「道案内的郵便局員」ファンシー 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
道案内的郵便局員
郵便局員兼彫り師の主人公を取り巻く街の人間の物語。
久しぶりに永瀬正敏と言う俳優がキャラ立ち出来る映画。
現実に距離を置き、空想、幻想に捉われている人々。
現実でありながらも一般とはかけ離れた世界に捉われている人々。
その狭間に立ち、映画の道案内的な立場でもある主人公。
凄いオチなどがラストに待っている訳じゃない。
主人公が微妙に絡む人間模様。
織りなすそれぞれの日常的世界観を楽しめと監督が言っているかの様だった。
まぁ、一日中サングラスは引っかかりますが😅
原作漫画ならではのキャラ立ちの一部だと思うし。
私とすれば、昔ながら日本にある映画構成らしい作品とも思えるし、
独特の雰囲気は好きだ。
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