花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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余韻に浸りたい
人類は皆似たようなことが起きているのではないか。少なくとも自分には身近に感じた。学生時代は好きなものに興味を惹かれ、心を動かされたものに素直に反応する。社会に出て、サラリーマンになると責任に追われ、忙殺される日々。いつの日か、好きな小説、映画に何も感じなくなり、隙間時間に死んだようにパズドラをして過ごす菅田将暉。そんな人たち大多数いるかもしれない。学生の頃には反応していた有村架純の会話に目も暮れなくなり、いつしか心が離れていく。有村架純のはっきり否定しないけど、スッキリしない表情や仕草に現実味を感じる。5年の時間を一緒に過ごした2人だが、最後の結末は。。日常を通して、自分の在り方、人生の過ごし方について考えたくなる作品です。一日中余韻に浸りたくなります。菅田将暉の演技上手いな〜としみじみ感じました。
すれ違いが切ない
このアプリ、レビューが後半の修正ができない。
良くある恋愛を丁寧に切り取った映画。
好きなものが一緒なのが多すぎて、若干気持ち悪いほどでした。
あまり喧嘩のシーンがなくて、すれ違っていく2人。
なんで、男は結婚したらうまく行くと思うの?
愛には責任と思う男。共感力が欲しい女。
女はだんだんと冷めていったんですよね。会話もないし。
セックスだって3ヶ月していないのに、急にしてきたところとか。ああ、もう別れるなぁと。
あるあるが彼氏繋がりの友達と別れてもまだ繋がる。
タトゥーの女友達とはまだ繋がっていくんでしょうね。
オダギリジョーが有村架純にいかなかったのがよかった。
浮気とかもしてなくピュアな2人なのもよかった。
有村架純の気持ちが盛大に分かりました。
終わり方はいい
菅田将暉と有村架純が好きで鑑賞。
大人になったからなのか所々うーん?と思うシーンが、
就活したくないから同棲?
好きなことを仕事にするのはだめ?
社会に出てからの麦くんがあんまり好きになれなかった、、、。
結婚式後の別れを切り出すまでの、出会った頃を思い出す演出はよかったー。
終わり方はきれいな理想的な終わり方でいいと思った!
レビュー見てから映画なんて見るもんじゃない。
誰しも経験するであろう物語
坂本裕二さんの脚本、監督が「罪の声」の土井監督という事で鑑賞。作品の舞台でもある調布の映画館で見たので、なんだか変な気分だった。観客は若い人から年配の方まで、女性の比率は高くほぼ満席だった。
年齢を経れば誰しもが経験するような恋愛あるあるを主人公二人の目線で追体験する。ただ今までの恋愛映画と異なるのは、楽しい時間を経た後のすれ違いまで描いている事。付き合ってから結婚に至れば自ずと体験する、セックスレスや些細なケンカ、一緒にいる事で当たり前になってしまう事柄を丁寧に描いていた。
嫌いではないし大切なのだけれど、付き合い始めのドキドキするような恋愛は得られない。彼らは別れる選択をした事でお互いに次へ進む事が出来た。
男女が乗り越える普遍的な試練を、この映画は提示していると思った。
自分の過去と重ねながら観られるのがヒットしている要因だと思った。
切ないけど
映画館は高校生で溢れていましたが、私には色々経た人にこそ響く映画だと感じました。
二人が出会って恋をして同棲して別れる話。ありきたりといえばありきたりなんだけど、胸に刺さるものがある。色々思い出したり考えたりして、辛い。笑 だけど最後は明るくあの頃を思い出しながら各々の道を進んでいっているところが爽やかで良い。有村架純ちゃんと猫かわいい。映像がとても綺麗で、二人で住んでる家もお洒落で、ほんと映画みたいな恋って感じ。
