いただきます ここは、発酵の楽園のレビュー・感想・評価
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子どもは自然から学び育つ
子どもたちと「菌ちゃん」との関わりが素敵なあたたかい映画でした。わくわくしました。「菌ちゃん」が人や社会自然界を変えてくれる。子どもたちの輝く眼を見れば分かります。とてもステキな映画なので子どもたちにも観せたいと思います。ありがとうございました。 映画スタイル
今こそ見るべき一本
腸活ブームと言われる中、その本質から世の中は大きく逸れている。 腸=菌を大切にと言いながら、コロナ禍という建前、多くの人たちが除菌、殺菌に明け暮れている。 この先の未来を想像すると背筋が凍る思いがする。 そんな折、この映画は疲弊しきったこころに穏やかにしなやかに、やさしく語りかけてきてくれる。 ただの、「いい映画」としてではなく、希望のある未来をそれぞれに見せてくれる。 元来、人間が生き物としてこの地球で暮らしていくことの意味を。 対立ではなく共生、そして営みのなかに均衡のとれた生き方とは何かを。
人参を丸かじりしたくなりました
いただきます1 が大好きで いただきます2 楽しみにしていました! 期待を裏切りませんでした!!! ヴィン監督の描く世界は、映像、音楽が 美しすぎます!!! 小雪さんのナレーションも最高✨✨✨ オーガニックとはどういう事なのかハッキリわかりました! 人参を丸かじりする子供達が美しすぎて、自分も思いきり野菜をかじりたくなりました 美味しく美しい映画で、お腹も心も満たされました❤️❤️❤️
美しい音楽と弾ける子どもたちの笑顔!幸せな気持ちになりました
「食べたものが心になる 食べたものが私になる」 その言葉がすーーっと沁み込んでくるような映画でした! ドラマのように作り込まれすぎず ありのままの子どもたちの溢れんばかりの笑顔に ただただ感動でした。 土に触れ、エネルギーのある本当の意味で『栄養ある』食べ物を食べることが大切なのだなぁーと知れました。 今のコロナ禍だからこそ…特に。。 小雪さんの優しいナレーション 躍動感あるハイローズのテーマソング! ワクワクドキドキ! そして、しみじみと感動!! 有機農業や自然農など 専門的なお話かな?と思いきや いやいや!!農業や食に興味関心がない方でも十分見応えある映画だと思います(^^)
自分たちの食べるものにもっと関心を
無農薬(無肥料)・有機野菜(果物)の栽培に汗を流す人々のドキュメンタリーです。都会では食料を生産(自給)できないため、周辺の地方で生産されたものを供給され、ただ消費するのみです。ですから、自分が食べている食事に注目して、どういう食品が使われ、それがどのように生産されているのか、ということについては、とことん無頓着になってしまっていることに気づきました。食事に気をつかうことは、健康に気をつかうことでもあるので、食材・食品選びには、意識的に取り組まないといけないなと思いました。
農業従事者もそうでない方もぜひ
農業従事者もそうでない方も、ぜひ観てもらいたいと思いました。
映像が美しいのはさることながら、発酵の世界、微生物の大切さ、そして日本の農業の先人が大切にしてきたことを「一般の方」にも分かりやすく、伝えています。
また有機農業者を「全体的」に応援している姿が、所々に見られます。
それぞれが、ともすれば「御山の大将」になりがちである農家さんをどのようにひとつのフィルムにまとめられているか、観る前からとても気になっていました。それが土の中の菌という繋がりで伝えている視点であること、なるほどと思いました。
そしてJAでも有機農業をされている岡山、徳島、羽咋がスポンサー。
オリンピックに向けて有機農業が広がりそうで広がっていない実態、
有機農業従事者でも、未だに虫だらけという、それが有機農業だと思っている人も確かに多いのが現状で悲しいものがあります。
かの美味しんぼの作家、雁屋先生もそのように考えておられ、先日の吉田俊道さんのYahooニュースで、そうではないことを知られたばかりとか。
これが一般の方なら尚更でしょう。
「優劣をつけるのではなく、農家の営みをみる」そう、出演者の木村秋則さんのお嬢さんが木村さんがそのように言っておられるとのこと。
まさにそのとおりであるでしょう。
山形でコロナ禍にみることができました。
まだまだ劇場公開が残っているようで、
ぜひともその残っている地域の方は、脚を運んでみられてください。
土の中の菌とお腹の菌は繋がっている。
除菌殺菌の世の中、もう一度見直して見られる機会を与えてくれます。
トーク付上映。映画出演者の菊地良一さんのトーク&ロビーにて高畠町の...
