1917 命をかけた伝令のレビュー・感想・評価
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予告編観ない方がいいよ。
予告で全編ワンカットを強く推してるから最初から最後までカメラ回しっぱなしなのかと思ってたけど、そうじゃありません。実際には何カットも撮ってワンカット風に繋いでいます。
そのせいか、汚れてたはずの主人公がいつの間にか綺麗になったり、すごく疲れてくたびれてたはずがいつの間にか元気そうでツヤツヤしてたり、というのが凄く気になります。ワンカット風なので余計それが違和感になってます。
場面の転換も、ワンカット撮影の都合か誰もいない廃墟の小屋かと思ったらすぐ脇に大人数の部隊が展開してたりして、なんで??って思ったりします。
確かにワンカット撮影風の撮り方は臨場感を増すのに貢献してるんですけど、臨場感があるが故に塹壕にみんな隠れてる場面で何故か上から撮影してて、カメラマン敵から丸見えじゃんみたいな"メタ的"勘違いをしてしまったりもして集中できません。
ストーリーも特筆すべき点もないのと、予告に映ってる場面がかなり後半の場面が多いこともあって、途中で展開読めてドキドキもしません。
メイキング映像は見てみたいかなとは思いました。
舞台はいつもフランス❗️
命がこんなにも軽くていいのか、という感傷すら吹き飛ばされ、殺傷行為への感覚を麻痺させられたのが、スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』やメル・ギブソン監督の『ハクソー・リッジ』でした。
クッキー缶やワイン瓶の包装緩衝材として利用されているエアキャップの豆粒状の空気の山をひとつひとつ適当に選びながら指で潰していく子供の頃の遊びのように無造作に、何百何千という数の兵士が倒れていきました。
リアルタイムで倒れていく兵士は、〝戦場の過酷さ〟をストレートに伝えてはくれますが、そもそも戦争を始めた指導者層や現場を知らない指揮官達の愚かさは後で振り返ることになります。
一方、この映画では、比喩ではなく本当に魂の抜け殻としての死体が頻繁に登場します。放ったらかしで晒されたままの多くの死体からは、理屈抜きであまりに無益な戦闘であったことのいたたまれなさ、すなわち指導者層の現場音痴振りが直に伝わってきます。
塹壕戦は、相手方からは狙い撃ちされるので、攻撃に打って出る方があっという間に犠牲者が積み上がります。一応の駆け引きはあっても、基本は果てしない消耗戦となるそうです。何十万人という単位の戦死者(しかも殆どが若者❗️)が出ても、情勢は殆ど変化がない、ということすらあったそうです。
それでも、正確な情報収集と楽観的で自己都合に合わせたような分析とは真逆の冷徹な判断があれば、救える命はある‼️
それにしてもフランスはこの第一次世界大戦の悲惨な西部戦線といい、第二次世界大戦のノルマンディー(プライベート・ライアン❗️)やナチによるパリ占領といい、いつも最前線で向き合うことになるドイツへの思いは我々には想像も出来ないほど屈折した感情抜きには整理できない要素があるのだと思います。
イギリスよ、頼むからEUから抜けてくれるな。
ドイツを抑える役割を一緒に担って欲しかったのに‼️と考えているフランス人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
【追記】2020.2.16
第一次世界大戦でのフランス人の戦死者数はなんと140万人‼️
アルジェリアなどからの植民地兵を加えての総動員数は800万人だったそうです。
日本の出生数は最近100万人/年を割ってますので、同年生まれ3学年で構成されていたとしたら、その3学年の男子が殆ど死亡、という凄まじさです。
第一次大戦後、激しい労働力不足に見舞われたヨーロッパ諸国は、少なくともフランスは、その頃に植民地からの受け入れを中心とした移民制度を定着させたようです。
2/14 18:45の回、J2の席で鑑賞された方へ
お忘れの折り畳み傘は、日比谷東宝シネマズのスタッフさんに渡してありますので、次の機会に確認してみてください。
ひっさびさに超面白い作品
かなりのビビリなので、
劇場だと迫力凄くて
怖いんじゃないかとか叫びそうと思い
今までは戦争映画はお家で見るようにしてました。
でも、どうしても「ワンカット撮影」が気になったため
勇気を出して劇場行ってきました!
やはりビビりました。
叫んだり周りの人の迷惑にならないよう
必死に口押さえて観てました。笑
「とにかくすごい。面白かった。」の一言。
さすがアカデミー賞ノミネート作品。
逆にこれに勝ったパラサイトすごく気になる。笑
まず注目のワンカット。
ワンカットと謳ってましたが、
実際はワンカットを繋いだ映画が正しいと思う。
でも「ワンカットじゃないじゃん」
というがっかり感は全くないです!!
だってそれでもすごいから!!!
