弥生、三月 君を愛した30年のレビュー・感想・評価
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※エンドロール後に少しだけあります
演出が気になったのと波瑠が好きなので鑑賞
物語としては物足りないと思ったがその時代時代での出来事や事柄が実際ともリンクするところがあり映画の中の話だけど実話とも思えて考えさせられるところもありました
個人的にはもう少し主演の二人以外の視点も欲しかったかなぁ
あとは主演の二人が高校生役から50歳くらいまでを演じてるが、さすがに実年齢との差か端正な顔立ちのせいか波瑠の女子高生役に少々違和感が・・・でも好きですけどね😁
俳優とキャラクターが合わない
全編通して個性を大事にしてほしい、というメッセージが勝ちすぎてしまってうるさかった。興ざめしてしまった。
個性の強いキャラクターが主人公であれば、個性の強い俳優さんにすべきでは。はるちゃん頑張っていたけど、なんだかかわいそうだった。
杉咲花ちゃんはちょい役だったけど、とても良かった。
人生について深く考えさせる話です。
自分の人生と重ね合わせて見ていました。あれほど波乱万丈ではありませんでしたが、人生というのは、本当にこの映画の通りだと思います。結局、初志を貫くというのが正解だったわけですね。いろいろあったけど、最後に二人は親友さくらの墓の前で、満開の桜の木の下で、さくらが好きだった歌を歌って結婚し、こどもが生まれて終わっています。生前のさくらが残してくれたカセットの言葉を聞いて、当事者だったらたまらないだろうなと思いました。二人の将来を予見しているような内容です。これがこの映画のテーマだったのではないでしょうか。構成もしっかりできていて素晴らしい作品だと思います。是非見てもらいたい作品だと思います。
ほんのちょっとのすれ違い
世代がほぼ一緒。J開幕前夜に学生時代を過ごした。
実体験からこう思う。「男女の友情って、成り立たない。絶対恋愛感情だ」
好きだった友達の結婚式、行くのが辛かった。
もう戻れないから、おっちゃんは恋愛映画大好きです。
難解
名脚本家、遊川和彦がメガホンをとった作品ですが、
一見、解りやすい作品に見えて、実はとても難解な内容。
3月に特化して30年を表現していく訳ですが、
表現しきれていない部分、
これ必要?!と思う部分、
それらは監督のセンスと意図するものなので、
そこが、難解と感じました。
311によって引き裂かれたもの、確かにたくさんあるけれど、
果たしてそれはこの作品に必要だったのかどうか。
私ならあの父親と母親との確執をもっと見たかった気がしますが、
前述の通り、それは監督の意図なので、
結論として、難解。としか。
波留さんの年齢によって走り方を変えた部分、お見事でした。
でも言うなら、加齢によってあんなに声は通らなくなるので、
それは惜しいなと。
弥生見た後にずっと心に残る映画だと思います しかもすごく泣けてきた...
弥生見た後にずっと心に残る映画だと思います
しかもすごく泣けてきた😭
私が見た中で1番感動した映画でした。
すごくおすすめします。
見て損はしないと思います。
30年の時間経過、その重み、尊さを感じさせる描写が足りなかった
同じ俳優に16歳から50歳まで演じさせるという
チャレンジなことをしているのだが、、、、、、、
やはり、ちょっと無理があった感。
それを補うような時代を感じさせるもの、
音楽やファッション、街の風景・建物、ニュース、世相などが
ほとんど描写されず、、、
カレンダーの日付だけで時代を説明するというのは
映画としては手抜きなのではなかろうか?
