水曜日が消えたのレビュー・感想・評価
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思っていたのとは違った
「1人7役」という言葉に釣られ、漫画のガラスの仮面のような?役者さんの物凄い演技を見せてもらえるのかもしれない!!と大喜びで見に行ったら、話の流れ上実質2役でした。
お話は普通に面白いのですが、とにかく「1人7役」は誇大広告だったんじゃないかと…。1人7役目当てで見ると肩透かしを食らいます。
最後に他の曜日の方々も出てきますが、特にセリフも無いので、1人7役と言うよりは「いろんな服装の中村倫也を見れる」という話だなと思いました。
謎の水曜日
・なぜ水曜日は消えた?
水曜日ではない日にやりたいことができたから?
水曜日に図書館のお姉さんの落とし物を拾った。その後、そのお姉さんに切り絵を渡そうとしていた。その行動がトリガーになったのかな?
・なぜその他の曜日も消え始めた?
火曜日と月曜日に侵食されていった?
・なぜ火曜日と月曜日だけが最後まで残った?
1日だけでは満足できない欲が強かった?
この映画では水曜日がどう言う人物なのか明かされない。その他の曜日は劇中で顔も性格もある程度明らかになるのに、なぜか水曜日だけは最後まで謎だった。
感想
めちゃくちゃ面白くなりそう!っていう設定。実際、序盤はワクワクしながら観ていた。でもそのまま終わった。っていうのが感想。
明日が来ること、1週間があること、 それがどれだけ恵まれていること...
明日が来ること、1週間があること、
それがどれだけ恵まれていることかと
気付かされる映画だったと思うけど、
友達が居なくてもたった1曜日しかなくても
働かずにあんな広くて綺麗な家に住めるなら
なんでもいいなあ…と思ってしまった
各曜日働いてるのかもしれないけど、、
<めも>
月:(赤)バンドマン
火:(青)主人公 旅行ブログ書いてる
水:(白)スポーツ
木:(茶)絵描き
金:(緑)園芸家
土:(桃)ゲームプログラマー
日:(橙)釣り
各曜日のことを1人1人として、
統合することを「1人になる」て表現するの
良かった
主治医「16年かあ」
火曜日「2年と4ヶ月です」
ここが分からなかったなあ💭
事故の映像の繰り返しがちょっと多かったような
血液を花びらで表してるやつは綺麗だった
もっと付箋細かく写してほしかった
そうしたら繰り返しや止めながら見る楽しみができた各曜日の日常とか普段のやり取りみたいなを
ドラマ化してくれたら…絶対面白い
各曜日で人格入れ替わることを周りに伝えて
人格共通の友達を作って、
旅行行ったりしてみてほしい
___________________
◇備忘録ネタバレ
(描かれていない憶測含む)
転校の際、好きだった子にキーホルダーをもらう
引っ越し先に向かう車の中で
おもむろにそのキーホルダーの紐を引っ張ると、
それは防犯ブザーでけたたましい音が車内に響く
突然の大きな音に驚いた運転手である親が
ハンドル操作を誤り車が大破するほどの大事故に
事故で両親は亡くなり主人公だけが生き残る
自分が原因で事故を引き起こしてしまったこと、
両親を失ったこと、で心が耐えきれず、
多重人格を発症
1日ごとに人格が入れ替わるようになる
24時間区切りで規則正しく人格が入れ替わる
稀な症例でもあるため、
研究対象として投薬治療を受けていたが
実は時間の経過から心の傷が回復し
1つの人格に統合されようとしていた
しかし担当医はそれぞれが各曜日を
充実して過ごしていることを知っていたため、
1曜日1人格を壊さないような投薬などをし
本来のデータは改ざんしたものを提出していた
そこに改ざんを暴くため
助手として別の医師が派遣されたことで
正しい治療となり、どんどん人格が統一され、
最終的に月曜日と火曜日だけが残ることとなった
主人公は火曜日で、
いつもなら迎えるはずのない水曜日に行けた
=水曜日が消えた、がタイトル
火曜日はそのまま、水曜日、木曜日まで行けて、
月曜日は、金曜日、土曜日、日曜日も過ごしていた
月曜日は曜日ごとの人格が
消えていることを知りながら
このまま自分の人格で統一できたら良い、
と考えていたが、
火曜日や小学校の旧友の言葉を受け
7人格で生きていくことを決める
その決断に当たって、
各曜日には各曜日の人生があり、
それぞれが大事にしている人、
大事に思ってくれている人たちがいることを
月曜日、火曜日が実感したことが大きく影響する
事が起こる前は報連相が徹底されておらず
火曜日が面倒を押し付けられがちだったが、
エンドロールでは各人格が付箋でしっかり報連相や
コミュニケーションを取り
うまくやっていることが分かる
みんな違ってみんないい
日曜日に釣り場に出かけ糸とサオを買ってきた
月曜日に友達が来て
火曜日は掃除に暮れる
水曜日は図書館行って
木曜日は仕事に励み
金曜日は植木を愛す
土曜日はゲームが楽し
テュリャ テュリャ テュリャ〜🎶
主人公は幼い頃に交通事故に遭い、それ以来、多重人格者になる。一週間月、火、水、木、金、土、日と曜日ごとに、違った人格が一日を過ごす。火曜日が主人公。几帳面で地味な火曜日は、みんなの世話役。いろんな雑用で、あっという間に一日が終わり、物足りなさを感じる。ある日、目が覚めたら火曜日が水曜日を迎えていた!水曜日も過ごせることになった火曜日は世界が広がり、ちょっとウキウキ。そんな展開ですが、発想の面白さと、ゆるふわ感が人気なのかもしれません。
7人といっても、主に火曜日と月曜日の2人だけで、あとの曜日は、話の内容やら部屋の様子なんかで想像するだけ。
多重人格といえば、何か良からぬことが起きそうなのに事件性ゼロ!