小さいすれ違いの描写が細かくて、絹ちゃんの好きがどんどんなくなっていってるなぁというのがものすごくわかる。最後ファミレスで気持ちが戻りかける菅田将暉の細かい演技に泣かされた。
どちらの気持ちも分かるし、何がダメだったとかではなく、この二人はいつかはうまく行かなかったんなぁと納得できる感じ。色んな所が「同じ」から始まった二人の片方が変わっていって「違う」ことが増えていくって、辛いしうまくいかないよね。変わることは悪いことじゃないし、色んな生き方があるから。
とはいいつつ、多分二人とも割と厄介な性格だからこの二人以外でうまく行くのか?とかお節介で思ってしまった。笑
身近にあるであろう恋愛物語
私は恋愛ものは映画ジャンルの中で最も嫌いですが、何かこの作品は惹かれたもので視聴。
ただ正直期待値が大きかっただけにそこまでという感じでした。
前半はもう笑みが自然と溢れてしまうような幸せな展開で、この後よく転ぶのか悪く転ぶのかワクワクしながら見ていましたが、最後は「かなり現実的だな」という印象でした。
どこにでもいるようなカップルの恋愛物語を、この主演2人が演じたから華があるんだろうなという感じです。
まぁあまりドラマチックすぎず、これはこれで良いかなとは思います。
全体を通してもそれなりに面白かったです。青春映画ですね。
とにかく菅田将暉はかっこよく、有村架純は可愛く、とても素晴らしい演技でした。
55点
映画評価:55点
1組のカップルの出会いから別れまでを描いた作品。
好きな事に意気投合し、
毎日、毎日、その相手の事が気になって
大して興味のない相手の趣味も
一生懸命話す姿を見ているだけで
何だか楽しくて
内容なんて二の次で。
気になる人と一緒だと
何でも楽しくって
そんな経験、
好きな人が出来たら
誰だってした事があるんではないだろうか?
そういう普通の恋の話し。
登場人物が少し美男美女で、
少しオシャレで、少し偏屈な趣味を共有している
それだけ。
でも、普通だからこそ
共感も想像もしやすかった。
ただ一緒にいる事が楽しかったから
一緒にいるのに
生活とか、習慣とか、環境とか、
時が経つ事に変わっていく。
不満はあるけど、
好きだから、一緒にいたいから、
お互いのために二人の時間を捨てる
同じ物を一緒に食べて
同じ曲を一緒に聞いて
同じ布団で一緒に寝て
その時間が無くなる
個々になる。
そりゃあ、
音楽はLとRで流れてくる音が違うから、
両方耳に入れて聞かないと
本質なんか分からない
でも、違うんだよ。
好きな人と音楽の本質を確かめたいんじゃない
一緒に同じのを共有したいだけなんだよ
共感なんて要らない
大切なのは共有なんだよ
それが出来なくなると
どんなに好き同士でも別れる。
二人が変わった訳でもないのに
自分自身の恋では気がつかない答えが
こうやって他人の普通の恋を通して気がつく
そういうもんなんだろう。
【2021.2.25鑑賞】
過去の恋愛の経験値で左右される
ザ・ラブストーリー
変わること変わらないこと。
おもしろい、おもしろくなかった。
泣けた、泣けなかった。
これは恋愛経験の差なのかな〜と、思いました。
すごく大好きな人と付き合って別れるという経験をした全人類に見てほしい。
最近長く付き合った彼氏と別れた女の友達と、最近初めて彼氏が出来た女の友達と、最近全く恋愛をしていない私、3人で観てきましたが、私と、最近彼氏と別れてしまった女の子はエンドロールにも嗚咽するぐらい大号泣でした。ですが最近彼氏が出来た女の子は、どこでそんなに泣くのかという感じでした。
学生の恋愛と社会人の恋愛、ガッツリ線引きされた気持ちになりました。
変わることも変わらないことも悪いことじゃない。
それを責めるのは違う。そうわかってはいるんですが……。という部分が個人的に切なかったです。
どこまでもリアルでした。
これを観て何も感じない人は、今村夏子さんのピクニックを読んでも何も感じない人だと思います。
ぜひ、劇場で!!!!!!
