お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方のレビュー・感想・評価
全82件中、41~60件目を表示
笑って、泣けて、役に立つ!!!
山田洋次監督の「家族はつらいよ」のような感じなのかなと思って見たけれど、笑いと泣き(?)の割合は3.5:6.5といったところかな(橋爪功さんはそのまんまな気がするけれど)
作中でも話されているように葬儀屋さんって何か縁起悪そうですよね。
でも、そう思っている人たちにこそ見てもらいたい作品!!
終活はただお別れの準備をするということだけではなく、残りの人生をどう謳歌するか考えることなんですよね。
そういう捉え方ができるだけで老後が楽しみになる!
「思い出はあって当たり前だけれど、なくなったら寂しい」という台詞。
ここでの「あって」は「できるのが」で、「なくなったら」が「作れなくなったら」ということなのだと思う。
若いうちは一緒にいるだけで楽しくて、何でもないことでも思い出になってしまうのだけれど、歳を取るとそうでなくなって来るんでしょうね。
今を生きているのだから、今の思い出を作り続けることが謳歌するということに繋がるのかな。
笑って泣けるヒューマンコメディ
【1度予告を見て欲しい!!!】
お終活を通して夫婦の絆や家族愛を再認識することが出来る、愛溢れた作品です😌
お終活というタイトルから「重ためな話なのかな…?」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、全くそんなことないです︎☺︎
ヒューマンコメディなのでクスッと笑えるところが沢山あって、リアルな夫婦関係、親子関係が本当に面白いです😹
夫婦役の橋爪さんと高畑さんの会話もとってもリアルで面白くて、ここに娘役の剛力さんが加わると本当の家族のようで、どこかの家庭を見ているような、リアルなお芝居がとても良かったです︎☺︎
わたしはこの映画を、親のことを考えながら観ました。というか観ていたら自然と親のことを考えていて、観終わると不思議と親孝行したくなりました☺️✨両親に "出逢ってくれて、私を産んで育ててくれてありがとう" って気持ちでいっぱいになりました☺️♡
感動シーンはありますが、最後は必ず温かい気持ちになること間違いなしです!!
熟年層には、必ず!共感出来る部分があると思いますので、是非観ていただきたいのはもちろんなのですが、、私は若い子にこそ見て欲しいなと感じました😌
誰の胸にも刺さる、笑って泣ける素敵な映画です。 見て損は絶対にしません。保証します!!!
-----
(私情失礼します…)
主演の菅野涼太役・水野勝さんは、今回大物俳優さんに囲まれながら見事主演を務めました。彼はこの作品に唯ならぬ熱を持って魂をこめて挑んでます。ブログ、Twitterを見ればどんなに熱い思いを持ってこの作品を撮影したのかわかると思います。
なので、もし良ければ、、覚えてくれるだけでいいので、是非彼にも注目して頂けると嬉しいです、、!!よろしくお願いします🙇🏼✨✨!!
コメディとしてよく完成されている
人間はいくつになっても成長する。有名な論語の為政編には、60歳は耳順と言って人の言うことに耳を傾ける歳だと書かれている。それは他人の意見を聞いて自分の世界を豊かに広げることだ。
しかし現実はそうでもない。脳内伝達物質であるセロトニンの分泌は25歳がピークである。セロトニンは神経の短絡を抑制する働きがある。つまり人生で一番キレにくいのが25歳という訳だ。それ以降は分泌量が減っていく。歳を取るとキレやすくなるのだ。他人の意見を聞くどころではない。頑迷固陋な老人になって、気に食わないことがあると文句ばかり言う。街で弱い立場の店員に怒鳴り散らしているおじいちゃんをたまに見かけるが、見栄えがよろしくないことこの上ない。
本作品で橋爪功が演じた大原真一がまさにそのような困った老人であった。しかしある出来事を機に死や生に対する考え方が変わっていく。来し方を振り返り行く末を案じれば、人生の真実が朧げに浮かび上がる。
水野勝と剛力彩芽の若者二人が人間が出来ていて、年寄りたちが狭量で自分勝手という対比がいい。わかりやすいから笑える場面では思い切り笑える。数少ない伏線だが、回収の仕方が斬新で、少し驚いてしまった。
コメディとしてよく完成されている。役者陣の演技もとてもよくて、特に狂言回しの松下由樹の演技が見事である。鑑賞後はとても爽やかな気分だった。それにしても、人間は社会や金融機関やインターネットで沢山の結びつきがあるのだと改めて気づかされた。死んだら遺族がやることが山ほどあることに、思わず溜め息が出た。
笑えた☆彡
最後に泣けます。
ありそうな事ばかり。。。。
聞いたことのあるセリフ
前半笑えましたよー。
後半は、ジーンときました
思い出はなくならないホントその通りですね。
橋爪さん上手すぎ!
