1917 命をかけた伝令のレビュー・感想・評価
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自分も戦場に放り込まれたような感覚。
『1917 命をかけた伝令』鑑賞。
*主演*
ジョージ・マッケイ
ディーン=チャールズ・チャップマン
*感想*
宣伝されてる通り、全編ワンカットです!なので、物凄い緊迫感と緊張感を味わえました!
スコフィールドとブレイク、二人の若い兵士が最前線にいる仲間の命を救うべく、攻撃中止命令を一刻も早く伝達する姿が描かれています。その仲間の中にブレイクの兄が含まれています。
ドイツ軍の容赦ない罠や攻撃、さまざまな危機が二人に襲いかかってきます。
自分も戦場に放り込まれたような感覚を覚えました。特に防空壕?のシーンや水に飛び込むシーンとか、スリリングだったし、よくあれでワンカットで撮れたな~すごい!
ストーリーはシンプルなんですが、重みがありますし、ずっと突き進む映画なので目が離せなかったです。
冒頭と最後の終り方が個人的にめちゃめちゃ好きです。
ワンカットワンシーンということは、誰かが途中で台詞間違えたら、また最初から撮影するってことですよね?最後NG出したら、、ゾッとしちゃいますね、、、(^^;
総じて、傑作でした! \(^^)/
走ったその先に分かること
第一次大戦中、「前線にいる1600人が突撃しようとしているが、敵の罠だから止めてこい」と無理矢理な命令された2人の兵士の話。
主人公達の一人は前線の兄のため、もう一人はたまたま指名されて仕方なく従うのだけど、途中のあることがきっかけに家族のためにと行動する気持ちが分かってのラストシーンが泣ける。
冒頭から最後まで場面転換なしで主人公の行動をカメラが追い続けるという超絶撮影で息つく隙が全くない。
想定の範囲内
ワンカット映像で戦争の生々しさをほんの少しは感じとることができたが、ストーリーはいたって単純。
随所で響き渡る銃声音がなければ寝ていたかも知れない。
最後まで見終わったあと、「え?だから何?」という感想しか残らなかったが、戦争なんかしても結局何も残らないという現代人へのメッセージだったのか。
忠誠を尽くす
まあ、まあ、そない時間とお金つこてまで行くほどではなかったか感かな。ま、しかし命懸けの兵隊の生きざまは今の我々平和時代満喫人生には見ておくべしかもな。女衆にはウケねー。自分はウケる方だが。
極限状態で走る若者たちの葛藤
お話はシンプル。
「明日の朝の攻撃はやめろ」って将軍の命令書を、朝に出発して、翌朝までに前線の部隊に届ける伝令2人のお話。
約24時間の出来事を2時間でダイジェストにしているのだけども、実にドラマチック。
サム・メンデス監督が祖父のアルフレッドから聞いた実話ベースだけあり(盛り盛りなファンタジーに近い演出脚色はあるのだろうが)、いろいろリアリティの固まり。
無線がなく、電話線が切れたら伝令しか方法がないという時代でもあり、伝令の役割は大きく。
若い上等兵二人が直面する理不尽な出来事の数々、使命感と自分が生き残るために逃げ出したい気持ちのはざまの葛藤、極限状態の中で見せる優しさ。
まさに「人間模様」「人生の縮図」って感じ。
私は先日、第一次世界大戦のドキュメンタリー『彼らは生きていた』を観たあとだったので、没入感が半端なかったです。
おかげで、D部隊所属の兵が16~22歳くらいの若者ばかりなのに、納得できました。
一番感動したのが塹壕戦の再現。
西部戦線の悲惨さ、着弾振動、死体。
二次大戦とは違う悲惨さは、目を覆いたくなるレベル。
あと、強調も説明もしてないのですが、近隣の村民をドイツ兵が虐殺して川に投げ捨て、倒木に大量に死体が堰き止められて腐っていることがあっさり描かれているのも強烈。
いわゆる「体験型」ですので、没入できるかどうかが肝。
(その点では、第一次世界大戦の知識が多く必要)
客観的視点というか、我にかえると、単なるゲームのリプレイになっちゃう可能性も。
その没入感を高めるために、大きめのスクリーン&音響のいい劇場を推奨。
IMAX、TCXのほか、爆音上映なら前の方の席とかよさげです!
