劇場公開日 2021年2月11日

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すばらしき世界のレビュー・感想・評価

全627件中、481~500件目を表示

4.5ヤクザと家族と同じテーマだけど、、

2021年2月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

偶然なのか、ヤクザと家族と同じテーマです。
もとヤクザの生きにくさの話。
こちららもう少し優しい。

主人公はなかなかのクズ。みてて反吐が出る。
自分の過去を反省せずに、すぐに周りにキレる。こんな人いたら、友達にはなりなくない。

同時に、「世界」もなかなかのクズ。
偏見に満ちていて、住みにくい世界。

ただ、クズのままでは終わらなかった。
切ない。優しい。泣けた。
クズな部分を見ているのでその分ギャップがある。

小学生の歳を聞いて、指を折るところなんて、、、
ヤクザと家族との違って、切ないなぁ。
奥さんから電話があって「もう連絡しないで」なのか「今度ご飯を」と言われるのか。どちらなのか。

ヤクザと家族に比べると味付けが薄いけど出汁が効いている。奥が深いかと。

役所さんは言うまでもないけど、仲野太賀ま凄いなぁ。
電話のシーンと最後のシーンは凄かった。

タイトルの「すばらしき世界」ってなんなんだろう。
ただ、私は三上は最後は幸せだったとも思える。
力になってくれる人。優しくしてくれる人。泣いてくれる人に出会えたのだから。最後の最後まで出会えなかった(気づけなかった)ので不幸とも言えるけど。最後に世界を恨んでいるのか、もう少し生きたかったと思えるのかは、結構な違いだと思う。
終わりよければすべてよし、ではないけど。
「最低な世界」であり、「すばらしき世界」でもあるのかな。
ハッピーエンドではないけど、バットエンドでもないと思うんだけど。

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だるまん

4.0人物描写がハンパない人間ドラマの秀作

2021年2月14日
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シネマディクト

4.0役所広司には惚れ惚れする

2021年2月14日
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鑑賞方法:映画館

役所広司の役所広司による役所広司のための映画。役所さんは1997年に今村昌平監督「うなぎ」で同じ殺人罪の刑期を終えた前科者の役をやっているのだけれど、その頃の役所さんはまさに飛ぶ鳥落とす勢い。前年に「Shall We Dance?」 翌年に「CURE」の主演を演じている。「うなぎ」も今村色は少し軽目ながら、忍耐や怨恨の情念がうごめく映画だったのだけれど、この作品はややコメディにも近い。シャバに出てからの主人公三上に対して、観客が「ああ、そっちへいっちゃだめ~」と声をかけたくなるような映画である。根が純粋で正義感も強いのだけれど、暴力が先走ってしまうが故に殺人の罪を犯してしまった三上。だけれど、役所広司の演技力とオーラは、その三上が人たらしとして輝かせている。本当にチャーミングでセクシーなのだ。出所後、三上は生活保護を受けるが、その状況に憤慨する。高血圧であるが故に医者から安静を求められるけれと、それでも三上は働いて何らかの生きがいを見出すことを強く望む。ところが、仕事はなかなか見つからず、ドライバーになろうとするも、運転免許も失効してしまっているので、学科および技能試験を直に運転免許試験場で受験、いわゆる一発受験に合格するしかない。教習所に通う費用は生活保護費では賄えないからだ。しかし、彼の周りには様々な人が味方になっていく。身元引受人の弁護士・庄司、テレビディレクター津乃田、そしてケースワーカーの井口、当初三上の万引きを疑ったスーパーの経営者松本。みんな彼の魅力に惹かれていくのだが、三上を役所広司が演じると本当に説得力がある。個人的には、助演ではキムラ緑子さんがいい演技をしていたと思う。私は西川美和さんの映画はちょっと狙いが見え透いていて好きではないのだけれど、今回はかなり的確な演出で、とにかく役所広司のすごいオーラと演技力を引き出したという意味で、監督として最高の仕事をしたと言えるだろう。とにかくこの映画は役所広司の映画。

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shohei1484

5.0すばらしき世界に想いを馳せる

2021年2月14日
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とても純粋な人、三上は。
母に棄てられ愛に飢えていたぶん、人が与えてくれる優しさは敏感に感じ取る。
人間の美点を知っているからこそ、人が人に危害を与えている場面に出くわすと、その加害者を許せずやっつけ過ぎてしまう。
腕っぷしが強いから、見てる側は(また刑務所戻っちゃうよ!)と心配になる。

職に就けたけど、そこの裏で仲間がリンチしてるのを見てまた…やっつけ過ぎてしまう。てことは無く、自分の良心を押さえ付け身悶える。

このシーンについて鑑賞後、連れに「偶然通り掛かったふりをするだけでも、暴力の抑止になったのにね」と言うと「そんな中途半端に自分を抑えられないんだよ」との返答。なるほどね!