脇もいい味だしてましたよ。俳優さん達
お終活
昨日、舞台挨拶と映画観させてもらいました。
人が亡くなるのっていろいろと大変なんだなと勉強になりました。
人それぞれの人生というドラマがあり今まで自分が生きてきた人生の財産や築き上げてきた財産などを大切な家族が大変な思いをしないように「お終活」という家族や大切な人たちへの恩返しだと思います😊
「お終活」というのがあるからこそ自分の気持ちや願いが叶えられる最後のワガママだと思うし、亡くなってからではリクエストできませんからね😥
元気なうちにお終活するのも良いことだと私は感じました😊
何回でも観たいと思った作品です。
映画を両親にオススメしたいと思います。
"あり方"が詰まった映画
時間も合ったので、フラっと鑑賞。
結局、観て良かったと思える映画だった。
予告では終活を題材にしたコミカルな映画としか感じなかったが、
実際は、人生や生と死、親について考えさせられる映画だった。
考えさせられるといっても決して深く、難しく…といったものではなく、様々なものの"あり方"を共感を以って教えてくれるというのがこの映画の良さ。
事実、自分も親のこれから、自分のこれから、人との関わり方について重ね合わせながら観ていた。
また、出てくる登場人物もみんな好きになれる、憎めない。
だからこそちゃんと人が集まるんだろうなあ。
自分は果たしてそんな人間になれているだろうか。
優しさ・厚意が詰まった、そんな映画でした。
追記:
レビューいろいろ拝見しました。
私は私の思ったままを書きました。
コメディ映画なんだけど涙が出ます。
見た人それぞれに人生の思い出があり、この家族とだぶらせてしまい不思議と涙が出てしまった。橋爪さんと高畑さんの何気ない夫婦の会話がこんなにも面白いのはまさに夫婦漫才です。人生100年、前向きにやって生きたいと思いました。
まさか!
普段は見ないジャンルの映画ですが、ふらっと見てしまいました。主婦達のランチしている店なんか行った事あるかも…ある!やっぱり!はるばる遠征して映画見に行った時にランチしたところだ!
エンディングにテロップで確認、そうそうあの店。
肝心のストーリーもハッピーエンド。私もハッピーな気分になった映画でした。
心が豊かになる映画
初めて観ましたが、観終わった後、心がほっこりと温かくなる映画でした。
題名からすると、ナイーブな内容だし、ネガティブに捉えられやすいけれど、全くそんなことはなかった。自分や家族、友人と、周りの人のことを思い、これからを豊かに生きていこう、そう思えるし、これからを示唆して、優しく背中を押してくれるような映画。
こんな時だから、人として生きていくために心の豊かさは必要で、それを気が付かせてくれた。
次は、誰と観ようかな。
笑って泣けて。
高評価が多かったから見てみたら…よい作品でした。人生100年、熟春夫婦の歩みかた、終活ってそうだよねー、と笑わせながら見せてもらえた。思い出は残さないと無くなる時もある、と。そうだよねー、と。意外に豪勢な俳優陣に交じって剛力彩芽もなかなか良かったです。
【終い方】
ん?
大原真一・千賀子が主人公なのかと思っていたが、涼太が主人公だったんだと、途中で気が付いて、ちょっと笑ってしまった。
まあ、ありがちな話のような気もするし、この熟年夫婦役の橋爪功・高畑淳子のやり取りには思い出すこともあって笑わされるし、人が死ぬのは大変だってことも分かるけど、僕は、終い方なんて云うのは密かに考えてみたい気がする。
剛力ちゃんの演技を久しぶりに観た。
もっと頑張れば良いのに。
あと、この映画、とある映画SNSでは、この映画のためだけにアカウントを開けて高スコアをつけるポジティブキャンペーンがあって、実は、興醒めしてしまった。
映画公開前から、ネガティブキャンペーンをするのはもってのほかだし、この週公開の他の作品の中にはネガティブキャンペーンに見舞われているものもあって、このSNSの管理能力の欠如したサイト運営者は相変わらずやる気ないグズだなと思わせるが、ポジティブキャンペーンもちょっと面倒くさい。
余談ですけど、健康に余生を過ごすのであれば、ボランティアが一番良いのだと何かで読んだことがあります。
老後の趣味を考えましょうなんて云うけど、人間は社会的動物で、麻雀やコーラスといった趣味より、社会と関わるボランティアなんかをする方が、ボケずに健康で長生きするのだそう。
まあ、何かで読んだ記憶です。
分かる分かるそうなんだ大変だったね
ワンデーフリーパスポート大復活!
