「本日、テレビで鑑賞」奥様は、取り扱い注意 パンナコッタさんの映画レビュー(感想・評価)
本日、テレビで鑑賞
作りが昭和。
映画全体が情緒的でウエッティ。画に緊張感が無い。
代表されるのがラストで綾瀬はるかが生きていたと分かるシーン。彼女の胸のキズを見せるだけで観客は「なるほど」と分かるのに、何故あえて過去のテレビの奇跡のシーンを入れる?そう言うところが昭和。
記憶を失くしてる時のクミの奥さんぶりも、「おしとやかで優しい妻」みたく、理想の昭和の奥さん像を描き出してる。戻った時のクミとの対比を見せたかったのだろうけど、安易。
もっとドライで面白く作ればもっとヒットしたのに。
誰がこれでOKしたんだ?
ホント、もったいない。
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