劇場公開日 2021年2月11日

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すばらしき世界のレビュー・感想・評価

全610件中、481~500件目を表示

3.0我慢する生き方 最後に仲間に出会い💧

2021年2月14日
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鑑賞方法:映画館

仲野太賀さん、泣く子はいねぇがに続き良かったな。
脇を固める六角さんと北野さんも。
役所さんは安定の素晴らしい演技。

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たつじ

4.5すばらしき世界…

2021年2月14日
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鑑賞方法:映画館

自分の正義を貫くことができない世界

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みさこ

4.5この世界に居場所を見つけるには

2021年2月14日
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「素直で真っ直ぐで義理堅くやさしい人。それでいて整理整頓が得意」と言われたら、すぐにヤクザだと思う人はいないだろう。

「あり方」だけじゃなく「やり方」を知らないと生きづらい世界なのだと教えてくれる映画だった。

犯罪者や貧困の再生産をしないためにできることは、その人の過去ではなく今望むものに目を向けて、辛抱強く寄り添い、居場所をつくることなのかもしれない。でもそれが、とてつもなく難しい。怖いから。守りたいものを思ってしまうから。
それでもしっかり関わると、この主人公のように、その魅力的な側面が見えてくるんだろう。

「褒められるところに行きたかろ?」という役所さんのセリフが印象的でした。

不寛容な世界で居場所を手にする方法は、ほんとうに他者への無関心しかないんだろうか。
そんな問いを受け取った映画でした。

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Kiki

4.0ひまつぶしの世界を生きて

2021年2月14日
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剥き出しの生に触れ、生の本質が揺れる。

クリーンで公正な社会、小さな世界。

死の恐怖のない、安定生存世界、動物的人間性の去勢済。

そのものが、そのものでいられぬ社会、小さな世界。

差し伸べる手、理屈抜きの衝動的行動、本意。

もっとあったかく、単純に、ナマナマしく生きられたなら。

薄い射光のような暖かさを感じて、少し涙が溢れた。

折しも小春日和。

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グリーン

4.0すばらしき世界とは

2021年2月14日
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泣ける

笑える

悲しい

殺人を犯し、人生の長い時間を刑務所で過ごした男が数十年ぶりの社会で生きる姿を描いた作品。

今度こそは堅気だと真っ当に生きようと努力する三上が直面する社会での生きづらさ、社会の不寛容さ、元いた世界に戻りかねない危うさが繊細に描かれていると感じた。

犯した罪に対する反省はなく、刑務所に戻らないために社会で堅気として生きると考えていた三上だが、出所後に出会う人々との繋がりの中でその考えは変わっていったのだと思う。直情的な性格の三上だが、その真っ直ぐさや正義感の強さ、人懐こさからか、そんな彼の短気で暴力的な側面も理解した上で支えてくれる人々に出会っていく。三上の人柄をよく理解し信じてくれる人がいたからこそ彼は再び罪を犯すことなく生きることができたのだと思う。

すばらしき世界とはなにか、社会で普通に生きるということはどういうことか。三上が歩き始めた社会は、決して生きやすく全てが正しい世界ではない。介護施設で三上が自らの正義を押し殺し見て見ぬふりをする場面はそれをもっとも象徴して描かれたシーンだったと思うし、観ている人の心にも罪悪感のようなチクッと痛いような感情を抱かせたのではないか。この社会は果たして素晴らしいのかという問いを投げかける映画だったと思う。

三上にも本当にこれが社会で生きる正しさか、という疑問は常にあったのだろうと思う。しかしその中でも社会の一員として人々と繋がり生きていくということ、その喜びを三上は感じ始めていたのではないか。

社会の現実、人の心の機微が繊細に描かれた、考えさせられる一作だった。物語としてストーリーに壮大さこそないが、観終わった後にも私たちの心に小さなしこりを残すような、何とも言えぬ後味がじわりと続くような、そんな作品だったと思う。

