花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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人生でこうゆうことあるよね。
すごい心が揺さぶられた映画でした。
こういうことあるよね。みたいな感じで何回も出ている人たちの気持ちや言葉の意味がわかる場面があり、すごく感情が揺さぶられました。
沢山の人の共感を呼んでいるのを見ると、こういう経験をしてる人はいっぱいいるんだな。と驚きました。
恋愛と結婚は全然違うし、何かを諦めて生きるか、それともそれに我慢できずに別の道をあゆむのか、その二つで戸惑うのが人間なんだなっと思いました。
恋愛感情が続かず、無くなっていくのは凄く寂しいけど、その時その時を大切に過ごすことがすごく大事なことなんだなって思わせてもらってとっても見て良かったです。
リアル感
恋愛映画でカップルの話であり、日常や時の流れがリアルだからこそ派手さは無くても親近感を感じた。自分は経験してなくても友達の日常を見ているような感覚だった。
私自身学生かつ舞台となっている地も知っているためよりリアルを感じたんだと思う。
テーマは恋愛だが、私は人の価値観とか知らぬ間に過ぎる時の流れの方が印象に残った。仕事や生活に対して色んな価値観があるし結局人次第だから正解は無いのだけれど私が就職活動を少し前に経験したからこそ、この映画で再び仕事などに対する価値観を考えるきっかけになった。時の流れに関しては気づいた時には学生の時のような純粋な気持ち、雰囲気は消えていくんだという現在学生の私にとっては恐怖があった。だが、その間に様々な苦しみがあっての絹と麦の二人だから置かれる環境や時間が色んな意味で中身の濃い人間になるのだなあと思った。
作品の内容がリアルだからこそこれからを考えるきっかけにもなり良い映画だと感じた。
この映画をつくった脚本家さんの話
花は一本では花束っていえません
某映画でいってました
そして花はやがて枯れてゆきます
花束みたいな恋をするのは罪なのでしょうか
この作品、サブカルオタクには
刺さる言葉がたくさん詰まってます
刺さる言葉がたくさん
そう、この作品『小説』なんです
あるいはTwitterのTLなんです
いちサブカルオタクとして感じた違和感が
「映画である必然性がない」ということでした
多分私にはこの脚本家さんが
合わないってだけだと思います
でも、自分が恋い焦がれたような映画が
つくれなくたって
「物語をつくっていたい」
「物語を愛していたい」
その脚本家の葛藤が
絹と麦という2人の恋人像に反映されているんだ
という印象を受けました
私もずっと物語を好きでいたい
こんなレビューの片隅で
できた作品に難くせ付けながらも
それでも物語と死ぬまで寄り添っていたい
そう思える作品でした
最後に、書き忘れていましたが
まだ観ていない人には是非みてほしい
純度100%の恋愛映画です
単なる「ラブストーリー」ではない
序盤こそ麦と絹の趣味や気が合いすぎて「そんなことあり得るか?」と思いながら観ていたが、
そんなことを忘れてしまうくらいには、付き合ってから別れるまでの心情の変化がリアルすぎて心に刺さりまくりだった。
付き合いたてのラブラブいちゃいちゃした感じ、お互いがお互いに気を遣いすぎて徐々にすれ違っていく様、でも別に嫌いになったわけではなく普通に過ごせてる感じ、昔を懐古してしまう場面が多々あってしんどくなった。
居酒屋で「じゃあこれはここで会うためのチケットだったってことですね」って言って気まずくなっちゃうシーン、ドライヤーのシーン、信号待ちのキスシーン…
キュンキュンニヤニヤできるラブストーリー要素ももちろんあったが、
どこかそれ以上のものがあり、「ラブストーリー」と括ってしまうにはもったいないと感じた。
最初はお揃いだったスニーカーがいつからか違う革靴になっていた描写が印象的で、
「始まりは、終わりの始まり」「恋愛はナマモノだから」等(もっと他にもあったが忘れてしまった)、なるほどなあ、そうだよなあ、と思わされるセリフがたくさんあった。
2人の言葉選びも面白く、麦の父に「ワンオクは聴くかい?」と聞かれて「聴けます」と答える場面は特に絹の性格が現れていてニヤッとしてしまった。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもない、
モヤモヤするわけでもスッキリするわけでもない、
でも自分の経験を思い出したり恋愛や結婚について考え直したり、なんとなく悶々としながら帰路につくような映画だった。
素晴らしい!
