆきます
花束みたいな恋をするのは罪なのでしょうか
この作品、サブカルオタクには
刺さる言葉がたくさん詰まってます
刺さる言葉がたくさん
そう、この作品『小説』なんです
あるいはTwitterのTLなんです
いちサブカルオタクとして感じた違和感が
「映画である必然性がない」ということでした
多分私にはこの脚本家さんが
合わないってだけだと思います
でも、自分が恋い焦がれたような映画が
つくれなくたって
「物語をつくっていたい」
「物語を愛していたい」
その脚本家の葛藤が
絹と麦という2人の恋人像に反映されているんだ
という印象を受けました
私もずっと物語を好きでいたい
こんなレビューの片隅で
できた作品に難くせ付けながらも
それでも物語と死ぬまで寄り添っていたい
そう思える作品でした
最後に、書き忘れていましたが
まだ観ていない人には是非みてほしい
純度100%の恋愛映画です
単なる「ラブストーリー」ではない
序盤こそ麦と絹の趣味や気が合いすぎて「そんなことあり得るか?」と思いながら観ていたが、
そんなことを忘れてしまうくらいには、付き合ってから別れるまでの心情の変化がリアルすぎて心に刺さりまくりだった。
付き合いたてのラブラブいちゃいちゃした感じ、お互いがお互いに気を遣いすぎて徐々にすれ違っていく様、でも別に嫌いになったわけではなく普通に過ごせてる感じ、昔を懐古してしまう場面が多々あってしんどくなった。
居酒屋で「じゃあこれはここで会うためのチケットだったってことですね」って言って気まずくなっちゃうシーン、ドライヤーのシーン、信号待ちのキスシーン…
キュンキュンニヤニヤできるラブストーリー要素ももちろんあったが、
どこかそれ以上のものがあり、「ラブストーリー」と括ってしまうにはもったいないと感じた。
最初はお揃いだったスニーカーがいつからか違う革靴になっていた描写が印象的で、
「始まりは、終わりの始まり」「恋愛はナマモノだから」等(もっと他にもあったが忘れてしまった)、なるほどなあ、そうだよなあ、と思わされるセリフがたくさんあった。
2人の言葉選びも面白く、麦の父に「ワンオクは聴くかい?」と聞かれて「聴けます」と答える場面は特に絹の性格が現れていてニヤッとしてしまった。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもない、
モヤモヤするわけでもスッキリするわけでもない、
でも自分の経験を思い出したり恋愛や結婚について考え直したり、なんとなく悶々としながら帰路につくような映画だった。
素晴らしい!
始まりは終わり、終わりは始まり。
終電を逃して始まった恋は、友人の結婚式で終わりを迎えようとした。
お互いに話をするために寄った思い出のファミレスにはいつもの席はなく、別れ話の傍らで昔の自分たちのような若い男女が辿々しくも会話を弾ませている。
自分たちだけの特別な恋は、自分たちだけのものではないこと。LとR。同じ時間を過ごしていても、お互い聞こえていた音楽は違っていたこと。
観終わってすぐは普通の恋愛映画だったように感じたが、日に日にのめり込むような魅力がある。
何度も思い返して楽しめる作品
楽しめるとタイトルで書きましたが、自分の恋愛と重なって辛く感じながら観ていました。
しかし、映画を観終わった後に友人と感想や考えを言い合ったり、身近で観ている人がいない場合はYouTubeでレビュー動画を見たりして、映画外でも作品に浸ることができました。
個人的には映画のパンフレットを買って良かったです。
花束みたいな恋をした
好き嫌いはありそう。私は好き
賛否両論あるし菅田将暉も有村架純も好きなので純粋に好奇心で見に行った。
普段は恋愛ものなんて映画館に見に行くことはまずない。
所々ナレーションで2人の想い、感じたこと、考えてることが語られるが後半に行くにつれてそれも少なくなっていった。どういう考えでこういうことをしてるの?どうしたいの?って分からなくなるのが2人の脆くなっていく感じと重なった。
偉いこというわけじゃないけど恋愛したことある人なら何かしら刺さることがある気がする。
私も本当に似たような恋愛したから刺さってしまったし。号泣とかは無かったけど。
個人的には私も音楽オタクなので色んな音楽ネタが入り込んでるのが良かった。サブカル好きな人には見てて楽しいんじゃないかな。
終わり方もさっぱりしてていいと思う。ほんとに好き嫌いは別れると思うけど、私は好きだったな。
これを見て別れるカップルはいずれ別れるふたりだったのでは。と思う。
少なくとも私は恋人を大切にしよう。と思えた。
恋の誕生と消滅
菅田将暉と有村架純ちゃん 一番いい演技だった
2回目の鑑賞ですが
菅田将暉と有村架純ちゃんに夢中になりながら見ていました
ストーリーはネタバレになりますので
良かったシーンを説明します
2015年の初めての出会いから
2016年 就活をしないで二人で過ごしたシーンも
2017年 初めての同居生活も
2018年 就活をして二人が仕事が決まった時も
2019年 二人が別れるときに回想シーンが出てきたところは感動しました
2020年 再開したけどお互いに別々の道を歩んで
物語は終わりました
また恋愛映画があれば絶対に見に行きたいと思います
川の側のマンションで好きな人と暮らした事が走馬灯のように思い出させ...
彩がギュッと詰まった時間
特に大きな出来事が起こるわけではないけど、
日常が、価値観が、関係が少しずつ変わっていく。
映画を観ている間は、ほんの少しだけ、
自分が2人の人生を歩んでいる気分になりました。
昨年大学を卒業し、
社会人として働き始めたばかりの私にとって、
とても身近に感じられるストーリーでした。
好きなことをして暮らしたい絹ちゃんと、
責任を持って働こうとする麦くん。
どっちの気持ちもわかるからこそ、
もどかしさでいっぱいになりました。
あえて絹ちゃんの目線になってみると、
家族から押し付けられて嫌だった価値観を、
今度は好きな人が持つようになってしまって、
一緒にいてもひとりぼっちな気がしてしまうんじゃないかなと。
最後のファミレスのシーンでは、
麦くんの変わりすぎた価値観(普通の家族生活=幸せな家庭)に、少しイラついてしまいました。
パン屋さんのシーンは、本当に心が痛くなりました。
そういうことじゃないんだよなぁ…って。
タイトルについて、いろんな捉え方があるけれど、
「花束=彩がギュッと詰まった時間」だと
個人的には思います。
幸せだった4年間が、枯れずに2人の中で思い出として生き続けていることが嬉しかったです。
最後に、なんといってもやはり、
菅田将暉さん、有村架純さん、
お二人の演技が素晴らしかったです!!
雰囲気映画かな…
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