映像関係のお仕事の人は、ぜひ観て欲しいなー
あとは没入感すごすぎる。
2人の兵士が主人公ですが、
自分も3人目の兵士になった気分。
見終わった後は、
戦地を共に走り抜けた気分。
いい意味ですごく疲れた。笑
なんかもうアトラクションに近いのかも。笑
そんなにグロテスクなシーンもないし、
普段は戦争映画観ない人にもオススメかも。
私は急に観に行こうと思い立ったから、
普通の劇場で観ましたが、
これからの人はぜひiMAXなどで観て欲しい!
ちなみにポップコーン🍿買ったけど、
一緒に戦地走ってる気分だから、
終始狙われてる気がして
驚かないように口押さえながら観てたので、
ビビって全然食べれないし飲み物飲めないので
食べ物買ってくのはおすすめしません。笑
仲間のために走り続ける2人の兵士
仲間をドイツ軍の反撃から守るため必死に走り続ける姿に思わず引きずり込まれていきました。
ワンカット撮影を推してる作品ですが、実際3カットくらい?なのかな
ずっとシーンは続くのでカメラをどうやって撮り続けたのかそっちの方が気になりました
メイキング映像があれば見てみたいです
ワンカットではありません
作品は面白かった。
ただ日本の配給会社はしっかりしてほしい。
全然ワンカットじゃないじゃん。
別にワンカットじゃなきゃ作品が悪くなるわけではないが変な期待をさせて見させるのはかえって作品を傷つけると思う。
何のための伝令か?、何のための戦争か?
伝令の届け先である大佐は、攻撃中止を命じた後、
「来週は『夜明けに突撃せよ』という命令が下る」
旨の発言をする。
これが、この映画のメッセージだと思う。
主人公は(少し遅れたが)伝令を届け、何百人の命を救ったかもしれない。
でも、来週には別の命令が下り、この日、命拾いした兵士の多くが命を落とすかもしれない。
そうなれば、この伝令は何のためだったのだろうか?
そもそも、この第1次世界大戦、というこの戦争自体、何のためだったのだろうか?
歴史の授業では、「オーストリアの皇太子が暗殺されたこと」がキッカケだと習った。
でも、当事者(オーストリア王家と、暗殺者)にとっては大事(オオゴト)でも、他人にとってはどーでも良い。正直、別に好かれ、尊敬を集めてた人物ってワケでもないらしいし。
でも、そんな人物の死をめぐり、ヨーロッパ全土を巻き込む戦争となってしまう。
何のための戦争だったのだろうか?
これは、この戦争に限らず、いろんな戦争にも言える。
分かりやすい例としては、イラク戦争。
元々は「大量破壊兵器を持ってる」として始めたけど、イカサマだと分かっていた。ホント、何のための戦争だったのだろうか?
多数の死者を出し、その後のISISを生むキッカケともなった。
アフガン戦争は?
ベトナム戦争は?
日本でも、日中戦争は何のための戦争だったのだろうか?
何の意味があったのだろうか?
まあ、始めた当人にとっては「意味」があったのかもしれない。
本作の主人公2人は自らの命をかけて、伝令をした。
でも、前述したような戦争を始めた連中は、自らの命はかけていない。決して。
戦争を始める連中は、
他人のカネでギャンブルをやる輩と同じ。
圧倒!
いや〜ほんま圧倒されました!
これだけ臨場感に仕上げた監督は、きっと戦争の悲惨さ、残酷さ…等をリアルに伝えたかったんだと思う
何も生まれない残虐さ
人は幸せになる為に生まれてきてるはず
伝命を全うするだけの話なんだけど、気がついたらペットボトルのお茶一滴も飲んでなかった位に没頭してました
OSCAR2020
撮影賞
録音賞
視覚効果賞
3冠受賞おめでとう🎉
納得です😉👍🏻
【酷評注意】なぜこんなにレビューが高いのか疑問
映像へのこだわりは素晴らしい
でも、ストーリー展開か残念すぎ
ワンカットに執着して、
観客のことは放置していたように感じる
映像は大事
でも、ストーリーはもっと大事だよ
お金かけるとこ違うよ
ワンカットならカメ止めのほうが断然よく作られてたとおもう
期待してなかっただけに、やはり想定を超えることはなかったし、がぅかりもしなかった
長すぎた1日
1917年、第一次世界大戦の中、撤退中と思えたドイツ軍が、実は戦略的撤退で罠を仕掛けており、それを前線の部隊に命懸けで伝達にいく2人の上等兵の物語。
塹壕を飛び出すと、そこは荒れ果てた平野。兵や馬の死体がゴロゴロあり、それにまとわりつくハエやネズミやカラス等々、本当に戦場に出たらこんな感じなのかと、ひしひしと伝わってくる緊張感がたまらない。
基本的には静かな展開だが、ちょいちょい発生するトラブルが観ているこちらを退屈させない。アクションや凄惨さよりも、臨場感を求める人にはピッタリの映画だと思う。
個人的お気に入りは、クライマックス近くのシーン。目的地の塹壕にたどり着き、目の前に広がる出撃直前の兵達の姿に思わずトリハダが立った。
総じて、戦争映画が好きな為、本作にはちょっと期待しすぎた感があり、正直それには及ばなかったけれど、なかなか無いタイプの戦争映画で充分に楽しめた。
ただ、本作はあくまでワンカットに「見える」手法で撮影したにもかかわらず、あたかも本当に最初から最後まで通しで撮影したかのようなCMをしているので、誤解した人達から変な批判がでないか心配(笑)
公式HPでもそうじゃないことは普通に記載されているのに、あのCMは誤解を招くのでは?
