「気遣い」花束みたいな恋をした たっくんさんの映画レビュー(感想・評価)
気遣い
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この作品ではカップルの距離感を、苦しいまでもリアルに描いていると感じた。特に麦(菅田将暉)と絹(有村架純)の一見お互いを思いやるための気遣いは、時によりお互いの傷を深めあってしまってるように思えた。その瞬間はお互い違和感を感じる程度でも、それがたまれば一気に崩壊する。私もまだ若者ではあるが結婚の難しさそして尊さを見せつけられた気がする。
劇中特に印象に残ったシーン
ゲーム中の絹を気遣って麦がイヤホンを付けて仕事に向かい、逆にそれに気付いて絹がゲームをやめるこのシーンが微妙な距離の2人の空気感をうまく描いているなと感じた。
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