長回しによる圧倒的なリアリティ
予告編を見た時にワンカットの意味が良く分からなかったのですが長回しの事だったんですね。
確かにまるでゲームの主人公になったような不思議な感覚でした。ただ、ストーリー的にはかなり平易で視覚を重視した作品だと思います。アカデミー賞でパラサイトと1917の比較が話題になっていますが、個人的にはパラサイトのほうが面白かったと思います。
リアルに戦争を感じさせる
第一次大戦。最初は馬、終わりにはタンク。それが2時間のなかで実感させられる。そして飛行機。
でも、時代が変わっても変わらないのは、戦争は人が死ぬと言うこと。そして人の死に深い思いをもちつづけられない
戦争の本質。戦場で泥まみれで倒れたままの戦死者。川にぷかぷか浮かぶ戦死者。それにひとつひとつ感情をもっていられない状況。
戦争に勝っても戦死者はかえってこない。
ストーリー自体は単純。登場人物もかぎられ、それをカメラが追う。しかし、リアルな戦争を教えられた。
これがワンカット撮影かー。
目的地まで兵士二人で伝令を伝えに行くのみの展開。ワンカットで全編カメラが追いかけて単純なストーリーが更に迫力に滑車をかけていた。逃げたり撃ち合ったり激流に流されたり、いったいどうやって撮影おっかけたのか。大画面で見る価値あり。
リアルすぎる
題名通り、命をかけて手紙を渡しに行く。
途中で友人を亡くし、自分も何度も死にそうになり
奇跡の連続である。
戦場の薄暗いシーンが多いが故に、木々や花の映像がより美しく感じる。
戦争映画は私にとってホラー映画と同様、あまり観ることはない。
グロテスクなシーンや遺体のシーンなど思わず眼を伏せることが多かった。
ワンカット風の撮影の効果なのかリアルに戦場にいるような気分になる。
特に最初のシーンはハラハラドキドキでこの臨場感はなかなか味わえない。
ただ、この映画には中毒性はない。もう一度観たいか?となると、もうお腹いっぱい。
ただ一度見る価値はある。
これは凄い
他国性とか、格差社会とか論じる以前に、各映画人たちが想像も出来ないほどの準備や、緻密な計算を行い、
なおかつ全編ワンカットのキワモノだけに終わらせずに、しっかり一本の作品として完成させているのは、最高の評価をしていいのではないのか?。
これもアカデミー作品賞級
それぐらい衝撃的な完成度です。
クリストファーノーランのダンケルクも戦場のリアルを追求して作品として昇華してましたが、1917も一切の妥協を許さずのスタッフ総力戦の傑作です。
にしても、タイミングと言いますか、相手がパラサイトと言うのが運が悪かった!
去年であれば作品賞等の主要部門獲得間違いなかったのに…
作品賞もの!
アカデミー賞撮影賞受賞作品だったので、
IMAXで見てきました。
驚異のワンカット映像は臨場感が凄く、
ほんとに自分も戦場にいるような感覚でした。
一体どうやって撮影したんだろう、
と思う場面の連続。
見終わってから映画館の外に出ても、
まだ映画が続いているような感じでした。
それくらい入り込めました。
あっという間の2時間。
きっと「パラサイト」と作品賞競ったのではないでしょうか。本当に素晴らしい作品でした!
例えるなら コール オブ デューティー VR
実際の戦場は、
この映画のように
意外と淡々と時間が進んで、
意外とあっけなく死ぬのかな。。
そう感じる映画でした。
良い点:まるで戦争サバイバルゲームに入ったような没入感。
悪い点:全編ワンカットという嘘の宣伝はよくないです。
ワンカット風の編集がされています。
戦争モノのよくある脚色されて映画っぽいハイライトを入れてみたり、ラブストーリーを入れてみたような、そういう類いの映画ではない。
なのでとても地味ではあるけど、そこがリアル。
それにしてもブレイク君の死に方は兵士として注意散漫というかあっけな過ぎるかな。。
撃墜されて落ちてきた戦闘機の敵兵を安易に介抱してしまってサクッとやられるって。。
静かな余韻が残った❗
ストーリーはシンプル、
過剰な演出もないが、役者さん達の
演技で死への恐怖、戦争の悲しさ!