最後に、役所広司さんの演技には圧倒されました。
これまでも好きな役者さんでしたが、改めて素晴らしい役者さんだなと実感しました。

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まさる

4.5一針一針丁寧に縫い上げられたようなすばらしい映画です🪡

2021年2月14日
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名匠 西川美和監督が佐木隆三先生の傑作ドキュメンタリー小説「身分帳」を原案に現代を舞台に映画化。そしてこれが大正解。
役所広司さんじゃなければ出し得ない存在感に冒頭から引き込まれ魅せられた、あっという間の上映時間でした。ぜひ、スクリーンでの鑑賞をオススメします(*´ω`*)娑婆の空は広いんです😿
それにしても役所さん、伊丹監督の「タンポポ」から何年経ったかなぁ•••今や日本映画界の至宝だ🎞🎬

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あさちゃん

4.0三上の存在感が凄かった。オススメします。

2021年2月14日
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佐木隆三の小説「身分帳」を原案にして舞台を原作から約35年後の現代に置き換え西川美和監督が役所広司を主役に
刑期を終えて出所した直情型の孤独な男の再出発と自立の困難さをリアルに描いた傑作です。
原作を先に読んでたので淡々と人間観察を続けた佐木隆三の小説をどうやって映像化するのか興味深かったです。
役所広司が見せる正義感が強い三上という人物が実在する人物のように生々しく感じました。
第56回シカゴ国際映画祭で作品が観客賞を、役所が最優秀演技賞を受賞したのも納得です。
舞台も私の育った荒川付近の下町の近くでしたので感情移入がしやすかったです。
とにかく主人公の周りで見守る登場人物の一人一人が親切で心優しいのに、身の回りの理不尽な出来事に怒りを抑える姿が心に響きます。
梶芽衣子、橋爪功、北村有起哉、六角精児はベテランの落ち着きを感じました。
テレビ局クルーの仲野太賀と長澤まさみの二人が三上の不器用な姿を更に浮きだたせます。
多くの年代層に見てもらいたいお勧め作品です。

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Yoji

4.5涙腺崩壊でした・・・

2021年2月14日
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こ~

4.5原作佐木隆三

2021年2月14日
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主人公が「悪い人ではないんだけど‥」と言われがちな近くにいたら確実にめんどくさい典型的な人

話で聞くぶんには面白いんだけど

北村有起哉が「ヤクザと家族」とは真逆の役で、役者は凄いなと

人生はめんどくさいけど面白いと思えたら勝ち

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うんこたれぞう

0.5つまらなかったよ

2021年2月14日
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期待して観てたから、なんだか、つまらなかったな~。演出がシリアスではなくコメディに感じたけど面白くないんだよな。シリアスなほど人間洞察も深くないしね。主人公がラストで死ぬけど、あざとい演技だわ!一番良かったのは知的障害者のアベさんだよな。予定調和なヤクザを主役に置くより、本当に生きづらさを感じているのは障害者のアベさんだもんな。社会が手をさしのべるべきなのは障害者かもね。今でも社会の障害扱いを受けてるもんね。ヤクザなんて好き勝手に生きてきただけだろ。楽しい人生じゃん、女と遊んでさ、ケンカも強いしさ、人殺しまでできるしさ、最高の人生だったよね。役所広司にとっては、素晴らしき世界だよ。本当にそれはわかった、皮肉じゃないよ。だけど、アベさんにとってはこの世界がどう映ってたのかな~。だけど、アベさんじゃ映画になんねぇ~もんな。ヤクザの役所広司なんて、格好いいじゃん。だからみんな感情移入しやくてさ、高評価になるわけだよね。まったく素晴らしき世界だよ。ありきたりだけどね~

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yotakakoushi

4.5すばらしき俳優陣

2021年2月14日
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泣ける

犯罪者の服役後の苦労や苦悩が丁寧に描かれた秀作でした。
この映画の主人公の三上の場合、身元引き受け人の庄司夫婦やTVディレクターの津乃田やスーパー店長の松本など、社会復帰を応援してくれる温かい人たちに出合えてほんとう良かった。そしてその人たちの想いを裏切らないように必死に努力する三上の姿に涙がこぼれました。

役所広司さんはじめ演技の巧い役者さんたちが揃っていて見応えある映画でした。やはり映画は出演俳優の演技が巧いと締まりますね。

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光陽

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2021年2月14日
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あーちゃん