「私にとって押井守の好き嫌いは作品によります。」でも、多分2度観る事はないですね。
※しばらく、本編と関係ない話が続きます。
※途中からネタバレします。そのため、途中からは映画をご覧になってから読んでいただけると幸いです。
いやぁ、なんと言いますか。
私らしくないですね。w
正直、私は流行りものとかはあんまり乗り気で観に行くことってないんですよ。特に、私は洋画を観ることがほとんどなので、邦画となると尚「行こう!」となることは珍しいんですよ。アニメは結構行くんですけどね。あ、でも「鬼滅の刃」は結構時間が経ってから行きましたかね。
では、何故行ったか?
舞台が近所なんですよね。w
有村架純の最寄りが京王線飛田給駅なんですが、私の家からすぐ近くなんですよね。「自分の家の近くに有村架純が!?」と、今までに味わったことのない映画体験でしたね。ただ、菅田将暉と一緒になって、調布駅寄りの多摩川沿いに住み始めるので、有村架純との距離が遠ざかってしまいました。それが理由か、映画の展開が理由か、「菅田将暉、許さん!」と思ったり、思わなかったり。
ここまで読んでもらえれば、伝わってると思いますが、結構楽しみましたね。
「ヤクザと家族」を観たときに久々にレビューを書いたんですが、あの時は色んな事が脳裏を駆け巡って、物凄い疲労感に襲われましたからね。別に考えさせられる映画が嫌いとかじゃあないんですよ。でも、あの時考えて出した結論が、果たして自分の人生に重要な意味を持つのかというと、うーん、どうなんでしょうね。もっと他にいい時間の使い方があったような気がしなくもないといいますか。私事ですが、その時の疲労感と眠気で仕事中クラクラして仕様がなかったことを覚えていますね。仕事に支障をきたすぐらいなら寝るべきです。
「仕事は遊びじゃない。仕事は責任なんだよ。」
でも、なんでしょうね。あの時は不思議と「これは考えないとダメだ!」という衝動に襲われたんですよね。私はこういう時に「寝る」選択をする事が多い人間なんですよ。だから、荒削りながらも情熱を注いで一つの形を成した「読み物」を完成させたというのが、本当に初めてと言っていいぐらいのものだったんです(その前に「スキャンダル」という映画にも、一応感想を書いているんですがね。)。大げさかもしれないですが、私が作った功績として少し誇らしくもあります。だから、無駄ではなかった!と、思いたい...。結構時間かけましたからね。
「ヤクザと家族」のレビュー
https://eiga.com/movie/93189/review/02495367/
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では、ようやく本編の感想ですね。
ザックリ言うと、「前半楽しかった。後半長い。」という感じですかね。
あ、あと、CMで「誰もが涙する最高純度のラブストーリー」と謳っていたので、その点で言うと、「泣かなかった」ですね。少しも。
別に恋愛ものがダメとかじゃあないんですよね。その証拠として、怒ってる人が多い「ワンダーウーマン1984」で私は全編ほとんど涙目で笑ったり泣いたり忙しかったですからね。挙げ句の果ては、去年観た映画のベスト3に入れてますから。父にそれを話したら「マジか、ないな」って反応をされましたね(観てない人には、ダラダラと本当に申し訳ないと思います。)。
まず、良かったところですね。
私自身、映画や漫画が好きな人間なんで、知ってる作品が出てきて「わー!きゃー!」やってるのを観るのは楽しいものでしたね。特に、押井守が出てくるシーンは「わかるー!」って感じでした。私が映画をよく観るようになったのは大体4年ぐらい前からなんですけど、友達に「超いいよ!」って感じで「ショーシャンクの空に」を紹介された時は少し「いらっ」としましたね。別にダメって言いたいわけじゃあないんですよ。面白いと思いますよ。でも、なんというか、オタクの悪いところですね。
「うるせーよ!バーカ!俺は「クールハンドルーク」と「カッコーの巣の上で」の方が好きなんだよ!ぜってー見ねーからな!クソが!」
