「2020-21」弥生、三月 君を愛した30年 かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
2020-21
好きな人が生きていることを、大きな幸せだと教えてくれるなんて、ベタでもベッタベタでもいいじゃん、すてきだもん。
ベタですよ、本屋のくだりとか。
でも気づいたら目から水でした。
だって日常に溢れてるささやかな幸せを、大きな幸せだと改めて気づかせてくれたから。
成田凌病にかかっております。
この人の演技がほんとに好き。
今回もやっぱり心持ってかれた。
そして杉咲花ちゃん(さくら)。わかっていたけど、本作、特にすごいと思った。
少ない出演シーンで、か細い声で、儚い姿なのに、どのシーンを見ていても、さくらならどう思うだろう?と、第三者なのに考えてしまう強烈な存在感を残していった。
あと、黒木瞳さんが「女の子のお母さん」じゃなく、「男の子のお母さん」だったのが流石だと思いました。
言えないんだよね、高校生のときなんて。
大人になっても、失敗を繰り返すんだよね。
でもその失敗を繰り返しながら、本当に大切な人だとわかったときには、その失敗すら吹き飛ばすくらいの幸せに気づくんだよね。
それを丁寧に時間をかけ、シーンを変え、伝えてくれる作品でした。
あ、私はエンドロール後のシーンはなくてもよかったんじゃないかなぁと思います、、、。
二人を引き合わせたのはさくらだと思っていたいから。
かいりさん、
コメントありがとうございました。
僕は中高男子校なので、小学校の思い出がより鮮明なのです。かいりさんは女子なのですね。そこのところは意識していませんでした。ぼさーっとしてました。そのへんが男子校の弊害ですかね。
こうゆう娘も現実的には高校では大人しくなってしまうのでしようね。波瑠はあまり注目していなかっただけにこの映画は本当に好きになりました。
そーですよね。私も杉咲花はさすがだと思いました。あとは歌ですよね。私は主人公たちに近い年齢ですが、もうちょいいい歌ないですかね。あとはエンドロールですよね、、、良い映画な分、裏切られた感がありました。