トーク付上映。映画出演者の菊地良一さんのトーク&ロビーにて高畠町の有機農産物の即売会を開催。特に、農業における「微生物」に焦点を当てたものになっている。出演された吉田俊道さん(長崎県:菌ちゃんふぁーむ、NPO法人 大地といのちの会理事長)、木村秋則さん(青森県:(株)木村興農社代表取締役)、菊地良一さん(高畠町:和法薬膳研究所主宰、東日本菌類研究所所長)らは、それぞれ、ユニークでエネルギッシュで興味深い。しかし一方で、「教祖」のように祭り上げるようなことはしたくないと思う。
ネガティブニュースが多い時こそ観てほしい映画
私がこの映画を観たのは、コロナウィルスの報道が流れ始めたばかりの時でした。 発酵の楽園?発酵食品好きの私はこのタイトルが気になり、ちょっと遠方のシアターだが観に行く事を決心 発酵食品にまつわるストーリーを連想していましたが、「発酵の力で食べ物と人を育む」そんなイメージの映画です。 最初はなんだか想像と内容が違うと思ったのですが、15分後くらいからどんどん引き込まれてしまいました。 魔法の土と子供の笑顔、時々登場するおじさん達など全てに魔力があるのです! シアターを出た直後は無性に畑いじりがしたくなりました。 良い畑でとれた物を食べて、心理的にも健康でいればウィルスもストレスも撃退してれるのではないでしょうか。 とにかく温かみがあり、思わず何かをぎゅっとしたくなる作品でした。
ふかふかの土
登場人物はみな笑顔。 アニメーションを駆使し、ザ・ハイロウズの曲や、宮澤賢治の詩や曲の出し方もセンスが良く、“見せ方”は洗練されている。 なんだか新興宗教やアクティビストの“勧誘ビデオ”のような、ヤバイ香りのする作品である。 帰宅後に調べてみると、「奇跡のリンゴ農家」の人が出演し、玄米酒の「寺田本家」の人がトークゲストに出るなど、知る人ぞ知る世界のようだ。 “洗脳”されること請け合いである。 とはいえ、内容はまともだ。 題名から想像される「発酵食品」の話ではなく、無農薬・無化学肥料の「有機農業」の話であり、“発酵”する肥料で作った土を扱った作品だった。 今は、DNA解析による科学的な根拠に裏付けられて、“細菌”や“菌類”に対する態度が、“殺菌”から“共生”へとパラダイムシフトしているという。 「菌ちゃんふぁーむ」の畑では、微生物が多く、土と菌が一体化した“ふかふか”の土なので、踏んでもなお“ふかふか”だし、簡単に作物を引き抜くことができるという。 なお、“細菌”と“菌類(酵母や菌根菌)”は別の生物のはずだが、この映画では良くも悪くも、かわいいイメージで「菌ちゃん」と一括りにしている。 この作品の雰囲気やコンセプトを、典型的に示していると思う。 土壌化学の知識もないので、理解できないことが多々あった。 しかし、自分が痛感したのは、今の科学で分かっていることは、自然の一部にすぎないということだった。 例えば、自分は毎日、PETボトルに詰められた野菜ジュースを飲んで、ビタミンやミネラルを摂取している“つもり”なのだが、それで十分か? 「抗酸化能」といっても、実験的に定量可能な一つの指標にすぎない。 環境に良い、というだけでは、消費者の財布のひもは緩くはならないだろう。 モンサント(バイエル)社の化成品で作られた食品は、人体に危険で摂取効率も悪く、「有機農業」で作られた食品は、少量でも身体に良いとなった時に、“コスト”の壁は突破され、本当の変化が起きるはずだ。
素敵に醸されました♪
前作のファンで、待ち望んでいた次作でした! 前作は、こどもたちの食育が主で 食育が知育、体育、徳育の前提であることが分かり、 今回ではその先は?に、着目した 土とお腹の関係・発酵の作品。 情報過多になり過ぎず、伝えたい内容を凝縮され 前作同様、素敵な画像と音楽で伝わってきて、私は前作より泣けました。 前作では、直後に「あー味噌汁飲みたい!」と心から思いましたが、今回は大地に、有機農業に取り組む農家さんに、産んでくれた母に、自分の常在菌に感謝感謝の大感謝! 「ありがとう菌ちゃん!」
食育を考えさせられた映画
いただきます、ここは発酵の楽園を観たが、発酵について色々勉強になるドキュメントだった。 また、子供たちの農業に取り組む純粋な姿、りんご農園にこだわる木村さんのりんごと 発酵への思いが伝わった。これだけでもこのドキュメントを観た価値はあった。しかし、 マイナス1点引いたのは発酵にこだわりすぎて子供たちの食育、農家の方をクローズアップしてほしかった。
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