ドロステのはてで僕らのレビュー・感想・評価
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最高に面白いSFギミック! +アレ
サマータイムマシン・ブルースのギミック面に特化した内容かな?と思ったらしっかり甘酸っぱさも。
最後に炸裂するバレーボウイズの説得力!
ギミックSF青春映画の新しい傑作!
内容が内容なんでネタバレ無しで感想を書くのは難しいですが……;
「サマータイムマシンブルース」は青春劇とタイムスリップのギミックが絶妙なバランスで同居してました。
今作はギミックに力が入ってる部分が大きい。
どうなってんの?どうなっちゃうの?の連続でずっとワクワクして見てました。
ひたすらのギミック遊び……からのラストシーンにしびれました!めっちゃ良いシーンだったなぁ。
取ってつけたわけじゃなく、むしろコレこそが本質だった気さえしてきます。
サマータイムマシンブルースに通じる悪ふざけする登場人物たちのウザさにニヤニヤ。
ウザい行動で物語がまわっていくおかしさ。
外から見たらアホらしいけど当の本人たちは必死。
あぁ、愛おしいなぁ。
アホなノリに楽しんでると”あれ?これどうやって撮ってるの?”ってなる。特にモニター先に映る”自分”。
別録りで同じ動きをトレースしてると知って、この人たち頭おかしいな;ってなりました。
恐ろしい作り込み、技術、そして演技力の賜物。もはや狂人の域。
難点としてはコンパクトすぎること…だろうか?
小さなコトが大きな話になっちゃった!ってなカタルシスは弱い。
と同時に、小さな空間/時間で起こるプチパニック&ミニ解決こそが愛おしさに繋がっている点もあるので仕方がないのか。
逆にそこぐらいしか気になる点がない!
やー、ほんと面白いギミック!
+物語の楽しさと絶妙な甘酸っぱさがあって……あぁ、いい映画だなぁと。
【Back To The ちょっと未来】
今作が京都の人気劇団・ヨーロッパ企画全員で取り組んだ初のオリジナル長編映画ということを不覚にも最近になって知り、慌てて、滋賀県草津市のイオンシネマ草津での上映終了日に滑り込みました。
さすがに上田誠さんのお得意の時間SF映画の原案・脚本を、上手く映像化させた監督の山口淳太さんの力量もさることながら、2分間という縛りの中での長回し撮影は、何度も繰り返しトライ&エラーを重ねながら完成したのであろうと思うと最後に観客もホッとさせられる作品でした。
ヨーロッパ企画と言えば、あの『サマータイムマシン・ブルース』では、クーラーのリモコン一つの為に<Back To The 昨日>を繰り返す馬鹿馬鹿しさで楽しませてくれた様に、今作では<Back To The ちょっと未来>の世界観でクスクスッと笑わせて貰いました。
鑑賞前は、上映時間70分ってちょっと短いのではとも思いましたが、実際に観てみるとサクサクッと観られて程良い上映時間でした。
今のところ今年で最も面白かった作品でしたし、まさに傑作でした。
ただ【ドロステ効果】って用語が一般的でないからか作品タイトルで損をしている様にも感じましたが、意味不明っぽいところがまた味があって良いのかも知れないですね。
イオンシネマ草津では7月30日(木)で上映終了でしたが、7月31日(金)からは、京都みなみ会館など他の劇場でも上映されているみたいなので、是非もう一回鑑賞したいくらいに面白い作品でした。
※それにしても、エンディングロールの際の撮影機材の小型化・簡素化にも驚かされました。
従いまして、私的な評価としましては、
劇団ヨーロッパ企画好きということもありますが、五つ星評価的には満点評価(100点)が相応しい作品かと思いました。
今後、Blu-rayやDVDソフト化した際には、エンディングロール以上に撮影の舞台裏の詳細秘話についても、もっと盛り込んで欲しく思いました。
エンドロールを見たときにビックリした!