自分はといえば考えすぎてしまって・・・
既に事故で亡くなった男子が、別の男子の火曜日の中だけで生きられるという境遇を得たけれど、人格統合により、彼がいなくなるのかと、思ってしまいました。😅
明日の自分に優しくなろうと思える作品
•1日が終わると次は1週間後に目が覚めるという設定から、自分がいかに明日の自分に任せているのかと反省した笑!(月曜日みたい)
•満足できない曜日がないよう、その日にできることはなるべく終わらせて明日の自分に自由な時間をあげようと思う。
•明日が来ることはとても贅沢なこと!
•エンドロールが見ててすごく面白かった!免許取って車も買ったのに車ボコボコにされるのはすごい笑った!他の曜日は無免許にはならないのか笑?
とりあえず明日しようとしてた掃除を今からやろうと思う!
性格が切り替わる演技が凄い
常に7人を演じているのかと思って観たけど違かった。
主に「火曜日」の視点で物語が進んでいくので、色んな中村倫也がたくさん見たい!という目的で観るとちょっと肩透かしを喰らうかも?
でも最後の最後で1週間分の中村倫也が見れるのでファンの方は観る価値あり。
性格が切り替わる瞬間が見れるシーンが一つだけあるのですが、雰囲気が徐々に変わっていく感じが自然過ぎて驚きです。
ただ、月曜日はあんなに1人になりたがっていたのにすんなりと火曜の言うコトを聞いてしまうんだな…と思いました。月曜の心理描写がもう少し欲しかった。
ストーリー的にはそんな驚く要素は無くて、普通でした。「初めから火曜日1人だけなのでは…?」とか予想したけど普通に多重人格でした。
多重人格者設定を良い意味で裏切った作品
1週間の曜日ごとに人格が入れ替わる主人公。
最初に設定を見た時は1週間分の曜日ごとの主人公の姿を目まぐるしく描いていくと思っていましたが、まさかのほぼ火曜日視点。
そこが良い意味で裏切られました。
最後のほうに少しだけ他の曜日の人格がダダダッて感じで登場するんですが、なんか新鮮で良かったです。
あと中村倫也さんは穏やかなキャラクターとやんちゃな雰囲気のキャラクターの演じ分けが素晴らしいですね。
付箋のやりとり
中村倫也ファンにはたまらない映画。
曜日ごとに別人格で生きている青年の物語。
火曜日の頼りない青年役以外のアウトローな中村倫也も見てみたいけど出てこないのかな?と思いきや、終盤に対比する形で月曜日が出てきて面白かった。
エンドロールの付箋やりとりもキャラ立ちしており最後まで飽きることなく鑑賞できました。
「火曜日の僕」の視点で描く、ぼくの未来
2020年。監督・脚本・VFXは吉野耕平
2度観ても発見のある映画でした。
解離性同一性障害(一般的には多重人格)を患うひとりが、
曜日ごとに異なる7人の自分を持つ。
その中のひとり、「火曜日の僕」の視点で描きます。
一番大人しく、従順で真面目。
「火曜日の僕」は掃除、ゴミ出し、宅配の受け取り、冷蔵庫の管理など、
細々した家事を受け持たされ、病院に行くとほぼ一日が終わってしまう。
憧れているのはいつも火曜日に休館の図書館に行くこと。
主演の中村倫也は、カマトトか?!
って位、植物的で人畜無害なキャラクターを、超自然体で演じている。
23歳にしか見えない(実年齢は33歳らしい・・)
アイドル映画とも思えるが、お洒落でスタイリッシュな映像。
そして医師(16年担当してる、きたろう)とのやりとりや、交通事故の映像は繰り返し繰り返し、僕の脳裏を走る。
7人の人格を中村倫也が演じ分けるか?と期待すると、期待は半分くらい裏切られる。
水曜日の僕、が消えて・・・それは変化の予兆で、図書館の司書の女性との交流が始まり、
(ステキな図書館は、水戸市立西部図書館でした。ここは、「図書館戦争」でも使われた
そうです)
火曜日の僕から水曜日の僕へ・・・その願望も芽生える。
後半、もうひとりの人格とのテレビ電話での対決もあり、サスペンスタッチになります。
リアル中村倫也の片鱗もうかがえて、ドキッとする。
もう少し、カメレオン俳優・中村倫也の7変化を観たかった!!
