「私の場合は屋根に乗る事でした。」フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
私の場合は屋根に乗る事でした。
効率の良い仕事ぶりにテンポの良い会話、誰となく歌い出す歌、そして仕事明けのビール。
そんなプロフェッショナルたちに立ち向かう、よそ者。
こんな光景、仕事してれば大なり小なりぶつかるはず。
山奥の僻地に乗り込んでの仕事をした際、部落の人々の心をほどいたのは、雨漏り対策で早朝から屋根に登った瞬間だった。
ポートアイザックの人々同様に、無骨だけどシンプルで人の良い部落の人々も、盆踊りでの太鼓や唄は抜群にうまくて真似のできない深みがあった。
長く受け継がれる生活と味わい深い物、しっくりときてホッと力が抜けた。
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