途中で付いていけなくなった
「二分先が映る画面」っていうアイデアが面白いんだよね。それを見た人たちがタイムパラドックスが起きないように行動してくのが面白いの。
面白く見てたんだけど「鏡合わせにしたら結構な未来まで見える」ってところで訳が解らなくなって、そのモヤモヤで付いてけなくなっちゃった。良く解らなかったから「そういう設定だ」と思って頑張って観たけどね。
ラストは「なんか凄い事件が起こるんだろうな」って観てたんだけど、そんなでもなかったね。意中の人がヤクザに連れ去られちゃうから、それ助けるっていう。そのときのアイテムが、そこまでのドタバタで出てきたアイテムで「うまい!」と思わせるとか。
なんか最後は隕石の落下を防いで平和を守るとか、そういう大きな話が良かったな。
ヤクザに絡まれる展開が強引なんだよね。「未来の自分からお金のありかを教えてもらったから」ヤクザのお金を取りにいけるんだけど、この展開が強引なの。これやっていいなら「未来の自分が宝くじの当選番号を教えてくれた」で大金持ちになってもいいからね。
なんでもありで、作者の都合をいれることができちゃうの。そして作者の都合でヤクザに絡まれる展開が入ってきてる。そこが萎える原因かも。
意中の人をヤクザから助けた後は『愛だろ、愛』というわけで、タイムパラドックスをびびらず行動して、二人は良い感じになりましたと。観てるときは、ちょっと感動したな。
2分前の自分と話すときは、予め録画しといた自分の映像とタイミング合わせるんだよね。そういうのは「うまいなあ」と思った。そこからワンカットで引っ張ってくところもね。あっちとこっちで同じ芝居しなきゃいけないとか、鏡合わせにした後の画面の作りとか「よく考えてるなあ」と思ったよ。
そういうギミックは、面白いんだけど、面白いだけに、そこを越えてくるなにかを観たくなっちゃうね。
でも、単純な話に、ギミックを乗せてくるのがヨーロッパ企画という気もするから、らしくて良いかも。
「カメラを止めるな」を超える、こんなストーリーは考えられないと思わせる作品
2分先の未来。これだけでどんなストーリーになるかはわからない。
ただその2分をどんどん膨らませて、万人には考えられないストーリーが展開されていく。
その途中、またエンディングもおしゃれに終わっていく。
だから、この映画を観終わった後には 「すっげー。。。。。」 といった感想しか思い浮かばない。
この原案、あのヨーロッパ企画の上田誠さん。もう恐れ入りましたという感じ。
またこの映画、iphone1台のみで撮っていく。それは映画をみていて気付きました。
ただ1台だけで追っていることで、現実感が出てくる。このストーリーには最適だと思いました。
近年1台のみで、規模的に単館映画で上映されたものに、「カメラを止めるな」がありますが、
作品として「カメラを止めるな」と同等か、それ以上の作品です。
70分と短い作品ではありますが、それを感じさせない観終わった後の満足感があります。
この作品は今年の上映映画の中でベストと言える作品の一つです。
強くおススメします。
SF的もやもやの果てで観客は
「透明人間に匹敵する面白さ」
…
ドロステだらけの純情
ヨーロッパ企画については映画化作品を2作と舞台を1作見ただけの初心者だが、SFやトリックにこだわったテーマ選びが好ましい。あとは料理の仕方だが、今作では「サマータイムマシン〜」に比べると、あまりにも小ぢんまりとした世界で終始した感がある。
物語自体も因果律が破綻していて、2分後の自らの言動を見てそのとおり実行するということは、その言動の起点がわからなくなる(例えば札束の入ったビデオデッキ発見のくだりで、どうやって知り得たのか)。なので、ラスト近く2分後の未来と違う行動を選択した時点で未来Aから未来A’へ移行してしまい、そもそもの設定が無意味に…(物語のどの時点であり得べき未来を無視しても、それはそれで特に支障はないことになる)。
タイトルの由来になっている合わせ鏡の発想も、無限小の視認は現実的ではないだろう。
とは言え、こんなマニアックな内容をわざわざ演劇やら映画にするという精神は微笑ましい限りなので、今後も注目していきたいと思います。
すこしだけふしぎな普段のお話
近くの劇場でやっていたのでウキウキな状態で鑑賞。
2分後の未来が見えるというどのように活用すればいいかが難しい設定をうまく使いこなしていて感動しました。2回同じシーンが見れるので、クスッと笑う部分があり楽しめました。
バイオレンスな展開に突入する際も、過去と未来をうまく活用されていて素敵でした。
もっと多くの人に見ていただきたい作品です。
少し不思議をユーモアにするの上手すぎです
「サマータイムマシーン・ブルース」でお馴染みの劇団、ヨーロッパ企画の初の長編映画。誰かのTwitterでチラッと存在を知り、予告編を見て、何か見逃しちゃいけない予感がして観に行った。こりゃあ当たりでした!!!!!
