「3月縛りの2つの物語」弥生、三月 君を愛した30年 だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
3月縛りの2つの物語
「3月」だけで紡ぐ物語で、基本はラブストーリーです。タイミングが悪かったり、すれ違ったり、言いたいことを飲み込んだり、何度もバス追いかけたり、ラブストーリーとしても楽しめます。
同時に
10代の怖いもの知らずのバカっぽさ
20代の分かったつもりの生意気さ
30代の理想と現実と絶望感
40代の、、
と、主人公達の成長の物語で、こちらの方が面白く、切なかった。
3月だけの物語を繋げるという、とても面白い設定で、「3月の日本は美しい」と思った。
オープニングからとてもテンポが良かったが、2時間の映画で2人の人生を描くのは限界があり、感情移入しにくいところもあった。テンポが良すぎる。1クールのドラマだともっと深い話になりそう。
唯一、最後がげんなり。良い映画だと思っていたら、歌うんだ。ミュージカルなの?なぜ歌う?と、一気に急降下。
あと、歌が「スキヤキ」じゃ、、、うーん。
ピアノのサントラはとても良いんだけど。
良い映画だと見ていたのでガッカリ。
でも良い映画。
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だるまんさんのコメント
2020年3月21日
コメントありがとうございます。すみません。
SUKIYAKI=上を向いて歩こう
ですね。
坂本九さんは、日航機事故で亡くなっていて、当時は何度も繰り返し流されていました。ちょっと違う印象があるんですよね。