「充電が残り3%で、イライラして」ジェクシー! スマホを変えただけなのに shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
充電が残り3%で、イライラして
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映画「ジェクシー! スマホを変えただけなのに」
(ジョン・ルーカス スコット・ムーア監督)から。
スマホ、PC、ロボットに感情を持たせた作品は、
映画「her 世界でひとつの彼女」
(スパイク・ジョーンズ監督)を筆頭に、
どれも私のお気に入りになるケースが多い気がする。
こればかりは、想像力を十二分に働かせないと、
その面白さは半減するし、主人公に感情移入もできない。
逆に主人公になりきれれば、こんなに面白いものはない。
今回はコメディタッチだから、久しぶりに声を出して笑えた。
一見、破茶滅茶に思えるスマホ「ジェクシー」の反応も、
実は、スマホ所有者の「生活を向上させます」が目的だから、
そのために、試行錯誤を繰り返しているだけ。
そして、目的は達成したかのようにみえたが、
スマホに恋愛感情が芽生えてから、より面白さが倍増。
スマホと主人公の口喧嘩シーンがいい。
「カッとなって、ごめん。充電が残り3%で、イライラして」
「こっちこそ、ごめん、充電するよ」
「ありがとう、ケンカはイヤ」
他にも、リアルな女性に嫉妬するスマホの復讐や、
主人公がスマホの電源コードを入れたれ出したりすることで、
SEXを連想させるシーンは、大爆笑だった。(笑)
もしかしたら、24時間一番身近にいる友達かもなぁ。
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