「小中で家庭科習ったから男も料理できて当然」461個のおべんとう 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
小中で家庭科習ったから男も料理できて当然
2020年映画館鑑賞117作品目
原作未読
原作は渡辺俊美というミュージシャン
福島県出身だけに震災の話題は避けられない
ちはるの元夫
ようするにあの3人は渡辺俊美とちはるとその息子がモデルになっている
パールライス息子?
離婚の原因を詳しく知りたい人はネットで調べればいい
この映画には必要がない情報だ
重要なのはそこじゃない
この内容だとどうしても『今日も嫌がらせ弁当』と比べてしまう
あっちはキャラ弁でこっちは比較的普通(色鮮やかだが)
あっちは母と娘だがこっちは父と息子
あっちはいい意味でも悪い意味でもおふざけが過ぎててこってりとしていたがこっちは真面目で平坦で薄味だ
娯楽作品としては物足りない
お弁当作りがメインだがそれが救いになっていて眠くならないし苦痛ではなかった
つまらないといえば反論する気にもなれないが星2つ以下の駄作とまで思えない
何度も何度も江ノ島が出てくる
一樹と虹樹の家のシーンが始まるサインだ
鎌倉だ七里ヶ浜だ
NHKの朝の番組に司会で出ていた影響か女子の好感度が高いイノッチだからこそ成立する作品のような気がする
イノッチのバーターなのかなにわ男子の道枝くんが息子役を演じたがヒョロくて色白で石原さとみのような唇は印象的
虹樹は自宅の前が坂道くらいでガタガタいうな
舗装されているだけマシだ
鎌倉に住んでいるなんて妬ましい
お弁当毎日作ってくれる父にもっと感謝しろ
高校浪人ってっているんだな
笑顔の森七菜がかわいい
怒る森七菜もかわいい
地獄少女は地獄だったが今回は天国
スタッフ役の阿部純子が笑いながら涙を流し泣いていた
これはわりと高等なテクニックな気がする
笑いながら怒ることが特技のベテラン俳優がいるがあんなもんおちゃらけだ
お父さんはインスタにあげるため自分のためにお弁当を作っているかも知れないがそれが息子のためにもなるならいいじゃないか
それにしてもいきなり上手である
以前から弁当作りはやっていたんだろう
頼まれもしないのに弁当を作ってやると言うからには料理に自信がないと無理
普通にいい話になっている
実話を元になっているが醜い部分は削除している
馬鈴薯の芽は食べられないので取らないといけない