と、心の中ではこんな感じになってましたね。本当に良くないと思いますね。食わず嫌いで経験の幅を狭めてしまうとは。皆さんはこうなってはいけません。w
あと、社会人どものカラオケとか会話のいやーな感じの演出は、本当に嫌な感じで良かったですね。それとは対照的に、菅田将暉と有村架純カップルのカラオケシーンやデート中の会話は多幸感に溢れていましたね。二人できのこ帝国の「クロノスタシス」をデュエット。あれは、夢ですね。「クロノスタシス」には、かなり思い入れが個人的にありまして。私が初めてあの曲を聴いてハマったのは、忘れもしない国立大学の2次試験前夜でした。前日に前のりをして、ホテルに泊まって、サカナクションをYouTubeで聴いている時に、おすすめであったものを偶々聴いたんですよね。その後は、問題集の見直しも一切しないで、そればっかり聴いていました。無事合格できたからいいものの、今思い出すと恐ろしい。
きのこ帝国、早く活動を再開してほしいですね。
次に、ダメ、というか良くはなかったところですね。
この映画、「ダメ」ってのは正直ないですね。だから、星4と「ヤクザと家族」より高くしました。星5は、「私の好みかどうか」ってところになってくるので、星4は十分観ていいラインですね。あとは、本当に「好みかどうか」だと思います。
なので、特別気にならなければ、読むのはここまでで大丈夫です。
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※ネタバレします。
では、改めて、良くなかったところですね。
一つ目は、「主人公2人が、別れから何を得たのかが分からないこと」です。これは私の好みに依る所ですね。というのも、この「別れ」に涙するというのがポイントなのだとすると、それは達成されているわけです。まぁ私は泣いていないんですがね。w
ただ、私はその先が観たかったというのがありました。「別れの先に何を見いだせるのか?」、「別れることの意味はなんだったのか?」ということです。菅田将暉がわかりやすいので、彼に着目すると、彼は「絵を描くこと」が(おそらく)夢なんですよね。あわよくば職業にしたい人ですよね。で、別れの原因はザックリ言えば「彼が夢を失ってしまった」からなわけです。だとすると、彼はその夢に戻ってこなくてよかったのでしょうか?彼のように迷える子羊は、この映画を観て自分のこれからの指標にしたりするんじゃないでしょうか?ストリートビューに感動してる場合じゃあないんじゃないでしょうか?伏線回収としては綺麗なのかもしれませんが、キャラクターの成長は有耶無耶にしているように感じました。
二つ目は、「二極化」です。この作品では、「主人公たちの多幸感」と「ビジネスで成功した意識高い系への嫌悪感」が綺麗に二つに割れています。要は、「こんなにキッパリ分けてしまっていいのか?」ということです。私が思うに、この二つの「間」の人ってのが多いと思うのです。その両立の上手さは、個人差こそあるでしょうが、上手い人もいるでしょう。その上手いの例が、ファミレスの店員の女の子です。彼女は仕事の傍ら、ミュージシャンとしての活動を両立させることができていました。それは、勿論、才能による差もあるでしょうが。彼女に対して、菅田将暉は才能が開花しない絵師として描かれていましたね。これも二極化です。では、平均的な両立の上手さで才能も並の普通人間とはなんなのでしょう?これは、私が思うには「ある程度の妥協を許容する人」かと思います。例として微妙な所なのですが、「桐島、部活やめるってよ」の前田(神木隆之介)なんかがそれにあたると思います。彼は映画部でゾンビ映画を撮っていた訳ですが、自分が偉大な映画監督になるなんて事を心底信じていないんです。彼にとって映画を撮る事は、人生においての大きな意味ではなく、ささやかな自分が好きな映画と繋がる瞬間の幸福なための行為なのです。ディズニー映画の「ソウルフルワールド」でも確か言っていましたが、「生きがいは生きがいであって、生きる意味ではない」のです。この「自分の夢(生きがい)を通しつつ、現実と反りを合わせる」ことで得られる両立の先の幸福が、私はこの映画には必要だと思いました。