始まりは終わり、終わりは始まり。
終電を逃して始まった恋は、友人の結婚式で終わりを迎えようとした。
お互いに話をするために寄った思い出のファミレスにはいつもの席はなく、別れ話の傍らで昔の自分たちのような若い男女が辿々しくも会話を弾ませている。
自分たちだけの特別な恋は、自分たちだけのものではないこと。LとR。同じ時間を過ごしていても、お互い聞こえていた音楽は違っていたこと。
観終わってすぐは普通の恋愛映画だったように感じたが、日に日にのめり込むような魅力がある。
何度も思い返して楽しめる作品
楽しめるとタイトルで書きましたが、自分の恋愛と重なって辛く感じながら観ていました。
しかし、映画を観終わった後に友人と感想や考えを言い合ったり、身近で観ている人がいない場合はYouTubeでレビュー動画を見たりして、映画外でも作品に浸ることができました。
個人的には映画のパンフレットを買って良かったです。
花束みたいな恋をした
好き嫌いはありそう。私は好き
賛否両論あるし菅田将暉も有村架純も好きなので純粋に好奇心で見に行った。
普段は恋愛ものなんて映画館に見に行くことはまずない。
所々ナレーションで2人の想い、感じたこと、考えてることが語られるが後半に行くにつれてそれも少なくなっていった。どういう考えでこういうことをしてるの?どうしたいの?って分からなくなるのが2人の脆くなっていく感じと重なった。
偉いこというわけじゃないけど恋愛したことある人なら何かしら刺さることがある気がする。
私も本当に似たような恋愛したから刺さってしまったし。号泣とかは無かったけど。
個人的には私も音楽オタクなので色んな音楽ネタが入り込んでるのが良かった。サブカル好きな人には見てて楽しいんじゃないかな。
終わり方もさっぱりしてていいと思う。ほんとに好き嫌いは別れると思うけど、私は好きだったな。
これを見て別れるカップルはいずれ別れるふたりだったのでは。と思う。
少なくとも私は恋人を大切にしよう。と思えた。
恋の誕生と消滅
菅田将暉と有村架純ちゃん 一番いい演技だった
2回目の鑑賞ですが
菅田将暉と有村架純ちゃんに夢中になりながら見ていました
ストーリーはネタバレになりますので
良かったシーンを説明します
2015年の初めての出会いから
2016年 就活をしないで二人で過ごしたシーンも
2017年 初めての同居生活も
2018年 就活をして二人が仕事が決まった時も
2019年 二人が別れるときに回想シーンが出てきたところは感動しました
2020年 再開したけどお互いに別々の道を歩んで
物語は終わりました
また恋愛映画があれば絶対に見に行きたいと思います
川の側のマンションで好きな人と暮らした事が走馬灯のように思い出させ...
彩がギュッと詰まった時間
特に大きな出来事が起こるわけではないけど、
日常が、価値観が、関係が少しずつ変わっていく。
映画を観ている間は、ほんの少しだけ、
自分が2人の人生を歩んでいる気分になりました。
昨年大学を卒業し、
社会人として働き始めたばかりの私にとって、
とても身近に感じられるストーリーでした。
好きなことをして暮らしたい絹ちゃんと、
責任を持って働こうとする麦くん。
どっちの気持ちもわかるからこそ、
もどかしさでいっぱいになりました。
あえて絹ちゃんの目線になってみると、
家族から押し付けられて嫌だった価値観を、
今度は好きな人が持つようになってしまって、
一緒にいてもひとりぼっちな気がしてしまうんじゃないかなと。
最後のファミレスのシーンでは、
麦くんの変わりすぎた価値観(普通の家族生活=幸せな家庭)に、少しイラついてしまいました。
パン屋さんのシーンは、本当に心が痛くなりました。
そういうことじゃないんだよなぁ…って。
タイトルについて、いろんな捉え方があるけれど、
「花束=彩がギュッと詰まった時間」だと
個人的には思います。
幸せだった4年間が、枯れずに2人の中で思い出として生き続けていることが嬉しかったです。
最後に、なんといってもやはり、
菅田将暉さん、有村架純さん、
お二人の演技が素晴らしかったです!!