戦場の緊張感が伝わる作品
スポーツ、特に格闘技なんかで
命をかけた戦い的な表現があるが、
本当の命懸けって極限状態で
覚悟を決めた時なんだな❗と
ジョージ・マッケイの演技で
伝わった。
自分は良い映画を見た時は
エンドロールで余韻に浸りたいから
エンドロールで周りの人のざわめきや
こそこそ話しがちょっと気になるの
だけど、観客が30人ほどいたけど
最後まで静かだった。
言葉では表現しきれない余韻が残った
人類の歴史で一番恥ずべき行為が
戦争だと思うし戦争なんか大反対!
しかし
銃や軍服、戦車や戦闘機を
カッコいいと思う矛盾した自分の
感覚❗
色々な感情で、しばらく言葉が
出なくて、帰り道の車の中でも
いつもなら音楽バンバン流して
鼻歌歌いながらなんだけど
静かにただ車を走らせた。
自分は映画に娯楽性を求めているからわりと派手でハチャメチャな映画が
好きだけど、
たまには今作のような複雑な感動を
感じる映画もいいね❗
ワンカットじゃないですね。
サム・メンデス監督作品です。
全編ワンカットでの映画って言うので興味を持って見に行きました。
物凄く臨場感があってどうやって撮影したのか非常に気になりました。
しかし全編ワンカットじゃないですね。公式サイトを見たら「全編を通してワンカットに見える映像」って書かれてありました。
こういう映画はやっぱり映画館で見るべきです。TVで見たらこの映画の良さは分からないんじゃないかな?
IMAX凄い!
デカい画面に臨場感のある音響で体感する実写版メタルギア。最高の体験だった。
最近、文学的作品、傑作なんて感じのものばかり観ていたので、圧倒的な迫力に息をするのも忘れんばかりに画面に集中してしまって、映画ってこれだよ!なんて感動してしまいました。
ストーリーは将軍の命令を前線に届ける伝令のはなし。以上。(ネタバレも何もそれだけだから隠さないよ)
これが、撮り方と役者のなりきり度1000%のリアルさでこうも面白くなるものなのかと。
全編ワンカット風ってところが強調されますが、それをやりたいがために無理してるって言う感じがなかったし、むしろあの臨場感を出すのはこの撮り方しかなかったんじゃ無いかっていう説得力すら感じた。
豪華な役者が出演しているが、それぞれ数分しか出番は無く、ほんとに伝令役の役者をひたすら追いかける。でも飽きない。不思議。ずっと見ていられる。
終劇後、伝令を終えた兵士、明日になったら、また次の指令を受けてどこかを走っているのかな。とふと思ってしまい。生きて故郷に帰るのは相当な無理ゲーだぞこれはと絶望した。
そして、戦争の残酷さ、兵隊の命がゴミのように散る様を見て、そこからのメッセージも受け止めて帰った。
圧倒的臨場感、没入感
話の内容はさておき、映像が凄い。
ひたすら、リアル。
CGのクオリティだけでなく、状況の再現性、道中のイベント、見せ方などが優れている。臨場感、没入感に関しては、他の映画が足元に及ばないほどのレベルだった。
そう思わせるのは、以下の要素だと思う。
・ドイツ兵撤退後の異様な静けさ
・撃ち合い、近接戦の緊張感
・周囲を厳重に警戒しながら目的地まで足を運ぶ主役に追従するカメラワーク
・腐敗が進んだり、水で膨らんだ死体の再現性
・緊迫した状況で音量が上がるサウンド
映像に関しては本当に、素晴らしいと思った。
もしこの映画が主観視点だったら、リアルすぎて吐きそうなくらいの脳にさせられてた。
また、役者もすごい。ワンカットということだが、セリフや動作をよく覚えてられるなと。演技にも、長い時間をかけて作られてそうだ。
ただ、内容については、本当に、命をかけた伝令 というタイトルそのもの。ある命令を前線の部隊に伝えるというシンプルなものだ。
道中で、何個かドラマもある。しかし、それは他の戦争映画にもよくある内容なので、特筆ポイントではない。実話をベースにしている?ため仕方ないとは思うが。
内容面でも何か突出しているものがあれば、アカデミーで映像以外でも「半地下の家族」に勝てたのではと思った。
本映画の映像技術をベースに、更なる神作が出ることの期待が止まらない。
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