ラストはつらすぎる。

役所広司と仲野太賀の友情がよかった。もちろん六角精児との付き合いも。三上は大声で怒鳴ったりもするけど、それでも仲間は三上を見限らないの良かった。免許センターの女性もか。

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れい

5.0すばらしき世界…

2021年2月14日
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ようたヨウタ

4.5薄汚れてる美しい世界

2021年2月14日
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泣ける

笑える

悲しい

三上のようなまっすぐな人間ほど、
この薄汚れてる社会が生きづらく感じるんだろうなと、
差別や、いじめ、
よくよく思えば、見てみるふりにして、
逃げて、適当に生きるのは、
われわれの普通。

けど、三上の目からみた世界は、
生きづらくて、素晴らしい。

太賀相変わらず安定的にうまかった。

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mizujun2jp

3.0ラストは少しモヤモヤする

2021年2月14日
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nawade

3.0現実はもっと悲惨なのでは、とも思った。

2021年2月14日
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鑑賞方法:映画館

長年の刑罰を終えての出所、保護司との出会い、生活保護受給のありがたみと自尊心の傷、生い立ちに由来する不安定な精神、周囲の色眼鏡、視聴率目当てのメディア、疑似家族として機能する必要悪としてのヤクザ、、、てんこ盛りだった。
役所広司は凄みがあるというよりは、キュートに描かれていた。とにかく、すごいクローズアップに耐えうる顔つき。病んでいるのに精悍というアンビバレントさは、内面の不安定さを見える化していた。
一番印象的だったのは、就職が決まったお祝い会。出所後に知り合ったばかりなのに、深く見知った者同士が狭いアパートに寄りあつまる。手作りのケーキ、ギターに歌、誓いの言葉、、、、、、こんなあたたかいコミュニティ、今どき本当の家族でも経験できないのではないかと羨ましかった。現実に同じような境遇の人間がいたとしたら、主人公のようなひと時の高揚感を一度も味わうことなく、ささくれた心情で余生を生き切る人の方が圧倒的に多いのではないだろうか。
脚本は秀逸だったと思う。特に終盤にかけての伏線の回収。個人的には洗濯物の取り込みが途中で終わったところ以上の室内の生々しいシーンは蛇足っぽかったけど、まあそれも伏線の回収の一部でありました。
最後に、日々自分は「逃げてばかり」だと痛感した。

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Kumiko21

3.5役所広司がいいね。

2021年2月14日
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大阪ぶたまん

5.0重い内容

2021年2月14日
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jyojyo4649

4.0いやー、これは悲しい物語に見えるけど、すごく今をポジティブに受け取...

2021年2月14日
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いやー、これは悲しい物語に見えるけど、すごく今をポジティブに受け取らせてくれる良い作品だった。役所さん、やはり凄すぎ、最高すぎ!!!!

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おれ

4.0令和版「幸福の黄色いハンカチ」とも言えるでしょうか?

2021年2月14日
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けいちゃんさん@

4.0タイトルの意図は?

2021年2月14日
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tigerdrver

4.0生きづらい

2021年2月14日
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自業自得とは言え、反社の人には生きづらい。最初は上手くいかないが、様々な人に助けられて段々真っ当になっていく。ようやく最後に色々な事が上手く回り始めた時に…。

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ごっとん

4.0役所さんの演技はすばらしい

2021年2月14日
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泣ける

悲しい

難しい

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タワムニレ

4.0西川美和に外れなし

2021年2月14日
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モン吉

5.0それでも世界はすばらしい?

2021年2月14日
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笑える

悲しい

知的

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せつこん

3.0我慢する生き方 最後に仲間に出会い💧

2021年2月14日
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仲野太賀さん、泣く子はいねぇがに続き良かったな。
脇を固める六角さんと北野さんも。
役所さんは安定の素晴らしい演技。

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たつじ

4.5すばらしき世界…

2021年2月14日
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自分の正義を貫くことができない世界

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みさこ

4.5この世界に居場所を見つけるには

2021年2月14日
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「素直で真っ直ぐで義理堅くやさしい人。それでいて整理整頓が得意」と言われたら、すぐにヤクザだと思う人はいないだろう。

「あり方」だけじゃなく「やり方」を知らないと生きづらい世界なのだと教えてくれる映画だった。

犯罪者や貧困の再生産をしないためにできることは、その人の過去ではなく今望むものに目を向けて、辛抱強く寄り添い、居場所をつくることなのかもしれない。でもそれが、とてつもなく難しい。怖いから。守りたいものを思ってしまうから。
それでもしっかり関わると、この主人公のように、その魅力的な側面が見えてくるんだろう。

「褒められるところに行きたかろ?」という役所さんのセリフが印象的でした。

不寛容な世界で居場所を手にする方法は、ほんとうに他者への無関心しかないんだろうか。
そんな問いを受け取った映画でした。

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Kiki
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