劇場公開日 2020年11月6日

「癒された。」461個のおべんとう HARUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0癒された。

2020年11月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

オープニングの曲がイノッチの声と映像と相まって素敵で、あたたかさというか、これからのストーリーを安心してみれる太鼓判を押してくれているような感じでした。

ただ、冒頭の井ノ原さん、KREVAさん、やついさんが一緒にいる場面はとても違和感を受けました。
それぞれ既に『個』としてイメージが確立しているからなのか、バンドの一体感が感じられませんでした。
ストーリーには影響しないのでそのうち気にならなくなりました。

何もない凪のような話かなと心配したけれど違いました。特別なことが起こる訳ではないけれど十分面白かった。
井ノ原さんのご自身から滲み出る明るい演技が効いているし、道枝くんもナチュラルな演技がとても良くて、仮に何にもない作品と位置付けるなら最高峰だと思いました。
最後は泣けるし、ちゃんと面白かったです。

そして一番は癒されました。この時代にベストな作品と感じました。

井ノ原さん道枝くんの歌も二人の声質が合っていてハーモニーが綺麗で。
個人的にオープニングと主題歌は好きです。

虹輝の友達いいヤツ!高校生であのレベルは虹輝より数回多く人間に転生している。

居酒屋の、二人が食べるピーマンもとても美味しそうで。音も特別に録っているのな、ピーマンAMSRです。

余談、舞台挨拶付きを観賞したのですが、井ノ原さんがスゴかった。
井ノ原さんが話を回していて進行の人が殆ど仕事をしてなく異常事態に笑ってしまいました。
終盤道枝くんからのメッセージを受け、感極まっている井ノ原さんは心配になるほどピュアで、『イイ人』が溢れていていました。
本当に皆から愛される方。
癒されたのは確実に井ノ原さんがいるからこそなのだと思いました。

HalU