「これをデートで見に来たカップルはどういう会話をして家路に着くのかずっと考えてしまって」花束みたいな恋をした sasakiさんの映画レビュー(感想・評価)
これをデートで見に来たカップルはどういう会話をして家路に着くのかずっと考えてしまって
恋の映画ですが
ボクはここまで恋する人に巡り会えたことが無いので
学生時代に趣味で知り合った友人は今となっては疎遠になってしまったが
今何してるだろうって、ふと思ってしまった。
しかしファミレスのシーンは泣かせ過ぎだ。あれはズルい。
あの思い起こさせるカップルが願望が起こした幻想なのか、わからないがとにかく
対比のエッジが効きすぎて心情をえぐってきました。
劇場で観たのですが
隣にカップルで観に来た二人がいたのですが、映画に申し訳ないが気になって仕方がなかった。
こんな恋を語る映画で
その恋路を金と仕事が障壁となっていく社会の歪みを感じるとは思わなかったし
荒みきった心持ちの中でもパズドラはその隙間を埋められるということが怖かったし
緊張的なシーンの中で面白いセリフだった。のが印象的でした。
協賛なのかな?とスタッフロール探してしまいました。
できればストロングゼロとかも合わせて言ってくれれば、さらに現代の荒みを象徴できたのでは
勝手に思ってしまいました。
タイトルにある花束ってなんだろうって考えながら劇場へ訪れたし
観劇後帰るときも考えた。
出会った時の夜の長さと終わっていく日々の短さ、数年の日々よりも長く感じたあの夜が
花束を受け取った時の高揚した時だったのかもしれない。
恋をしたことある人もない人も、何か心を焦がす映画だと思う。
ぜひある恋ない恋で身が焦げるうちに劇場で観て欲しい
あと猫が可愛い
コメントする