戦争の緊張感を体験するかのよう
素晴らしい映画体験。兵士たちの必死に生き抜く様、恐れ、喜び、怒り、その息づかいまでを強烈に体験しているよう。一気に走り抜ける。その後に残るのは、かけがえのない日常を過ごせることの喜び。
静かなのにドッキドキ
心臓バクバク!ホラーじゃないしドンパチもないのにこの緊迫感をセリフ少なく音楽と映像で観客の心臓バクバクです。
敢えて何の予習もせず劇場の予告編のみで観ましたが全く予測不能でセリフ少ない脚本と音楽と撮影手法で見応えと満足感大です。
主人公と一緒にカロリー消費しますから、空腹で行かないことをおすすめします。
多少の寝不足は大丈夫です。寝る余地はかけらもありません!
最高‼️
MASTERPIECE
感動もの
美術最高
アイマックス最高
観れて良かった‼️
久々の戦争ものの当たり🎯
監督最高
芸術作品
音楽良質
歩いて歩いて少し溺れて走った❗
おっさんの観賞率高かった
ぜひ映画館で
伝令を届けるために戦場を駆け抜ける、ただそれだけの話です。
でもこの映画、すごいです。
主人公と一緒に戦争を体感出来るというか、主人公に同行して歩いたり走ったり隠れたりしている…ような感覚になります。
約2時間、一緒に戦場を駆け抜けました。
ここまで入り込める映画にするには役者・スタッフ全員が息を合わせる必要があり、それが本当によく出来ていたのでこのようないい映画になったのだと思います。
道中、主役のスコフィールドに相方のブレイクが面白い話をしてくれてそれが笑えるのですが、終盤でブレイクの兄に弟の訃報を伝えた際「彼はいい奴だった、いつも面白い話をしてくれた」と言う場面があって、あぁ…この二人はいつもあんな風に話をしてたんだな、と思ってホロリとしました。
戦争で亡くなるのはいつだってこういった普通の人たちなんですよね。
…それにしても瀕死のブレイクの顔がだんだん青白くなっていったところ、おしろいとか何もしてないってほんと?
どうなってるの?すごくないですか?
話の内容が平易で盛り上がらない・・・
無謀な攻撃を中止するよう遠隔地の部隊への伝令を命じられた主人公が、危険を顧みず命令を果たそうとする物語なんですが、話の内容が平易で盛り上がらない。
平易なんで、ネタバレしないで感想書くのが難しいな。
音響は良いです。カメラを動かす撮影方法なのでちょっと酔いそうになる。
予告編ではワンカット風の撮影を売りにしていたけど、中身伴っていないのであまり意味なかったのではなかろうか。
まあ、お好みでどうぞ。
平和って素晴らしい
はじめからおわりまで、重い緊張感がずっと続き、観賞後はめちゃくちゃ疲れてしまった。
一切気が抜けない。
それくらい臨場感があり、戦場にいるような気持ちにさせられた。
これぞ映画だと思った。
戦争がない今の暮らしに感謝の気持ちにもなった。
兵士たちが隠れる隙間?が、最初は真っ黒で、最後は真っ白にしてたりするなど、映像や演出も素晴らしかった。
今年のオスカーノミネート作品はどれもやばいな。
臨場感に包まれて
冒頭の木の根元に横たわる主人公たち。起き上がり歩き出す。その周囲の人々の生活感ある動き。その自然な映像にこれから何か凄い体験ができそうな予感。思わず身を乗り出してしまった。
そこからラストまで一気に突き進む物語に、主人公たちと一緒にその場に居合わせるかの体験が得られる。意図的な一カ所を除き見事にワンカット風に繋いだ映像技術は見事。驚きに満ちあふれ実に面白い体験ができた。
主人公たちのミスのできない迫真の演技力。脇役たちの極めて自然な絡み具合。賞賛すべき緻密なカメラワーク。単純明快なストーリー故にとことん画面にのめり込むことが許されるエンタテインメント性。
最後は冒頭同様に木に寄り添う主人公に感動を覚える。実に秀逸な映画だ。
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