「笑って泣いて、考える映画」すばらしき世界 見聞さんの映画レビュー(感想・評価)
笑って泣いて、考える映画
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かなり楽しめて、考えさせられる映画だった。役所広司は上手いねぇ!ある時は可愛いオジサン、でもスイッチが入ると本物のヤクザに思えるから。そして前科のある人を避けず正面から向き合って見離さない「すばらしい人達」。三上さん(役所広司)は幼少期の辛い経験から、弱い者いじめとか見過ごせないし真っ直ぐ過ぎる性格が災いしている。
先日、保護司さんが刺された事件があったが、最悪のケースだって起こりうる。犯罪歴のある人の社会復帰は本当に難しい問題だと思った。
ラスト、三上はなんとか感情コントロール出来る様になって、本気で心配してくれる人に囲まれ仕事や近所付き合いなど上手く行き始めた矢先だったから凄く悲しくなった。
お母さんとあの世で再会しているのかな?
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