「緊張と緩和 バイオレンスとエロティズム」ファンシー 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
緊張と緩和 バイオレンスとエロティズム
2020年映画館鑑賞93作品目
原作未読
田舎のいかがわしい温泉街
ヤクザが派手に暴れる
警察は出てこない
日本の警察舐めすぎ
まるで漫画だ
エロスとバイオレンス
カトちゃんケンちゃんの海の家のコントを思い出した
永瀬正敏が演じた鷹巣明は郵便局員兼彫師
原作がそうなのかもしれないがいつもサングラスをしている
外したら粳寅満太郎みたいになると緊張の緩和になって笑えるんだけどそんなことはない
田口トモロヲが演じた郵便局の上司役もダブルワーク
夜はポン引きをやっている
ダブルワークは常識らしいが自分には真似ができない
映画を観る暇が無くなる
ヤクザの後始末までやるのだからダブルワークではなくてトリプルワークだ
窪田正孝が演じたペンギンは草食系詩人
インポらしいがそうかもしれないなと観てる方を思わせる演技力が素晴らしい
だけど『赤と白の捜査ファイル』のときのようなセクシーでかっこいいアクションスターも演じてほしい
どちらかというと最近は情けないか弱い役ばかり演じているような気がする
今の窪田正孝には業界からそれを求められているのかもしれない
ちょっと残念だ
今回はヌードになる女優さんが多い
そのなかでもつぼみが1番良かった
餅は餅屋である
月夜の星を演じた小西桜子も良かった
毎回毎回色々と楽しませてくれる
彼女は間違いなく有能だ
タクシーのシーンが特に熱演で良かった
ヌードあり
胸は控えめだがそれは特に問題ない
映画を観た後コンビニに入ったら胸が豊かな女の子たちが表紙を飾っている雑誌が並んでいた
そのほとんどは30前に芸能界を引退するだろう
厳しい世界である
ネットで小西桜子のオッパイをガッカリだと嘆く男たちがたくさんいるだろうが胸の大きさなんて芸能界で長く活躍することになんの保証もない
郵便局で敵対する同僚を演じた役者は生理的に嫌いだ
役者として成功してほしくない
それゆえに悪役として大成するかもしれない
久しぶりに映画でサトエリを観た
キューティーハニー以来だ
なんで干されたのだろうか
宇崎竜童が1番かっこよかった