4.0何が「すばらしき世界」

2021年2月14日
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このタイトルから、犯罪者が実社会で成功(復帰)していくことを感じるのは当たりまえ
その前提で観ているので齟齬が生じてきます
やっぱり、誰かが書いてましたが皮肉?
しかし、何と言っても役所広司、彼の独擅場
不器用なヤクザ物を器用に演じていて引き込まれます
ちょい役でしたが安田成美が良かったです
彼にとって大きな存在だったはずなのに中途半端になったのが残念

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シネパラ

4.5タイトルに偽りなし

2021年2月14日
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トラヴィス

4.0正義と狂気、そして死

2021年2月14日
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笑える

悲しい

怖い

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森のエテコウ

5.0矛盾や理不尽さを思い知らされる

2021年2月13日
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生きづらい世の中、矛盾や理不尽さを思い知らされる。
真正面からぶつかる三上の性格が自分とオーバーラップして、生きづらいよね。と自分をなぐさめてみたりして。大人になるにつれ、理不尽さと上手く付き合えるようになった自分が世の中にとっては「普通」になったのか?
深く考えさせられる映画でした。
ラストの仲野太賀の名演技に泣けました。

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MiMa

5.0それぞれの正義

2021年2月13日
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けんじ

3.5すばらしき世界とは

2021年2月13日
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泣ける

悲しい

難しい

役所さんをはじめ俳優の方々の演技が素晴らしかった。現実世界で、あんなに人の優しさに恵まれて羨ましい。観て見ぬふりをするところはちょっと胸が痛くなりました。

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みちし

4.0現代の日本という「すばらしき世界」

2021年2月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

西川美和監督作品は恥ずかしながら1度も観た事が無く、イメージだけだと「音が少なくて静かな作品を作る人」といった感じ。
是枝裕和が「西川美和新章突入」と言っているので作風を変えたのかもしれないけど、思ってたよりもお茶目でリズミカルな作風だった。現代に適応出来ない役所広司の姿は笑えるし、最初の運転のシーンは思わず声が出た。
しかし、笑いというのはいとも簡単に涙に変換されてしまうもの。
現代に適応出来ない姿は時に暴力に変わり、時に苦悶に変わる。
役所広司という役者の感情七変化がなんともリアルで心に刺さるものがある。
個人的な事だけど、役所広司が現代に戸惑っている姿は父を見ているようだった。
だから「あー分かる」と「やっぱりそうなっちゃうのか」などと共感してしまった。
それほど演技が自然体。
「演じていた」ではなく「そこにいた」

ラストはなんとも呆気ないものだが、それこそが人間であり、監督もおそらくあのラストへ向けて脚本を書いただろう。最後に提示されるのは「すばらしき世界」のみ。
自分はこれを"現代日本を皮肉った「すばらしき世界」"と解釈した。
正義を貫けば弾かれることを「すばらしき世界」と皮肉りそのうえで、まだ捨てたもんじゃないひっそりと日々を「すばらしき世界」と表現した。
西川美和は、役所広司は、世界に何を見出しているのか。是非とも聞いてみたい。

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Pegasus

4.0西川さんの原点となった、西口彰のドラマ(復讐するは我にあり)に出て...

2021年2月13日
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西川さんの原点となった、西口彰のドラマ(復讐するは我にあり)に出てたときの、役所さんを見たいなと思った。役所さんは、孤狼の血の演技がよくて、黒沢清の映画のようなインテリの役のイメージが強いけど、暴力的な役が十分やれる、得体のしれない人でもあるから、西口の役はやれたと思う。今村-尾崎の尾崎とは違う人間の複雑さは出せたはずだけど、今回の西川さんは、いつもよりは少し狭めた感じ。と同時に、でも、障害者との関係の描きかたはよくて、今の世の中のより過酷な一面は見せてるかと。まさみちゃんは、暴力的で、わけのわからなさを出してるところが、マザーの映画なんかよりずっとよかった。
あとは、かじめいこさんとか(何たってヤクザ映画はお得意)、キムラ緑子さんとかよかった。

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えみり