「羨ましく思う」フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
羨ましく思う
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なんかこういう男たちの友情ってカッコよくて憧れる。
普段は漁師として共に働き、仕事が終わればパブで飲み合い翌日は共に仕事をする。
時には共に歌い合い、ぶつかり合っても翌日は共に仕事をする。
意見が違う時があっても自然と纏まるんだとジムのセリフであったが、強い友情、絆があるからこそのこのことば。純粋に羨ましく思った。
作品としてのキーパーソンはダニーであり、彼がいなければフィッシャーマンズが世に知られてる事はなかったかもしれない。それはそれで彼らにとっては何にも悔いることではないのかも知れないが、彼らの存在を知り、彼らの歌に魅了されたファンにとってはダニーの功績は計り知れない。
この作品の一番好きなところは、売れることが決して一番の幸せや望みではなくいろんな小さな幸せに溢れているところが終始温かい気持ちで鑑賞でき、こちらも幸せな気持ちになれるところが良かった。
今作のように今年もまたこのような優しい作品にたくさん出会えたらなと思う。
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