花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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花束
序盤に2人の趣味や考え方があれだけ合致しててムギの本棚を見て自分の本棚じゃん!ってなったらもう運命を感じずにはいられないよね。その頃はきっとずっとこの人となら一緒にいられるかもって思ったからあんなすぐ同棲始めたのかな笑
正直私の人生とはかけ離れたような恋愛だったから恋愛映画としてはあまり共感することができなくて悔しかったけど、お互いの住んでる環境や社会が変わるとやっぱ昔のままではいられないから、他の人たちも言ってるけどだんだんと変化していく感じがリアルでそういうヒューマンドラマ?の視点から見るととても良かった。
最後のファミレスで話し合う場面では、感情にままにいるムギと冷静に現実的に考えるキヌとの違いがハッキリ出てて面白い
個人的にはキヌちゃん派だったなーお互い好きって感情がまだあってもあんな状態をずるずる引きずってくくらいなら、楽しかった思い出のまま大切に閉まっておきたい!
甘酸っぱい!!
伏線
友達の時の方が仲良いしよく喋ってた。
絹ちゃんのネイルの色の意味とか最後の「別れるから」って言ってる場面の2人の表情とか伏線はすごかったけど、別れてから3ヶ月仲良く一緒に暮らしてカフェで会ったら会釈もしないってどゆことwww友達に戻ったんじゃないのwww見えない所で手振ってたけど...
あんなに話すことがあった2人が最後は話そうって言わなきゃいけない状態が悲しくてすごくリアルでした。
純情な男子と、したたかな女子。
メインビジュアルで敬遠していたのですが、ランキング1位が気になって観てきました。
伏線が多いので、ややこしいですが、構成がけっこう作り込まれている(驚)
伏線が多いということは、様々な考察が飛び交うということ。
メインビジュで敬遠するものじゃない。
心底思いました。
ふと。
この作品、なんでわざわざ映画にしたんだろうと。
ですが、2015年〜2020年までのカルチャーをリアルに描くためのご苦労が、ラストのクレジットでビシバシと伝わってきました。
麦と絹、私はどのポジションかな…と考えたけど、麦かな。今は絹にもなりつつある。
あとは、これは復縁するカップルの話なのかなぁ、って中盤あたりから。
観終わった今も、実はずっと思っています……💐
脚本と主演2人の魅力が光ってました
若い人よりもむしろああいう恋愛をしてああいう別れを経験してきた大人の方が沁みる映画じゃないかな?
この作品の中にいつかの私、いつかの僕がいて、いくつか前の恋愛をこっそり思い出してしまう、、だからカップルで観るには不向きかもね。
「僕今オリンピックやってるんだよ」っていかにも代理店オヤジが言いそうな絹ちゃんパパの台詞や転職して“ソレ風”に変わった絹ちゃんメイクなどちょっとニンマリしてしまう業界ネタも多いけど、やはり坂元さんの脚本が秀逸!わかる、わかるわ〜ってなるんですよね。
出会った頃のサブカル固有名詞はやり過ぎと感じる人もいるでしょうけど私はとってもノレましたよ。
そしてこの映画の成功要因は何と言っても菅田将暉さんと有村架純さん!自然体のお二人の魅力が作品にピタッとはまっていましたね。素晴らしかったです。
花束みたいな恋、したなぁ〜遠い昔に。。
時間が経つほどにフラッシュバック
見終わってから時間が経つほど、心に染み込むこの切なさは何だろう。映画館では微笑ましく笑って観ていたのに。今になって二人の恋する胸の高鳴りや、別れの寂しさが湧いてくる。レビューを見たらかなりの温度差で好き嫌いが分かれる様ですが、私は好きです。
時間を忘れて話す二人、終電を逃して朝帰りした家、家族に挨拶もせず部屋に駆け込む絹、この幸せな時間を上書きされたくないって呟く(台詞違ったらごめんなさい)あのシーンはキュンキュンしました。
別れの経緯はありふれてるけど、今日が楽しい日だっから別れようと言う絹の気持ちとても分かります。こんな恋は時間の無駄ではないね。