やはり、「一つ目」に立ち返る事にもなるのですが、主人公が自己を見直すことが必要だったと思いますね。現実を例に出すなら、大学生なんかだとSPIだの何だのと自己診断テストだのアンケートだのをやらされるわけですよ。正直、就活のために必要とかでかったるいという思いもあるわけですが、でも自身を見直す有力な存在でもあるわけです。あんまり嫌がらずに、(現実を)ちょっと見直してみましょう、という事かと思います(ブーメランが痛い。w)。
というわけで、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。では、また。
※追記(2021/03/26)
今日、久々にカラオケで、RADWIMPSの「ラストバージン」って曲を歌ったんですが、この曲って、この映画の話みたいだなぁと思いましたね。
京王線礼賛映画
最近の漫画原作の恋愛映画に触手がのびず、
この主演の二人に対する勝手なイメージから、どうせ似たような映画という先入観があったのですが、耳にした感想がその手の作品ではないということだったので、見に行きました。
なんというか。
あーわかるわかる、あたしの時はね、って自分の何十年も前の恋愛経験を、ついつい言いたくなってしまう映画。
映画の感想を書こうとして、自分の恋愛観をうっかり書きそうになる映画。
終わった恋愛を再考して、あれはあれでよかったのだ、と認めてあげたくなる映画。
でした。
他の人の感想で、最後のファミレスシーンで泣けたって話を目にしたけど、それはなかった。多分、当事者性はもう薄れてるからかな、とおもった。
結末がわかっているつくりながら、清々しいエンディング。お上手。お見事。
お互い幸せになれよー、何なら、また時間が解決して付き合ったら上手くいくんじゃね?と無粋なことも思ったり。
おもしろかったです。
坂元裕二さんさすがです。
坂元裕二さんの描く作品が大好きなので、
ファンからして大袈裟なレビューとなってしまったら申し訳ないのですが。
毎回素晴らしさに驚いてしまうのですが
日頃私たちが感じるような小さな小さな幸せや気づきやもやもやをこれでもかと言うほど詰め込んで、積み重ね、リアリティに溢れていて親しみがあり、
至って日常でありそうな物語を、日頃テレビで見る華やかな役者さんをあんなにもナチュラルで庶民的に溶け込ませてしまうのは坂元さんだからだと感じます。
違和感なく安心して作品に引き込まれていき、気付いたらラストの切なさに泣いてしまってました。
夢を観てるような幸せと、歳を重ねるにつれて避けられない切なさがあります。
若者麦君のプロポーズ、確かに理想的じゃないけど本当にリアルで、絹ちゃんを支える為に前へもがいていて。
どなたかのツイートで見たのですが、本当に死ぬほど仕事に追われると、テトリスとか、パズルゲームばかりしてしまうらしいです。そんなに頑張ってたんだよ。
絹ちゃん、勿体ないな〜
あんなお互い自分なようなふたりなんて、どこにもいないし
きっとまぁどこかでまた嫌でも会って、結局結ばれそう。
私はそう信じます笑 そうあって欲しい。
地味だったけど。
ライトな坂元裕二作品
坂元裕二のドラマのファンからすると、とてもライトに観れる内容のいい恋愛映画だと思います。
坂元さんが描く人物には嘘がないです。映画やドラマはほとんどフィクションなので、嘘は嘘なのですが、中の恋愛って単純にすれ違いからのハッピーエンドが多いですよね。実際のカップルは上手くいかないことだらけなのに。そんなリアルな部分を丁寧に描いてくれた作品なので、ある程度恋愛してきたアラサーは共感できる部分が多い気がします。
坂元さんが、二十台で付き合って別れない方がおかしいんだ!とインタビューでおっしゃってたのを見て、本当にその通りだなと笑ってしまいました。
異様な数の偶然が積み重なってる
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