もう何度使ったでしょうこのサービス。本当に大好きですイオンシネマさん。ありがたすぎます!!!!
という訳で1本目はこの映画を選択。
橋爪功×高畑淳子ということで何気に楽しみにしていた映画です笑 でも予告は古臭いし、サクラが満開なので少しハードルを下げて鑑賞。
いや、面白かった!!!
意外や意外、よくできた映画でした。
橋爪功と高畑淳子、最っ高です笑笑
結婚から50年を迎えた熟年夫婦の大原夫妻。2人は喧嘩ばかりで夫の真一(橋爪功)は将棋仲間に妻の愚痴を、妻の千賀子(高畑淳子)はコーラス仲間に夫の愚痴をこぼす日々。そんなある日、葬儀社の男・菅野(水野勝)がこの夫婦の前に現れる。
とにっかく橋爪功×高畑淳子夫婦がピッタリ。
日本の熟年夫婦ってまさにこんなんだな!って感じ。
もう、この2人が夫婦って言われても1ミリも違和感ありません。それほど、2人が合ってるし自然過ぎる。
その2人の喧嘩が本当に笑えて仕方ない。
同じクッションを投げたり、妻にちょっとでも好かれようとしたり、白髪染めのときだったり油だったりもうたまんない笑笑 笑いっぱなしですごく楽しかった。
笑える要因は夫婦とテンポの良さ。
なんだか退屈そうな映画に見えるが、無駄が無いし次々と場面が変わるので飽きない。113分もあるとは思えないほど一瞬だった。
それに、重くて扱いずらいテーマなのにも関わらず非常に見やすくて為になった。人はいつどうなるか分からなくて、無くなってから気づくもの。人生と家族をテーマにした映画の中でも脚本が面白くかなりよく出来た映画で、後半のシーンはシンプルだけどグッときたしとても良かった、
まぁ、しかし予告で感じていた通り少々古臭い。
その上ちゃっちい作り。役者はいい人使っているんだけど、なんだかパッとしないというかわざとらしい感じ。2020年に作られたはずなのにとてもそうは思えない。
正直今作は映画というには程遠く、視聴率取れるかは分からないが完全にドラマ向きだな感じ。お金を払って見に行く若者はなかなかいないだろうなぁ。面白い映画なのに勿体ないな
いやー、でもすごくいい映画見ました。
橋爪功も高畑淳子も好きすぎるし、他の脇役も素晴らしい。剛力彩芽も石橋蓮司もとても上手いこと使っているな〜。たまにはこういう映画も悪くないね!
講習会
91本目。
講習会何かで見る、研修用の作品かと思った。
なのでこの評価なんだけど、他の人がどう思ったか気になるから、見たら何じゃこりゃ。
それにしても、最近別れがあった人バツイチの人、まあ人生色々。
健康映画鑑賞
結婚して50年、結婚して家を出た長男と30歳独身の娘を持つ70代の熟年夫婦の現在と思い出と展望の話。
ある日娘が営むキッチンカーに葬儀社で働き始めたばかりの青年がやって来て、終活セミナーのパンフレットを貰ったことから巻き起こっていくコテコテホームコメディで、如何にも橋爪功主演の作品というイメージ。
まあ、終活の域を超えてますけどねw
自身の親が逝ったり、40代になったりすると、自分はどうなるんだろうとか、どうありたいとかそろそろ考える、そんなメモリアルなお話と、死生観に纏わる親子の確執を、まあこうなるだろうなのお約束通り面白おかしくみせてくれて、意外性は殆ど無いけれど安心してみられるザ・ジャパニーズコメディという感じで、とても楽しかった。
それにしてもコーラスの選曲や主題歌含め、やっぱりBGMは大切だと感じたし、絶妙な選曲だった。
全ての年代に見てもらいたい楽しくタメになる映画です
「お終活」という題名から想像しながら見に行ったら、いい意味で裏切られました。劇場内がクスって笑ったり、時に真剣に考えてみたり、涙したり。終わった後、胸のあたりが熱くなりました。そして、見た仲間と人生について語り合いました。ご年配の方だけではなく、全ての年代に、夫婦にカップルに独り身の方に是非見てもらいたい映画です。主演の水野勝くんの熱演や橋爪功さん、高畑淳子さんの夫婦のやりとりも注目です。また見にいきます!
