EXITのレビュー・感想・評価
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かつて、こんなに泣き顔がキュートなヒロインが居ただろうか
韓国のある都心部、突如原因不明の有毒ガスが蔓延しはじめる。道行く人たちが次々に倒れ、パニックに陥る街——。
そんな緊急事態になっているとも知らず、70歳になる母親の古希のお祝いをする会場では、無職の青年ヨンナム(チョ・ジョンソク)が、大学時代に想いを寄せていた山岳部の後輩ウィジュ(ユナ)との数年ぶりの再会に心を躍らせていた。(公式サイトより)
以前、韓国を訪れた際、地下鉄の駅構内や街の要所要所にガスマスクが設置してあるのを見て、ここでは隣国からの攻撃が差し迫った危機なのだと感じたが、本作でもそういった現代韓国ならではのメタファーが仕込まれているのだろう。ドローンとかネット化した社会とかスクープ合戦とか。
しかし、そんなことより、ゾンビ映画ばりのパニックが、とにかく軽快でハラハラドキドキの連続がシンプルに面白く、どことなく粗いストーリー設定や若干分かりやすい布石も吹き飛ぶ。
かつて、こんなに泣き顔がキュートなヒロインが居ただろうかというくらい、主演のユナがかわいい。完全にワンピースのアラバスタ王国・ビビ。普段はいまいちピリッとしないがここぞという時は決めるヨンナムを演じたチョ・ジョンソクもいい。麻薬王の彼なのね。クソ野郎な店長はウヨンウの上司。
エンタメ全開で100分超がすぐに過ぎる。
ダイハードを外側から越えんとした果敢な挑戦。
素晴らしい。
ダイハードを正面でなく外側から越えんとした果敢な挑戦に成功。
いつの間にか
殆ど漫画なノリに乗せられ始めていたこと、
美人がもっと美人に変わっていたこと、
に気付く喜び。
都市内部の不快なぞ踏み付けて走れ、か。
泣いた。
ネトフリ初見。
劇場で見ねばだった。
宇多丸氏推奨作。
にーげるんだよーースモーキーーーー
概要をみた段階でこれは面白そうと感じたが、期待以上の面白さだった。
いわゆる脱出系パニックに分類されるが、コミカルさもあり手に汗はにぎるが、嫌な汗は出て来ない。主人公のヨンナムは応援したくなる男で、うまく生き延びてと応援するとともに、学生時代に振られたヒロインとの恋の行方も応援したくなる。
あと、韓国における家族の良いウザさと悪いウザさがうまく描かれていて、最初は嫌な家族だなと思うのに最後はなんて良い家族なんだで終わる。
色んな意味で読後感の良い映画です。
主題歌の歌詞がすべてを表してる
思い通りにならない自分がずっと嫌いだった。
ヒーローになりたかったのに、なれなかったじぶんが。
不恰好でしかいられないじぶんが。
それでも、チャンスは巡ってきた。
死ぬかもしれない恐怖がいつもある中、己の体と力だけで戦った。
「誰にでもチャンスは必ずやってくる
深く眠っている無限の才能」
主題歌のその歌詞が深く心に刺さった。
演出が残念
コメディタッチなパニック映画です。
有毒ガスが蔓延する市内をガスを避け屋上をかけるシーンは印象に残ります。
最後の重いから預かっててのシーンは可愛くて好きですね。
ただ、ドローンが集まるシーンや泣き喚く家族のシーン、無理やりタクシーを現場に向かわせる展開はちょっと興醒めしたので、そこが残念でした。
4
予想以上に面白かった!!!
序盤は、騒がしくて鬱陶しくも平和な家族描写が
続きますが、いざパニックに陥ると、序盤の効果も
あって、より家族愛が染みてホロリと感動しました。
なにより2人の走る姿かっこいいーーー!