映画の醍醐味がない現実的なストーリー
付き合って数ヶ月の彼女が見たいというので二人で映画館で鑑賞。
面白くもなく退屈でもない映画であった。
現実によくありそうな話で映画としての面白みを感じなかったが、人によっては共感できる部分があり面白く感じるのかもしれない。
映画の構成として、タイトルと冒頭シーンで2人が最終的に別れるかどうかがわかるが、個人的には最後までどうなるかわからない構成の方が楽しめた気がする。
そして、最終的に2人は別れる選択をするわけだが、あの程度のすれ違いを乗り越えられないのであれば、まぁ別れて良かったのではと思いました。
余談ですが、この映画を見た1週間後に彼女と別れました。その程度でした。
花束みたいな恋
とはどんなものかしら…と、見終えてずっと考えている。坂元裕二作品が好きで、見るまでに時間がかかってしまった。
私にももちろんこの2人のような恋をしたことがあり、それはジャックパーセルじゃなくシューレース付きのレペットから始まったり、終電後に部屋に上がって真っ先に本棚を見たり、タムくんに描いてもらったことはないけど展覧会には行ったとか、良かった思い出だけ幾らでも出てくるような気はする。
この2人みたいにきちんと見届けて、3ヶ月もしみじみ終わりを味わえる余裕は、いつも私には無いなとは思った。
確かに私たち一人ひとりは名も無い、花束の中の一輪に過ぎない花だと言える。花束が解かれて花瓶に生けられて隣の花が変わったり、解かれる前に萎れて枯れたりしている。
そこに見出される美しさは、些細な共通点や差異を愛でてときめくことから始まる。
花も恋も、美しいと感じる心が無ければ、美しいとは言われない。本当に美しいかどうかは、誰も知らないし、誰か1人が決定して世の中の通説になることでもない。
終わりまで笑顔で描かれた恋は美しかったけど、どこか恋自体の終わりとか、手の届かなさも描かれたような気がするのは、観る側の問題なのでしょうか(知るか)。
結婚と恋の決定的な相容れなさも逆説的に救いにもならなかった本作では、2人のその後を引き続き想像しながら共に生きるという、坂元作品の定番の楽しみ方はより有効かなと思いました。
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最後の一文への補足:
個人的には有村さんと菅田さんが上手すぎて理想すぎて、自由な妄想が難しいのですが。例えば松岡茉優さんとか、満島ひかりさんとか、高橋一生さんあたりだと、本人の個性と役柄の行動が混ざって謎の生き物として、勝手に歩いていってくれる気はするのですが、それがどういうことなのかは自分でもよく言葉になりません。。
有村さんと菅田さんのお芝居は好きです。全然違う役でも2人を見てみたい。
素敵な会話劇、触れられそうなほどの空気感
宝物みたいな作品
同棲を検討している彼と鑑賞した。一番最初の時期の二人で過ごせているだけで幸せな日常から、時が経つにつれて考え方のすれ違いまで、痛い程に共感できる部分が多かった。デートで見るべきでは無かったかも。笑
イヤホンもお揃いのスニーカーもピクニックも無くなっていって、麦くんが典型的な将来像を持つようになって、でも絹ちゃんはそれを望んではいなくて、、終盤のファミレスのシーンは辛くて見ていられなかった。
もう少し歳をとったら "ンなそこまでそっくりな状況ある訳ねぇだろ" なんて感じる様になるのかなぁ。。笑
久々に胸がいっぱいいっぱいになる作品だった。
観る人の状況によって評価が変わるのも納得
圧迫面接でそんな会社は辞退してしまえ と促すシーン等で「お互いを想いやれていない、二人の言動に共感できる部分は無かった」との感想もあるが、そうは思わなかった。
これから先何度も見返す事になる映画だと思う
皮肉と受け取った
「感動して泣いた!」という人もいれば、乾いた笑いで映画館を出る人もいる。
私は完全に後者だったので観客を巻き込んだ皮肉映画に感じた。
私自身も趣味でいうとサブカル寄りだか、サブカルな人種とは相容れないことがよくあり、あーこういう理由だったのかぁ...と。そしてそういう人達の恋愛はこーいうことかぁ...と。(少なからずこの映画内では)
