「空は広い。」すばらしき世界 しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
空は広い。
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三上が出所したところから始まる。
何となく想像できる範囲だった。塀から外の生きずらい世の中でまっとうに生きたい主人公の三上。何かにカッとする気持ちを抑えられない。元やくざということで働くこともままならないし偏見を持たれる。
でも、偏見はやくざだけではなくて映画に出てきた障害を持った人とか。色々な所で偏見はあるし、それらを乗り越えながら皆生きている。それができる人と出来ない人。がいる。
三上は上手く順応出来ないほうの人間で多分やくざの世界のほうが生きやすかったのかも。でも、やくざの世界もだんだんと肩身が狭くなって生きづらい。見て見ないふりして生きていくことが辛くそれがストレス(心労)になっていった……。三上にとっては生きづらい塀の外(世界)だったのかもしれない。
三上にとっての広い空はあったのか。
生きづらい世界から解き放たれた瞬間。
それこそがすばらしき世界だったのかもしれません。
運転免許を取る場面では可笑しくて笑っちゃいました。役所広司は魅力がありますね。
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marimariパパさんのコメント
2021年5月14日
しろくろぱんだ様
共感&コメントありがとうございます。ベテランの中でも役所さん、抜きんでている感がありますね。
若手俳優さんたちも期待したい方々が多くて楽しみです。