強いて言えば、通信手段が
公衆電話→PHSっぽいやつ→ケータイ→スマホ→LINE
に変わったくらいだが、、、。
特に残念だったのは、キーポイントになるサクラのお墓。
お墓そのものもだけど、あの場所からの風景、桜の木、
30年間ほとんど変わり映えしない。
ここが一番重要でしょうに、、、。
ストーリー展開としても微妙で、
高校卒業以来30年間ずーっとすれ違いまくってて会えなかった、
というわけでもなく、わりとちょくちょく会ってたりしてたので
互いに老け込んだ姿をみて驚き、涙ぐむということもなく、、、。
あまりにも淡々とダイジェスト気味に話が進んでいってしまい
30年の時間経過、その重み、その尊さ、
一緒に時を過ごせなかったことへの後悔と切なさ、
そういうのを感じられなかった。
透明感のある上質なラブストーリー
2人の男女の30年間を3月だけで描く透明感のある上質なラブストーリー。起承転結もしっかりしていて纏まりのある綺麗な作品で心が洗われました。主演を務める波瑠と成田凌、二人の素晴らしい演技に時間が経つもの忘れてスクリーンに吸い込まれた。すれ違う二人の心の葛藤もヒシヒシと伝わってきて両者に感情移入しました。ラストカットも抜群に良かった。
そして何と言っても、観ているこちらまで萎縮するような波瑠の迫力ある演技には圧倒されて度肝を抜かれた。ハリウッド女優を彷彿させるような美貌と演技力を備えている素晴らしい女優であり、彼女の凄さを実感しました。彼女の代表作に成り得る一本です。
2020-61
泣けたけど、もっと上手く作れたと思う
杉咲花のメッセージが素晴らしい。泣けました。あのメッセージが描けたのにこの程度の完成度になってしまったことに腹が立つ
登場人物たちのすれ違い。会えた会えないだけでなく、立場や仕事や気持ちが一致しないのがもどかしい。
前のエピソードとの繋がり。バスや桜の使い方が上手いと思いました
波留と成田凌がずっと同じ人物を演じていたが、違和感は無かった。
3月だけで話を作る。ラストの為には30年が必要なのは理解できる。映画で限られた時間でやるには1つ1つのエピソードが短いのが残念だった。もっと深くまで見たかった。
途中で過去の話になることも、わかりにくくする点。
連続ドラマのダイジェストを観た後、最終回をちゃんと観たような作りになっていることが非常にもったいない。エピソードの取捨選択や順番を変えることでもっと面白くなりそう
テンポが良い
すれ違い、その時あと一歩の勇気があれば2人の人生は劇的に変わっていたでしょう。
誰にでもそういう一瞬に覚えがあるから感情移入してしまうのでは?
3人がそれぞれ他の役者は考えられないほどのはまり役でした。
波瑠の凛とした佇まい、成田凌の弱さと強さを併せ持った演技、杉咲花の儚げな可憐さ。
各人の魅力を存分に引き出し、テンポ良くカレンダーをめくるかのような展開に引き込まれます。
ただテンポが良すぎて泣くタイミングを逸しました(笑)
ラストシーンの賛否は分かれるところですが、私はあれがベストだと思いました。
あれが無ければ観る者はこの後起こり得る現実の厳しさやご都合主義に思いを巡らし、
ストレスを感じたでしょうから。
エンドロール後のシーンは確かに余計でした。
半分、青いかよ!ってね。
波留さんか凄く良かった!
自分好みの作品で大満足!
弥生役の波瑠さん。
サンタ役の成田凌さん。
サクラ役の杉咲花さん。
皆さんとても良かった!
弥生やサンタが高校生から大人になるまでの3月に起きた様々な出来事のオムニバス的なストーリー。
時系列が入り乱れてるんだけど解りやすい展開。
弥生とサンタは学生時代から自分の気持ちを伝えられずそれぞれの人生を歩んで行くんだけど、病気で他界したサクラのカセットテープに込められたメッセージを切っ掛けに.........。
その時の時代を表現する新聞やカレンダー。ガラケーやスマホ。
時代の流れるを上手く表現している感じ。
サクラのお墓の前で出来る出来事。
バスを追いかけるシーン。
それらが繰り返し撮されるのにも意味があり、特にバスを追いかけるシーンはどれも良かったです。
杉咲花さんが前半しか出ていなかったけど、カセットテープのメッセージがめっちゃ良かったので不満はありませんでした。
あのメッセージは何度でも聴きたい(笑)
波留さん。高校生役も全く違和感無し。
弥生とサクラの友情が羨ましくなりました( ´∀`)
糸はいつ流れる
63本目。
予告を観た時から、涙感動の押し売りか?とは思ってたけど、実際に観るとそんな感じは否定的出来ない。
監督が監督だから、言葉をハッキリ伝えようと言うのは伝わってくる。
作品に震災が絡んでくると言葉にしにくいと言うのは自分の中にあるからなぁ。
自分の年とほぼ一緒位の設定、流れだけど流石に見た目に変化なさすぎかな。
髪の長さも変化ないし、今の技術を持ってすれば何とかのるとは思うんだけど。
二人でお墓参りする所は青空で撮って欲しかった。
曇り空じゃ桜が映えない。
二人の経緯を表せば、それでもいいかも知れないけど、なんかスッキリしない。
最後の教室が自分の中では、ちょっと違う気がしてならない。
作品の流れが変わった気がする。
「糸」がいつ流れるかと思ってたら、あれは別の作品か。
なんかお涙頂戴な感じだから、どっちがどっちか分からない。
追記
震災直後の携帯の画面に4G。
見間違えだったかな?
