劇場版 おいしい給食 Final Battleのレビュー・感想・評価
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最高の日本文化給食
給食前に校歌を歌う学校に驚き。80年代に小学校と中学校で給食を食べていた身としては、改めて日本の給食は栄養バランスが取れていて美味しくて素晴らしい文化だと思いました。私の学校は、手巻き寿司、ミルクで炊き込んだピラフ、ハンバーガーなど、当時にしては手が込んだメニューが多かったです。ご飯、パン、麺、和洋中、クリスマス・ひな祭り・お正月などの季節メニューと、本当に愛情がこもっていて、今も心に残っています。給食があればお弁当を作らなくていいので、親の時間も有意義に使えます。
給食大好きな甘利田先生は、子供達の分身なんです。子供達にとって、予算がないとかなんとかで給食がなくなるなんて有り得ないです。学校給食は食事の場以外に新しい経験ができる楽しい場所なんです。
今はリアルで給食が貧相になっているとXの投稿でみました。子供達にまともなものを食べさせられないのは、国家の恥ですよね。私は子供達に良いものを食べさせたいし新しい経験をして欲しい。政府は国民から徴収した税金をくだらないことに使わないで、子供達のために使いなさい!作品からそんな声が聞こえてきました。
グルメ映画界のクリーンナップ・トリオ!!
「私はグルメ映画が好きだ!!」とちょっと甘利田幸男的な入り方をしてみたが、TVドラマ物の映画化と馬鹿にすることなかれ・・・・・・・
個人的には「おいしい給食」、「孤独のグルメ」、「絶飯ロード」はグルメ映画界のクリーンナップ・トリオだと思っている!!(「絶飯ロード」はまだ映画化されていないが、映画化する価値120%)
TVドラマでおなじみの給食の為に学校に来る”甘利田幸男”扮する市原隼人のエキセントリックぶりはこの映画でも大いに笑わせる!!
そして生徒でありながら給食道の好敵手”神野ゴウ”の無表情ぶりもTVドラマ通り!!
TVドラマでは甘利田はひたすら神野を標的としているが、映画化され二人の関係も徐々に理解しあうところは観ていても凄く清々しい気持ちでいっぱいです(笑)
神野君、御園先生、甘利田、最高!
このシリーズ大好き。
見たつもりでこの映画みてなかった。教育実習のハンサムがいい絡みをするとこから始まるが、最後も彼が良い絡み方をしていた。グッジョブ。
神野君の飼育係からの選挙立候補。事態は意外な展開に。
御園先生のまさかの好意。あれ?って期待させられました。いま公開中の劇場版では甘利田は転勤になりさすがに御園先生がでてこない。もう見れないのかと思うと残念でならない。
武田玲奈はこの先生役がめちゃめちゃかわいい。エクポのあるカンジとか、甘利田に怒る正義感とか、ハマり役なんですよね。
放送室をジャックするくだり、泣けちゃいました。自分の学生時代とかぶります。
どうにもならないこともある。
しかし給食はみんなで同じものを、みんなで協力して準備して、一緒に食べるから美味しい。そうそう。
食育としての学校給食
義務教育諸学校での給食は、単なる「食事」ということではなく、「給食指導」…今ふうの言葉で言えば「食育」とでも言うのでしょうか。給食は単なる「食事」ではなく、学校での教育指導の一環なので、廃止ということは、原則としては「ありえへん」お話なのですけれども(実際、学校給食法という法律で、教育委員会は、義務教育諸学校では、給食を実施することが建前になっています)。
まぁ、少量の調理には不向きで、家庭ではなかなか調理できないような献立が味わえる子ともたちにとっても、毎日まいにちのお弁当作りから解放されている主婦・主夫たちにとっても、良い制度でもあるのだろうとも思います。
どだい、評論子が学校給食を食べていたのは、もう半世紀も前になろうかという頃ではあるのですけれども。
往時を思い出しながら、楽しく観ることのできた一本ではあったと思います。
お仕着せの献立から派生して、エンドロール間際の最後の最後なのですけれども。
調理を工夫するようになるという「スピンオフ」の楽しみも、少しだけ描かれていました。
年齢を経て、体が動かなくなったら評論子も、どこかの施設に入り、お仕着せの食事に甘んじなければならない身の上ではあるのですけれども。
それまでは、出来る限りの範囲でで自炊を続けて、食の楽しみもなくしたくはないとも思った評論子でした。
そこにまで思いが至った本作は、そこそこの良作という評価がいいかと思います。
評論子的には。
(追記)
本作の舞台「常節中学校」の校歌のメロディーが、軍歌「愛国行進曲」に、妙に似ていることが気になったのは、評論子だけだったでしょうか。
(追記)
生徒会の会長選挙は、評論子は立候補したことはなかったのですけれども。
選挙管理委員を務めたことを、思い出しました。
投開票日は、第一校時の始業前が投票だったので、その日の午前中は「学校公認」で授業を抜け出し、開票作業に当たったのも、懐かしい想出です。
開票作業場の体育館と放送室とを何度も往復し、授業時間中も、随時、開票速報を放送したことも覚えています。
(追記)
今は、学校給食は、いわゆる「センター方式」(給食を給食センターがまとめて調理し、周辺の各校に専用車輌で配食する方式)が当たり前ですけれども。
