「『リメイクはつらいよ』シリーズ?」ナイル殺人事件 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
『リメイクはつらいよ』シリーズ?
2022年公開のアメリカ映画。
『オリエント急行殺人事件』に続き、
1978年に公開された同名映画のリメイクチャレンジとなる。
アガサ・クリスティによる原作の素晴らしさが分かるというもの。
男女の愛憎、財産狙い…人間の業は時代を超えてゴシップ魂をくすぐるのでしょうか。
監督と主演はケネス・ブラナー、
脚本はマイケル・グリーン。
著名な原作、しかもリメイク作品となれば、
ストーリーはバレバレ、真犯人を分かりつつ観ることになる(もちろん、初見の人もいるはずだが)。
原作(1937年)→ 映画(1978年)→ 映画(2022年)
という流れで見ると、
◆真犯人は同じ(当たり前か)
◆名探偵ポアロのバディ・レイス大佐が2022年は不在
◆代わりに?ブーク登場
◆2022年は激しいダンスシーンあり(笑)
など、
やはり、1978年版のほうがより原作に忠実で、
2022年版はマイナーチェンジを施した感じ。
邦画でリメイクと言えば、
『二十四の瞳』
『犬神家の一族』
『日本のいちばん長い日』
などが挙げられるが、ヒットした作品のリメイクはなかなか辛いのではなかろうか?
一つのミステリー映画として、
すべての予断を排除して評価するなら、☆2.0。
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