70分と短めの上映時間で、劇中の流れる時間もほぼほぼリアルタイムで動いてく感じだったけれど、観た後の満足感が半端なかった。
内容は、京都の雑居ビル内のカフェとその上にあるマスターの家とに置いてあるそれぞれのテレビ(パソコン)が「2分後の過去」と「2分後の未来」を写すタイムテレビになってしまった事から始まるプチSFのドタバタ劇。そのテレビに翻弄されるマスターや店員、知人やお隣の美容院の女の子たちの、行動や言動が面白くて、次に何をするんだろうとかどんな展開になってくのかなど気になって夢中になって見入ってしまった。人間らしい行動や一人一人の人柄が垣間見える一面、その騒動の中で変わっていく人間関係など…面白いし、そもそもSF要素も誰が見てもすぐ入り込める良い意味でゆるい感じなのもとても良かった◎ゆるい中にもちょっと怖くなる要素やドキドキ要素もあり、それもまた良い◎
ストーリーが魅力的なだけじゃなく、作品自体の雰囲気も良いし、役者さんもみんな超面白いし、カメラワークも引き込まれるし、何度も観てるヘビーユーザーが生まれそう(てか多分結構いる)な映画ってのが凄く分かる。当然「サマータイムマシーン・ブルース」が好きな人も好きな映画だし、「カメ止め」「ラヂオの時間」とか好きな人も好きだと思う。藤子・F・不二雄のSF短編集が好きな人も。(私はSF好きってほどのSF好きではないけど、「サマータイム〜」「カメ止め」「ラヂオの時間」「藤子・F・不二雄SF短編集」いずれも大好きなので、まさにどハマりしました。)
少し不思議な話と現実が上手い具合に融合した時に、滑稽でリアルで面白い物語が生まれるんだなぁと実感しました。
昔テレビで見た、上田誠脚本・安藤政信主演のヨーロッパ企画メンバーガッツリ出てた「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド」も一度見たい…。探偵×SF×コメディ。あれもめちゃくちゃ面白かったもんな。
色々見たことはあったけど、、今回のこの作品でヨーロッパ企画にどハマりしそうです笑笑。
前情報なしで鑑賞。エンドロールで目玉が飛び出る。
アイデア一発!
舞台っぽい映画の傑作
人気劇団が作った長編映画ってことだったので、ある程度は想像していたがモロに舞台っぽい話だった。悪い意味ではなく、とってもいい意味で。舞台系の監督や脚本家はこういう設定が面白い話得意だよね。
自宅と経営してるカフェのディスプレイが2分間ズレた映像を映し出すという設定がいい。微妙に役に立たなそうな、でもすごいとは思える状況設定。で、この設定を最後まで活かした話を徹底的に作り上げた感じ。
いや、もちろん気になるところはある。ディスプレイのコードどうしてんだろ?とか、ヤクザの行動が謎だったり。そして若干短いなと感じたり。でも、なんだろう。そんなことはあまり気にならない。舞台を観ている感覚に近くなっていたからそういうところはハードル低くしていたのかも。
そして、何より撮影が大変だっただろうなと思った。綿密な計算のもと、演技しなきゃいけないし、撮影もしないといけない。メイキング映像はたしかに見たくなる!
見えない時間を操るマジック
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