妙な納得感と苛立ちとモヤモヤがぐるぐるして終始腕組みしながらじーっと見てしまった。
そうは言っても悲しいけど自分自身の人生もこの映画と大して変わらないのだろう。
タイトル含め平凡に見せかけて、いろんな面で新しいし友人と語れるいいエンタメ映画だった。
※たまたま見つけたレビューがまさにモヤモヤしてた気持ちを怒り3割り増しで代弁してくれていたので書くことがなくなってしまった...。
恋愛は人生の目的ではなくプロセスという視点で描かれている作品
大学生から社会に出るまでの男女の恋愛を描いた作品。出会いから同棲までは順調に見えた関係も、菅田将暉の演じる山音麦の就職をきっかけに徐々に歯車が狂い始める様子がリアルに描かれている。
恋愛は人生の目的ではなくプロセスであるという視点で描かれていたポイントが良かった。終盤に描かれている、お互いが新しいパートナーと共にいる場面で再開するも背を向かい合わせた状態で手を振って別れるシーンはお互いがそれぞれ成長していることが伺えるシーンだった。
別れるのにハッピーエンド
若者時代の想い出がいっぱい‼️
始まりは、終わりの始まり。
好きなものが同じとか、価値観が似ているとか、それはきっかけにしかすぎなくて。
特に、学生から社会人になる変化ってものすごく大きくて、その時期に出会って、変わってゆく、変わらざるを得ない環境の中で、形が変わっても好きでいること。好きの形を変えること。
それがなかなか難しい事だったりする。
変わらないものを大事にしたい絹ちゃんと、変わらなきゃいけないものを大事にせざるを得ない麦くんとの葛藤が見ていてとても辛かった。
どっちの気持ちも分かるし、どっちも大事なことだから。
全く同じ経験はないけれど、まるで自分を見ているような、そんな感覚で観れた映画。
恋の終わりを見たのだろうか、そんなセリフがあったけれど、もしこれをふたりにとっての恋の終わりと呼ぶならば、間違いなくハッピーエンド。
ネタバレ注意。良く言えば、現実的
序盤は夢に描くような恋愛ストーリーでしたが、中盤から段々納得いかない気持ちになる話へとなり、終盤も結局納得いかなくて、見終えた後は気分が落ち込みました。期待が大き過ぎてストーリーは単純でハッピーエンドではないし、納得のいかない終わりでした…
恋愛とは素敵だ
映画は、マーフィーの法則から始まった。(トーストが床に落ちてしまう時には、必ずバターを塗った面を下にして落ちる)
主人公二人は、「じゃんけんのルールは変。紙は石に勝つ、はおかしい。石は紙を軽々破るよ」 というところまで一致する相性のよさ。きっと、世の中全部を探したら、誰にも、ここまで気が合うというか、いろいろなことへの感じ方が一致する、同世代の異性が数人いるのだろう。残念ながら、俺はまだそういう人に会ったことはないのだけれど。この映画のように出会ったら、ほんとに楽しいだろうなあ。なにもかも、話があうんだもんね。
幸せは頂点で、それからは下がっていくだけ、という話だったわけだが、観劇後の感想はけっして悪くない。ふたりの幸せの描き方が気持ちよく伝わってきたからだろうし、そのすれ違いは 「そういうこともあるだろうな」 と思えることだったからだろう。
・・・「私たちのここまでの道のりは美しかった。あと一歩だった」・・・
追伸
映画館は、早稲田松竹、下高井戸シネマときましたね。学生だからお金ないから、ちゃんと名画座を抑えているってわけですね。楽しい!
シンゴジラ上映やパルコ閉店ってあの頃だったんだね、とミニ歴史的にも楽しかった。
静岡県のハンバーグチェーン店は 「さわやか」 だよね。近年、圧倒的な大人気を誇るこのチェーン店を、ここ30年静岡県を離れたきりの自分は、まだ経験していない。
おまけ
先輩の言うセリフ 「社会性とか協調性って、才能の敵だからさ」、なるほど、クリエイティブをめざす人たちはこんな風に考えるんだね・・・
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