劇場公開日 2019年12月6日

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「どんな人にもクリスマスはやって来る!」ラスト・クリスマス 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5どんな人にもクリスマスはやって来る!

2019年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

ヒロインはシンガーを目指してると言いながら

本人があまりにいい加減過ぎて何事もうまく行かず
友達や仕事もあと一歩で失ってしまいそうな崖っぷち女子が
ある日、出会った青年によって
ものの見方をちょっと変える事で
自分自身の生き方も変わっていくお話

クリスマスや大晦日って

「今年、あなたは一所懸命生きて来ましたか?」
みたいな、問いかけが突きつけられる時、
この一年を胸に手を当てて振り返るのにぴったりな映画。

名曲「ラスト・クリスマス」の歌詞に
「着想を得て」
ってところがミソ!!!

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

平凡なラヴコメ?と思いきや明るいタッチながら
現代のイギリスの諸問題がギュギュと詰め込まれてる。
まさにEU離脱に揺れる2019年の今こそ響く映画。

ヒロインのエミリア・クラークは
「ゲーム・オブ・スローンズ」でこのところ大注目の女優さん。
私は観てないので知らなかったんですけどね〜

それよりも相手役の東洋系青年ヘンリー・ゴールディング!!
「クレイジー・リッチ」や「シンプル・フェイバー」でも
カッコ良い東洋人としての存在感を確立してるのですが
今回はちょっと画面的に違和感を感じました。
正直今までほどカッコ良くは観えなかった〜

でも、でも、最後の最後、ある事が分かった途端に
一気に「天使じゃ〜〜〜〜!!」(笑)

年末に是非観てくださいませ〜〜

@お勧めの鑑賞方法は?
映画館がベストだけど、自宅でも楽しめます。

星のナターシャ