水曜日が消えたのレビュー・感想・評価
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中村ともやくんっていうんで見る。アイデアはなかなか。こういう記憶も...
中村ともやくんっていうんで見る。アイデアはなかなか。こういう記憶ものはシリアスなSfが多いのに、ポップで、日本はさすが。シリアスなテーマを映画的世界にしている。ラストの付箋議論がなかなかいい。ともやくん的には、凪の暇の月曜と、オタクっぽい火曜がともやくんぽく、月曜のともやくん、かっこいい。図書館のシーンは萌える。
内容的には…
みぇ〜
なんでこんな面白いのにレビュー評価3点台なの?
って思った。
途中からホラー要素出てくるのかな?って思うくらいドキドキしたけど、全然そんなことなくて終始目が離せない展開で素晴らしい映画だった。
所々に挟まれる回想シーンが最初はよくわからなかったけど、徐々に流れを掴んできてそれもまた気持ち良かった。最後鳥がいなくなって、死んじゃったの?って思った。なんでいなくなったのかそれだけが謎。誰か教えてくれ!
そして倫也パイセンがすごい!別にしっかり1人7役ってわけではなかったが、演じ分けがしっかりしてて凄かった。最後、しっかり役を演じ分けてて痺れた。1番好きなのは月曜日かなぁ!凄いテキトーな感じのキャラだったけど、倫也パイセンにぴったりだった。
レビューが低いのはちょっと設定がよくわからないってところだと思う。それ以外は全く問題無いと言っていいほどの傑作。最近観た映画の中でもトップクラスの作品だったと個人的には思う!
最後の方もエンドロールも7人の仲の良さそうな感じが垣間見えて面白かった!
運転下手だし、虫歯できるし、大変だなぁ!
もうそろそろ上映終わっちゃうけど、行ける方はぜひ観に行ってください!
映画館に行こう!
不思議
【”会えなくても、一人じゃない・・” ”各曜日人”の生き方を、ファンタジックな映像と、少しの恋愛を絡ませて描き出した静謐で美しい雰囲気を纏った作品。】
■多重人格をテーマにした近作で覚えているのは、
・「スプリット」:23人格+1超人格をジェームズ・マカヴォイが怪演した。
・「ジョナサン」:12時間ごとに人格が入れ替わる男を、アンセル・エルゴートが淡々と演じた・・ -今作の”火曜日”と”月曜日”の関係に似ている・・。- 作品である。
・今作は、7人格を中村倫也さんが演じているが、主には”火曜日”の日常が描かれ、そこに徐々に”月曜日”と少しシャカシャカ”水曜日”(でも、火曜日何だよな・・)が介入してくる設定なので、(ラストの一連のシーンを除いて)、2人格を描いた作品として観ていた。
・下記、一部内容に触れています。
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■今作で印象的だった事
・”僕”が住む家、診察に通うラボのようなところ、図書館・・。
舞台は、近未来なのか、現代なのかはっきりとは分からないが、静謐感の漂わせ方、及び透明感ある映像の美しさ。
ー何となく、静やかな海外SF作品の趣がある・・。-
・随所で挟み込まれる、”幼き僕”が交通事故に遭った際のアスファルトに横たわる”僕の目”がクローズアップされ、その後、道に転がるサイドミラーにカメラがフォーカスされ、映し出される飛翔する鳥の姿。
煌めきながら宙に舞う、色彩鮮やかな破片・・。
が、徐々に”あるシーン”だけが微妙に違っている事に気づかされる。
ー”僕”の人格数の変化とのシンクロニシティと、勝手に考える。ー
・私の中で、中村倫也さんのイメージに近いのは”火曜日”だが、後半の”月曜日”の演じ方及びその後の”各曜日”の中村さんの演じ分け方。
―演技の幅が、広いなあ・・。元々、中性的な俳優さんだから、女装も違和感ない。お肌がきれいだからなのかしら・・。-
<”僕”が最後に選択した”夫々の僕の生き方を尊重する”シーンは、
”多重人格者を描いた物語”の今までにない、決着の付け方である。
”火曜日”と心優しき一ノ瀬さん(石橋菜津美さん:素敵な女優さんであるなあ・・)、”水曜日”と図書館の司書さん(深川麻衣さん)との恋愛の絡め方も、上手いなあ・・。と思った作品。>
■中村倫也さんを初めてキチンと拝見したのは「京都人の密かな愉しみ 夏」のオムニバスドラマ”木屋町 珈琲夢譚”であった。由緒ある茶道家の、柔らかな京都弁を話す跡取り息子を演じておられた。(当時から、映画にも出演されていたが、未だ端役が多かった・・。)
今や、映画の堂々たる主役を張る、演者になられたのだなあ・・。
テレビの宣伝CMだけで充分な作品
期待していたのと違った...