評論子の子供時分は(田舎住まいということもあって)、まだまだ「自校方式」が珍しくありませんでした。評論子の小学校を含めて。
それゆえ、校舎内に調理室があり、調理員が置かれていて、給食は、毎日そこで調理されていました。
(お昼近くなると、食事の臭いが校内にあふれ、授業中も、気はそぞろ。笑)
学校菜園で、評論子たちの学年が育てたカボチャがたくさん採れたので、どこからか小豆(あずき)と白玉粉とを調達してきて、調理員の皆さんには異例の「残業」をしてもらい、番外の午後3時前に「おやつ」としてお汁粉を配食できたりしたのは、自校方式ならではだったとも思います。
(このお汁粉は、◯年生のみなさんが学校菜園で育てたカボチャを使ったものです、という校内放送もありました。)
(追記)
給食=食育…それゆえ、本当は、教員も教室で、児童・生徒と一緒に喫食しなければならないけれども、パン食が苦手で、こっそりと職員室でご飯のお弁当を食べていた先生も、評論子の時代にも、いたとか、いないとか。
確か…今の学校給食は、ご飯も出るとか(レトルト?)。
やおら半世紀も前になる評論子の時代とは、今の学校給食も、大いに様変わりしていることでしょう。たぶん、おそらく、きっと、確実に。
(ちなみに、評論子の時代は、もちろんアルマイトの食器に先割れスプーン。ビン牛乳ではなく、脱脂粉乳のミルクが、温食容器で配送されてくるので、給食当番が、先端が尖っている専用のおたまで生徒各自の食器に注いでくれる方式。ミルメークなど、当然なし。当然のごとく主食はコッペパンで、たまにジャムが付く程度。あっ、そうそう。鯨肉の竜田揚げ、鯨のベーコンどころか、小学校低学年の頃は、栄養補給で、ゼリー状に加工した、クジラの肝油も配られていたっけ。)
(追記)
地元の商業館で続編がかかっていた時は、なんとはなしにスルーしてしまっていたのですけれども。
しかし、第三作が公開されるとあって、にわかに見逃しを後悔していました。
地元館は、札幌の各館に比較して上映本数が極端に少なく、公開も遅いので、おそらくは、札幌での人の入りを見極めてから、作品を持ってきているのだと思います。
他面で、それは、当館でかかる作品は、どれを観ても当たり外れの「落差」は、小さいはす。
それを知っていて、なんとなくスルーしてしまうとは…。
映画フアンとしての評論子には、何たる不覚。何たる大失敗。
本作と、第二作のレンタルDVD(確保済み)で、しっかりと足固めをして、第三作目が地元館でかかった場合は、直ちにはせ参じ、汚名を雪(そそ)ぐ所存であります。
⭐︎4.0 / 5.0
劇場版に泣かされるとは…
大人も少年のように生きよう
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武田の提案で、給食委員が設立され、神野が推薦される。
でも神野は、生徒会長に立候補するため辞退。
給食制度を変えて行きたい思いが強かったのだった。
ところが半年後に給食が廃止されることを、教育委員会が決定。
市原は知らされてたが、まだ内密だったため、言えなかった。
神野の最終演説の直前、市原はそれをついに告げる。
神野は演説でそれを公開し、先生らに取り押さえられる。
市原は彼をそこから救い、共に放送室へ。
そして給食の時間が始まり、そこで神野に演説をさせる。
その給食に対する思いは、教員や生徒の胸を打った。
こうして保護者からのクレームが教委に殺到する。
で教委の人間が市原や神野に文句を言いに来るが、
市原も心から給食を愛してたので、強く反論する。
こうして、まもなく市原は別の学校へ飛ばされることに。
でも武田や神野とは、いい感じで心が通じ合えた。
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給食が好き過ぎて、そのために教職についてる市原。
そんな少年っぽさをひた隠し、厳格な教師を演じてる。
視聴者は彼の心の声を聴くことができるから、
彼が愛すべき人物であることをよく知ってる。
でも外から見たら、ホンマにイケ好かん奴よなあw
そんな彼も、給食への愛という神野との共通点から、
彼を愛し彼を応援するところにたどり着く。そんな話。
ドラマ時代からそのバカげた設定や給食愛が笑える。
でもこの映画版は、結構泣けるシーンもあったなあ。
なかなかええ映画やと思うよ、ホンマに。
みんな、変なプライドは捨てて、少年みたいに生きようぞ。
ダイワマンの隣にいる人‼️❓
給食好きな教師と生徒
なんで給食がテーマの映画を作ろうと思ったのか、よくわかりません。
まあ、ある種学園コメディなのでしょうが面白かったり笑えるところはありませんでした。
演出も市原隼人のモノローグが多く映画としては稚拙、登場人物もこれで教育者?と目を疑う連中ばかり、まあ、育った時代で給食も様変わり、私の時代は脱脂粉乳に硬いコッペパンだったから、おいしかったという思いが無いので主人公たちのテンションが今一伝わり辛かったと思います。
給食を愛して止まない男性教師、甘利田先生の食べ方の道義?!
給食食べたい
郷愁をここまで掘り下げるか?
平和な給食ドラマ
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