私が見た韓国のパニック作品に毎回ドローンが
出てくるイメージなのだが、使い方上手いし今どきっぽい(笑)
完全に韓国映画をなめていた。この作品は傑作
(ネタバレなしレビュー)
・規模の大きいアクション映画と言えば「アメリカ映画」
・悲しいイメージの映画と言えば「ドイツ映画」
・コメディ映画と言えば「イギリス映画」
・「ジブリ」や「ガンダム」、「エヴァンゲリオン」に「君の名は。」アニメ映画と言えば「日本映画」
・歌や踊りなどのミュージカルシーンと言えば「インド映画」
韓国映画なんてアクションも規模が小さければ、ストーリーもおもしろくない。個性が全くない。そう思っていました。
しかしこの「EXIT」ハラハラするシーンにクスッと笑えるマヌケなシーン。とてもおもしろかったです。どのシーンをオチにしてもいいくらい濃い映画でした。
そしてキャスティングが最高。ヒロインのユナさんの美人さにはもうメロメロです。韓国アイドル「少女時代」の方だったんですね!!そして主人公ヨンナム(チョ・ジョンソク)。顔はまぁまぁなんだけど少しズボラ。チョ・グンソクさんにしかできない役柄だった思います。
ビルというビルをボルダリングする映画というのはなかなか、なかった設定で新鮮味のある良作品だと感じました。とくにユナが細い体ながらガンガン上っていく姿は爽やかで勇気をもらえました。ぜひみなっさんにも鑑賞していただきたい映画です。
エンタメ映画
共感とかそういったもの無しに頭を空っぽにしてただエンターテインメントとして楽しむのにいい映画。
邦画界はもう少し韓国映画のお金の使い方から学んだ方がいい。
B級映画ですらこんな作りなのに、、、原作もある邦画がなんであんなにクソしょーもないのか。。
ポップに楽しめるサバイバルパニックムービー
全体的にコミカルな演出で大袈裟だなと感じる部分もあるが、テンポが良く疾走感のある展開で一気に観られる。
クライミングのシーンは手に汗握り股がキュッとする。
少女時代のユナがかわいい。
危機からのほのぼの脱出コメディ
もっと眉間にシワ寄せた、ハードアクションものかと思っていた。
だが、なんと本作はコメディーベース。
高いところへ向かって、夜の街を登れ、飛べ。
色々シカケに伏線も入っていて設定に脚本は巧みだし、
それらハラハラの中にベタながらマメに笑いも仕掛けられていて、けっこう笑えた。
ちょっと頼りない主人公と、相棒として共に逃げるヒロインの関係も対等で心地いい。
またこれぞ韓国ファミリーと言わんばかりのコテコテ家族愛も微笑ましくて、
極限状態からの命がけの脱出、という設定でありながら、
全編に漂うほのぼのとした雰囲気が本当に心地よかった。
(デジタル機器やドローン、格差社会、就職難等、今の韓国を見ることができるのも面白い。というか、どこも変わらないんだなと親近感がわきまくった)
この感覚、何かに似ているなぁと思えば、
休日に家族で出かけるアスレチック、アウトドアクティビティのあの興奮と楽しさだろうか。
まさにアトラクション。
こんな無邪気な脱出劇ならもっと観たいし、
ジャンルとしてはあるようでない類ではと思う。
鑑賞後は心、ウキウキ。
なんだか楽しい気分でいっぱいになれた本作だった。
ソボクといい、やはり近年の韓国映画は侮れない。
脚本と設定の勝ち。ここまで楽しく昇華出来るとは。
有毒ガスから逃げる為、上を目指していくストーリーがわかりやすい。災害&ビルというのはどうしても既視感が否めないが、設定が秀逸、ボルダリングを活かしての手に汗握る展開も楽しい。
30分区切り?でステージが変わる様な印象。そこまで大きく展開が変わる訳ではないのだが、乗り切るまでのアイデアも良い。ユナ演じるウィジュが可愛く、それでいてパワフル。ボルダリングする姿も格好良い。
全体的にコメディタッチなので緊迫感は薄れるが、ありがちなハリウッド映画とは良い意味で一線を画した作品。ここは好みが分かれる所か。個人的にはシリアスな方が好き。
韓国映画ではありがちな設定なので致し方無いのだが、登場人物達が我儘放題&自分勝手で観ていてイライラ。すぐに大声で騒ぎ、喚き散らすのが個人的にどうにも受け入れられず★-0.5。
家族愛などの描写も良く、ハッピーエンドなラストも満足。家族で楽しめる珍しいパニック映画。週末の夜にオススメ。
高いとこハラハラパニックコメディ映画。芝居・セリフ・演出はコントテ...
高いとこハラハラパニックコメディ映画。芝居・セリフ・演出はコントテイストなので初っ端から映画としては高みを目指して逃げるスポーツクライミングの実用アクションを見てくれという割り切りだろう。
主演の二人は普段からクライミングの経験があるのか、映画のために特訓したのか、しっかり実演していて見応えがある。
ヒロインは少女時代の人のようだが、走る姿がカッコいい。
最後のクレーンのあるビルへのロープ渡りの解決法を、転落防止ネットを映すだけで処理したのは食い足りない気がするが、これは上手い演出というのだろうか? そこがマイナスポイント。
アマゾンプライムで観賞。 まさにアイデアの勝利といった作品。 中盤...
アマゾンプライムで観賞。
まさにアイデアの勝利といった作品。
中盤の屋上へ上るところは手に汗握る本作で一番の見所。
それに比べると終盤はやや尻すぼみに感じた。でも面白い。
楽しく見れる脱出映画
シリアス系が多い中、コミカルに楽しく見れる貴重な映画だと思います。主人公が日本版なら山田孝之がやったら上手いのかなと思いました。なんだか雰囲気合ってますし。個人的には自分で重りを投げて増やすシーンが笑ってしまった
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