「世界が変わって見える」すばらしき世界 ツネミさんの映画レビュー(感想・評価)
世界が変わって見える
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・観終えた後、景色が変わって見えた。映画を観る前より空は広く見えているのか、狭く見えているのか?見ているものは見たいように見ているだけで、勝手に決めていたんだなぁっていう感覚かな、と。
・暴力性を抑えられない事が社会性の欠落の根本として描かれていて、後半に勤めることができた介護施設で差別的な会話シーンで本心を抑えて場に合わせての笑顔で流すっていうシーンが印象的だった。このシーンが正しい行動として描かれているように感じて、それがとても複雑な気持ちになった。
・主人公の三上の入れ墨が完成していないのが初めて観て、何となくリアルだなぁと思った。
・身の回りの人たちが最後まで親切で良かった。
・福岡の知り合いのヤクザの現状の厳しさ感が何となくリアルに感じた。警察が来て三上を逃がそうとしてるシーンでキムラ緑子のセリフが印象深かった。シャバは我慢ばかりで退屈だけど空は広い(だったと思う)
・いいところで終われ!って願って観ていた。
・優しくしよう…っていう気持ちになった。
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