「【知性、地位ある女性の満たされない想いを描いた作品かと思いきや、後半、多層、重層的な内容に引き込まれ独特の世界観を堪能した作品。】」私の知らないわたしの素顔 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【知性、地位ある女性の満たされない想いを描いた作品かと思いきや、後半、多層、重層的な内容に引き込まれ独特の世界観を堪能した作品。】
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冒頭はクレール(ジュリエット・ピノシュ)の行動に共感出来ず。
が、物語が進むに連れ、徐々に明かされる彼女の行動の真の理由に前半抱いた思いが、雲散霧消して行く。
クレールとカウンセラー(ニコール・ガルシア"ワオ!")との、静かながら深い遣り取りとカウンセラーの表情が、物語が進むに連れて、徐々に変化して行く様にも見いられる。
個人的にはクレールの本当の狙い、姿が見えて来た時点で恐ろしさが込み上げて来た作品。
(クレールはSNS上の恋人が亡くなった、と聞かされても、余り悲しくなかったのではないかな・・・。)
〈 劇中、クレールが罪の意識で書いた"と思わされた"本の内容が映像で撮し出される辺りから、急速に面白さが加速した作品。〉
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