30年間は1日に始まり31日に終わる
30年間の長い恋愛を同じ配役で演じ続ける切なくも愛おしいラブストーリーです。私が48歳、1971年生まれでまさにこの世代なだけに予告編から注目していました。
30年間を描くのに、カセットテープ、昔の携帯電話が登場し大震災も織り込み、うまく描かれています。ストーリーも互いに別々の人生を歩んでいく中で、意識せずにはいられなくて、しかしうまくいかず、サクラのみずみずしいなまでのカセットテープの音声により二人は結ばれるという、なかなかの展開でした。過度なハッピーエンドにしなかったのも良かった。過去から現在まで順に時間を追って展開するのかと思いきや、過去に戻って不遇な事実を理由付け、少し戸惑うところもありましたがそれもうまいストーリーです。 予告編の音楽がもっと聴きたかった。
転んでも、ゆっくり立ち上がればいい。
大切な親友、想いを寄せる人、
そして、自分。
人生は色んな出来事に掻き分けられるけど、
自分の中のかけがえのないものは描き消されることなく、生きている。
そして、どんなに人生という道で転んでも、自分のペースで、ゆっくり立ち上がればいい。
そんなメッセージを感じました。
杉咲花の存在感
台詞回しや、演出などがすこしクサく感じてしまいました。映画を観ていると言うよりはドラマを見ているような笑
最後の歌唱シーンは果たして必要だったのか?
杉咲さんは序盤の短い出演でしたが、さすがの存在感。唯一泣いた場面は杉咲さん演じるサクラのレコーダーを流すシーンでした。
とっても声がやわらかくて素敵です。
脇役で出ているのが不思議だったのですが、遊川さんの監督と聞いて納得。お気に入りなのか?
素直に気持ちを伝えられたら・・・
真っ直ぐに生きていく3人。そこだけ光り輝いていたが人生は難しい。相手を想うからこそ遠回りしてしまった悲しい現実。
3月、弥生、
周りの人達に翻弄されつつも30年を費やしてお互いを手に入れる事ができて良かったと思えるエンディング。さくらの想いが二人に届いた瞬間です。
是非映画館で🎦
高校時代みたいに走れない
多感な頃に付き合ってた女の子のことは、なかなか忘れられない。
また会いたいとも思うが、ちょっと怖かったりもする。
岐路なんて人生の重要な局面ばかりじゃない。
きっと、大小、あちこちにあったんだろうなって思う。
後悔先に立たずとは云うけど、僕は、後悔はいっぱいしても良いんじゃないかと思う。
後悔はきっと先に立つから。
血液製剤や地震、津波の話が散りばめられるが、それに比べたら、僕の悩みなんてどってことはない。
でも、後悔に向き合って、折り合いをつけたり、乗り越えられたりしたら、ちっぽけだった後悔も、なんかキラキラするかもしれない。
ところで、ニュースなんかで見たりする放射能イジメは、実際のところ、今の学校の先公やバカ親は、あんな感じなのだろうか。
もし本当だったら、昔は、先生がビンタしたり、グーで頭を小突いたりしたと思うけど、それぐらい、そもそも親が家庭でやれと思う。
なんか、辞めろコールするクソガキどもと、エイズイジメしてるクソ女子の場面は、本当なのだろうかと思案しながら、胸糞悪くなって、観終わった後、我ながら、やれやれという感じになった。
高校時代みたいには走れっこない。
でも、なんか少し本気で走ったら、距離も時間もきっと近づく。
だから、走ってみれば良い。
2020-21
好きな人が生きていることを、大きな幸せだと教えてくれるなんて、ベタでもベッタベタでもいいじゃん、すてきだもん。
ベタですよ、本屋のくだりとか。
でも気づいたら目から水でした。
だって日常に溢れてるささやかな幸せを、大きな幸せだと改めて気づかせてくれたから。
成田凌病にかかっております。
この人の演技がほんとに好き。
今回もやっぱり心持ってかれた。
そして杉咲花ちゃん(さくら)。わかっていたけど、本作、特にすごいと思った。
少ない出演シーンで、か細い声で、儚い姿なのに、どのシーンを見ていても、さくらならどう思うだろう?と、第三者なのに考えてしまう強烈な存在感を残していった。
あと、黒木瞳さんが「女の子のお母さん」じゃなく、「男の子のお母さん」だったのが流石だと思いました。
言えないんだよね、高校生のときなんて。
大人になっても、失敗を繰り返すんだよね。
でもその失敗を繰り返しながら、本当に大切な人だとわかったときには、その失敗すら吹き飛ばすくらいの幸せに気づくんだよね。
それを丁寧に時間をかけ、シーンを変え、伝えてくれる作品でした。
あ、私はエンドロール後のシーンはなくてもよかったんじゃないかなぁと思います、、、。
二人を引き合わせたのはさくらだと思っていたいから。
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