重いテーマを扱ってるのに、面白いコメディだった
結婚50年を迎える大原夫妻。定年退職した夫の真一(橋爪功)が家にずっといることで、妻の千賀子(高畑淳子)はストレスをかかえていた。お互い相手への気遣いも無く、真一は健康麻雀、千賀子は健康コーラスに通って仲間に愚痴を言い合う状態だった。
葬儀社の営業に転職した菅野(水野勝)と大原夫妻の娘・亜矢(剛力彩芽)が出会い、娘から終活フェアへの参加を勧められた千賀子はフェアに行ってみて、今後のことを考えようとするが、真一は嫌がり、また夫婦間で問題が起きてしまうという話。
橋爪功と高畑淳子の掛け合いコメディが面白くて、重いテーマを扱ってるのに笑ってしまった。
おばさん仲間の中では藤吉久美子が可愛いかった。
【人生で、避けては通れない重い問題をテーマにしながら、クスクス笑えて少ししんみりするヒューマンドラマ。橋爪功、高畑淳子の熟練の演技、優れた脚本。冷え切った夫婦関係に悩む貴方も是非どうぞ。(私だ!)】
ー 日本人の平均寿命が、男性81才、女性87歳と冒頭で流れる。
この世代の方々が、日本の高度成長を寝食惜しまずに成し遂げ、現在の日本の基盤を築いてくれたのだ・・。
感謝しかない・・。ー
■感想<良かった点>
1.夫婦の関係性を良好に保つための秘訣が、笑いを絡ませながら、きちんと描かれている点。
・相手の話に対して・・
”そうだったんだ!”
”分かる分かる・・”
”大変だったねえ・・”
とキチンと返す事の大切さ。
・”誰のおかげで飯を食っているんだ!”と奥さんには絶対に言ってはいけない・・。
ー 数年前の経済雑誌で主婦の年収は、1000万円と言う記事が出てたよなあ・・。
365日、年中休みなしの奥さんにはキチンと感謝しよう・・。ー
2.葬儀屋さんを忌み嫌う風潮に対して、葬儀屋の存在意義をキチンと描いている点。
・絶対に必要な職業であるよなあ・・。人は、皆いつかは死ぬのであるから・・。
3.自分の死の準備をきちんとしなければいけない事を、分かりやすく描いている点。
・残された家族の大変さを、きちんと観る側に伝える幾つかのシーン。
4.ベテラン俳優陣達の確かな演技。
・現代邦画の名優、バイプレイヤー多数出演。作品を安定させ、説得力あるモノにしている。
松下由樹さん、小林綾子さん、西村まさ彦さん、石橋蓮司さん・・。
熟年夫婦を演じたお二人(橋爪功さん、高畑淳子さん)を含め、安心して、映画の世界観に浸れます。
5.熟年大原夫婦の若き頃の、出会いと結婚までの流れを当時の写真を涼太が編集し、金婚式で流すシーン。
ー ここ、良かったなあ・・。ー
6.熟年大原夫婦の金婚式での、旧友たちからの言葉も良い。そして、サプライズ。
ー 企業戦士だった大原真一(橋爪功)が、密かに行っていた崇高な行為・・。ー
7.大原夫婦の娘(剛力彩芽)と、葬儀社に入社した涼太(水野勝)との恋
8.涼太と父(西村まさ彦)との確執や、和解のシーンも沁みる・・。
<今作は、人生を送るうえで、避けては通れない重いテーマを扱いながら、クスリと笑えてホロリとさせられ、更に今後の人生を送る上で刺激を与えてくれる良作であると私は思いました。
視聴対象は後期高齢者だろうと一見思うようなタイトルですが、現況の日本の状況を鑑みると、万民が鑑賞しても、イロイロと考えさせられる作品だとも思いました。>
全82件中、41~60件目を表示