空が明るく見えた
中村倫也くんの凄さを思い知った…
中村倫也くん 七役、すごいなぁ〜と思いながら観に行きました。…が、全然、七役じゃなかったです。
個人的には、中村倫也 くんは、D-room みたいな頼りない役をしてる方が好き。火曜日が、一番、そのイメージには近いのかもしれないけど、まだまだでしたね。電話の月曜日と話していた時は、男らしいのもイイかも…なんて思いましたけどね。カメレオン俳優というか、どんな役でもこなしちゃう俳優さんですね。演技力は、しっかりと見ることができたと思います。
ストーリー的には、面白かったです。…が、ちょっと謎も多かったです。月曜日は、火曜日が何をしているか、何故分かったんでしょう?あの電話でのやりとりのシーンです。ちょっと、考えながら観ていました。それでも、いまいち整理がつかなくて…。機会があれば、もう一度、観たいと思います。
分かれる鳥
S(すこし)F(ふしぎ)な彼らのおはなし。
7つの人格が曜日ごとに入れ替わる。そんな「僕」の生活における悲喜交交、ちょっとした事件、未来のスタート。
多重人格を扱ったサスペンスかと思いきや、特殊な状況で生きる彼とその周りを巡るヒューマンドラマだった。
寄せる一方向の想いに胸がキュッと詰まり、終盤の変貌とたしかな選択にハッと目を見張り、これからの進み方にグッと温かい気持ちになる。
だんだん不穏な空気が生まれてくる中でストーリーも複雑になってきて、どうなってしまうのやらとハラハラできる。
しっかりとした着地点の形も好き。
現実味の無い設定なのに、この物語をなんだか近くに感じられた。
火曜日に想いを寄せる一ノ瀬のキャラが良かったのかもしれない。
7人の「僕」がいる中で敢えて「火曜日くん」を中心に置き、他の人格はあまり直接的には見せないつくりが面白い。
主人公を絞って見せることで、一つの身体で共同生活を送る彼の切ない境遇がより伝わってくる。
多重人格という特殊性よりも、「ハンデのある一人の青年」であることをひしひしと感じた。
さりげなく家の隅々で感じられる、他6人の濃厚な気配。それがまた面白い。
まるでシェアハウスのそれだな~と思いつつ。
付箋のやり取りで伝わるそれぞれの性格、マインド。
火曜日以外の描写が少ない中で、ほかの曜日はどんな人なんだろう、と考えていて、それがやっと形になって見えてきたときには微かに興奮してしまった。か、かわいい…kawaii…結婚したい…。
割れたバックミラーに映る鳥の映像が印象的。
劇場的な映像演出も何気ないシーンの端に映る演出もとても上手くて、観ていて心地良い作品だった。
監督の長編デビュー作品だとは驚き。今後の作品にも注目していきたい。
多重人格者の作品という事で気になって居て…
面白かった。 1人で7人格を使い分けているのかと思ったら、そうでは...
コンセプトが秀逸
曜日毎に別々の人格が現れて、記憶もそれぞれの曜日のものしか存在しない。
そんな中「水曜日が消えた」。
多重人格や統合失調を抱えてる人…だけでなく、世間的には正常とされている人の中にも多様な側面が存在するもの。
職場の私。家族の中の私。。学生時代の友達ウチでの私。。。
その事に気付かせるきっかけになる映画なんだと思います。その場その場での「自分」を演じる事も、それが楽しければ、ま、エエかな?と(笑)。
一貫した自分自身なんて、幻想なのかもしれませんね。他者との関係性の中で、自分の形もつくられていく…。
贅沢を言えば、脇キャラにもっと活躍して欲しかった。脇キャラ達が主人公(かなり特殊な主人公ですよ!w)に関わる動機が、もっと劇的であって欲しかったですね。
中村倫也がカッコ良かった
中村倫也の演技がうまかったし、カッコ良かった。
細かい演技の伏線とその回収も楽しい。
細かい説明を省いて、観る側の解釈に委ねているのかなと思う。
これまでにない、新しい映画、新機軸と思う。
ドビッシューやドボルザーク、ブラームスなど、曜日ごとに流れる地域の音楽も効果的で良かった。
ただ、もう少し、メッセージ性があるともっと良いかなと。
そういう映画ではないのだとは思うし、自由に受け取れば良いのだろうけど。
イエモンの歌じゃないけど、この映画を観て、「僕は何を思えばいいんだろう?」状態である。
とりあえず中村倫也は、演技がうまいし、カッコ良かった。グッと来るシーンも多々。
CMや予告編で想像してたのは、もっと様々な7通りの、「曜日ごとに入れ替わるボク」が観れるのかと思ったら、メイン火曜だけで進むのですね。
ラストの7人の掛け合いは楽しく、ああいうのが最初にもあればよかったなぁと。最初と最後の差分を見たかったな。
あと豪勢な暮らししてるけど、お金はどこから得てるのかとか、細部がちと気になり。
一緒に見た女友達は、一ノ瀬役が知らない女優で、観ていたくなる外見でもないのがよくないと言ってて、少し納得。
例えば「屍人荘の殺人」の中村倫也も神木隆之介も良かったけど、何より、浜辺美波の美貌は、立ってるだけで絵になり、ずっと観ていたくなる気持ちわかる。
とりあえず、勝手に受け取ったメッセージは、毎日を自分として生きられることが幸せなんだと気づき。
毎日自分として生きる幸せを噛み締めて、1日1日を大切に生きよう!
「104分面白かった」
中村倫也劇場見応えあり!
彼の圧倒的な器用さで、1人7役するんだろーなと期待して観ていました。
ん?ん? なんか違う。
勝手な思い込みを見事に裏切られ、彼の素朴な演技、顔、声ふわふわした存在感にグイグイ引き込まれていき、後半に圧倒的な器用さで釘付けになりなんと、不思議な映画でした。
結局、最後に・・・・・・
ほとんど、1人芝居的な感じですが全く飽きないのは、やはりふわふわした存在感と心地よい声と穏やかな顔、素朴な演技なのかな〜と。
唯一無二の役者さんですね。
この方でないとこの映画は、成り立たないのではと思います。映像や演出も素晴らしく、セリフ無くして背景やストーリーを観せてくれる。
無駄が無いので、スーッと入ってきて
最後に何か新しい芽を心に植え付けられた感じがします。
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