穏健に卒なくまとめた映画って感じですね。
過去鑑賞
想像以上に面白かったです。
結構オススメです。
人それぞれいい所がある!ということがわかったような気がします。
最後の歌のところの付箋のやり取り好きです。
やり取りがなく、干渉しなかった最初よりも、やり取り交流のある個性の多く存在してる小さな付箋に温かみを感じました。
想像以上におもしろかった!!
タイトルやあらすじを読み公開当初から気になっていて、やっと見られたけどかなり好きな作品だった。
自分ではどのように受け止めてどう過ごすだろうと考えさせられた。
内容自体も面白かったし、中村倫也の演技が上手すぎてびっくり。
本当に曜日ごとに全く別人に見えて、それぞれ違和感がない。すごい。
あまり最近の俳優さんについて知らないので、ご本人は本当はどんな性格の人なのかな?と気になった。私はこの映画からは全然想像できない…。
エンドロールの付箋での7人のやり取りがまた微笑ましくて、最後までとても楽しかった。それぞれの人生を尊重する選択、好きな終わり方だった。
面白かった
確かにほぼ火曜日目線だが、楽しめた。他の曜日目線の日常も知りたいとは思ったが、作品として上手くまとまっている様に感じた。エンドロールでみんなの仲良い感じが伝わってきて、ほっこりした。一ノ瀬さんとのその後も気になるなー!また見たい作品。
設定は面白い
多重人格モノは多いけど、曜日毎に分かれていて、メモでやり取りしてるってのは珍しい。
火曜日が一番貧乏くじなのは可哀想wしかも、月曜日の後始末とか不憫。
まぁ、細かい事を言うと、収入とかどうしてるんだろう?とかの疑問は有る。木曜日(だった?)がイラストレーターしてるけど、働けるのが週一だし、各曜日にしても同様。
あと、他の曜日が統合されだした時に、火曜と月曜で何故、月曜が火曜の行動を制限出来るんだ?とか。
後味悪いかなぁと思ったけど、エンドロールが空気が変わった。
面白かった
自宅PS4にて、amazon prime videoで鑑賞しました。
曜日ごとに人格の変わる主人公を写したミステリーチックな作品です。
曜日ごとに人格が変わるという設定が面白かったですね。ミステリーというジャンルの性質上、若干話が難しく感じました(自分の理解力がないからかもです)。最後の方を簡単に言うと、月曜に一旦全ての曜日が統合されてしまいますが、それぞれの生活の為に手術を受け、7つの人格に戻ってまた仲良く生活する、みたいな展開で合ってますかね?
男ですが、中村倫也はかっこいいと思いましたし、話自体も面白いのでおすすめの作品です。
めちゃめちゃ面白い映画ですが、、、
総評
集中して見れる環境じゃなかったり、映画館で1回だけ見るには不向き。
こう考えると、頭空っぽにして見れるアメコミみたいな映画が逆に観客動員数を稼げるのかなって思いました(小並感)
一回の視聴だけだと分かりづらいので、物語の映像作品として星2で。
物語の先の展開が視聴者に分かりやすすぎても興醒めですが、分かりづらいのも良くないので、そこのバランスが脚本家や演出家の腕の見せ所ですね、、、
今後に期待です!
ただ、これはめちゃくちゃ美味しいスルメ映画です。
伏線や暗喩などが随所に散りばめられていて、毎回見るたびに発見があり面白いです。
この映画は何度も見る度に味が出てきます。
役者さんの演技もとってもよかったです😄
見た感想まとめ
1、序盤は火曜日のみの視点を描写し、一週間のうちたった1日しかない虚無感と、知らない自分の人格に時間を切り取られている不思議な感覚
2、普通なら人格が入れ替わるサイコホラー映画になりそうなところだが、火曜日ののほほんとしたところと、爽やかな情景描写が多く、心穏やかに見ていられた。
3、伏線回収が気持ちいい(視聴2回目時の)
4、趣味とか持たない人が、なんか趣味見つけようかなってなる最後(笑)
5、オリジナル(火曜日)が消えてしまい、一ノ瀬が火曜日のこと好きなのも知ってしまい、どうすりゃいいかな〜って月曜日がタバコくわえながらたそがれてるところがエモい。
このとき、火曜日がみんなには大事な人や何かがあるんだから返さないとって言う言葉を覚えている人は、月曜日が何で悩んでるかが分かるが、察しのよくない人だと、ここで月曜日が何を考えているのか分からないと思う
2回目の視聴でやっと分かりました笑
補足
最後に、人格をなぜ統一しないのか疑問だった人に向けて、
先生: 木曜日から似顔絵を描いてもらい、別人格の彼を1人の人間として認めてしまったから。
火曜日からは似顔絵をもらってない。
月曜日: みんなそれぞれ必要とされてるみたいだし、俺は医者が嫌いだから逆らうぜ
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