「どうでもいい世界」すばらしき世界 リコさんの映画レビュー(感想・評価)
どうでもいい世界
クリックして本文を読む
この映画を鑑賞後、映画のタイトル「すばらしき世界」って何故?って考えてると涙が出て来た。何となく主人公の三上が施設の子供達とサッカーをした時、流した涙と同じ?と思った。何故?と解らない事ばかりで溢れ出す感情。考えたってキリが無いし、しょうが無いんだって自分に言い聞かせて冷静になる。本当は答が欲しかったのに、その疑問に蓋をする。でも、やはり、どうしても納得する事が出来ない、でも、この世界で生きてくしか無いと言う答を出したら神様が助けてくれたのか、三上はこの世を去った。
人生の大半を刑務所で送っていたにも拘らず、これ程憎めない人っているんだなあって思わさるくらい純粋な人。この人が居なくなった世界は、果たして雲ひとつ無い晴れ渡った青空なのか、どんより厚い雲に覆われた空なのか、もう三上にはどうでも良い事なのだろうと思った。
コメントする