雰囲気映画かな…
年齢を超越した、普遍的ラブストーリー
館内はカップルや女性が多く可愛らしいタイトルも相まって、オッサンが一人で観るのにはいささか気が引けたものの、観終わった作品は素晴らしいものでした。
土井監督のいつもながらの奇をてらわない安定した演出はもちろん良かったのですが、今回は菅田将暉と有村架純の演技に負うもの大きかったのではないでしょうか?
ふと知り合った共通項の多い男女の学生時代から婚期までの年齢や環境による心の変化を繊細に演じ分け、また二人のやや野暮ったい容姿(ファンの方、すみません)がとても自然で、劇中の主人公の麦と絹が実在するカップルかのようにリアルに映り、まるで自分の青春時代の姿を見る様な既視感で、静かな作品ながらグイグイと物語の世界へと引っ張られてしまいました。
昨今のパートナーとの死別を描いた等の「お涙頂戴な恋愛映画」と違い、これは「恋愛映画」の形をしながら、人生の節々の選択を描いた人間ドラマです。だから、私のような年輩者、いや、そこを通り過ぎてきた年輩者の心にこそ、刺さる作品なのかも知れません。
もちろん、長い未来を控えた若い方の多くが、この映画を通じ人生の素晴らしさや、日々の大事さを感じて下さる事があれば良いのにな…と思います。
理想の破滅つらたん
私みたいな、ちょっとメンヘラ気味の良い人ぶった人間にとって理想の恋が…
そんな恋が破滅していくまでの道のりが描かれていて苦しい。
現代社会の風刺にもされていて、息苦しい世の中が浮き彫りにされて、それもまた苦しい…
若者の才能が日々削られていく日本て…
でもまぁ、なんだかんだ主人公の二人は運命なので、もう一回つきあってハッピーエンドになる未来も見える。
曲やら、本やら、漫画、ゲーム、、
好きが詰まった映画でした!
ありがとう😊
私普段から全くこう言った恋愛系のモノを見ないのですが、自分が見たい...
花束よりも野に咲く花を眺める方が、自分には合っているのかもしれないなぁ、なんて。そんな事を感じています。
予告を観て、お洒落な雰囲気の作品なのかと気になり
有村架純さんヒロイン作品だから観ておかなくてはと
そんな感じで観てきました。
「花束みたいな」
という位だから、きっと
華やかでお洒落な雰囲気の中で
素敵な恋愛が描かれるんだろうなぁ と
思って鑑賞開始。
エピソードひとつひとつは
都会で暮らす若い男女の出会いからの
一コマ一コマを切り取って軽妙なリズム感で描かれ
とてもいい感じで話が進むのです が
最後まで観て感じたのは、
「エンディングへの違和感」 でした。
同棲までしておきながら
何気ない一言に過剰に反応し
相手を気づかう事に疲れ
気づかいの言葉には心を閉ざし
…
そんな生活に嫌気がさし
別れることを選択した二人だと思うのです。
それなのに
それぞれ別の彼氏彼女をみつけて
上手くやっているというエンディング
う~ん
やはり 「違和感」 感じます。。
※違和感…というのもまた違うような気もしているのですが
上手い言葉が浮かびません…
たとえば
ラーメンが食べたくなって行列に並んだらクレープ屋さんだった とか
ハンググライダーで滑空し気分良く着地したら湿地帯の真ん中だった とか
浜辺美波ちゃんを観ようと映画を観たら、ゾンビ映画だった とか
↑ これは違うかも …汗
そんな感じです。
※「例え」になっているでしょうか…
決してつまらない作品ではなかったのですが
ラストシーンだけがどうにも合わなかった…。
そんな作品です。
◇
花束
「綺麗な物」との印象をもっていますが
この作品のこのタイトルには
「キレイだけど、後は枯れていくもの」 とか 「飾り物」
そんな意味が込められているのでしょうか?
そうだとしたら、
意外と奥が深い作品なのかも…。
三太郎
そういえば有村架純と菅田将暉 って
かぐや姫と鬼 ですか
やはり鬼はオニ嫁を大事にしなきゃ
◇
枯れたらお終いの「花束」よりは
野に咲く花の方が好きかなぁ と、しみじみ。
※ドライフラワーというのもありますけど…
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
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