「三上とその周りの人々との交流」すばらしき世界 だーよしさんの映画レビュー(感想・評価)
三上とその周りの人々との交流
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三上がカタギとしてうまく生きて行こうとする姿、そして周りの人たちが三上の人生を少しずつ引き受けて、真っ当に歩ませようとするなかで心が通っていくところにグッときた。介護施設で障がいを持つやさしい同僚がバカにされていたとき、怒りを抑えてやりすごした場面。うまく生きるための術を実践してしまった姿に悲しみを覚えたが、その後その同僚のために流した涙が三上の純粋な真っ直ぐな心根を表しているようで、とても美しかった。
最後は少しあっけないように感じたが、三上のために集まる人たちをみて、自分なんかよりよっぽど周りの人と関わりながら生きてるなと思った。
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