「コロナ禍だからこそ見てほしい 全く新しいディズニープリンセス!」ラーヤと龍の王国 Yukiさんの映画レビュー(感想・評価)
コロナ禍だからこそ見てほしい 全く新しいディズニープリンセス!
実は公開直前まで、存在を知りませんでした。
宣伝もこれまでのディズニー映画に比べると積極性が感じられず、公開劇場も数少なく、肝心の番宣ポスターもこれまでのキラキラ感が全くないので、ディズニー側もあまり自信がないのかなと…。
なので、ほとんど期待せずにいきましたが、見事に裏切られました。
これまでほぼ全てのディズニー映画を見てきているという自負のある自分が、ベスト3にあげたい作品の一つとなりました。
まず、ロマンス感がゼロというのが気に入りました。
ややネタバレになりますが、今回はイケメンキラキラ王子様は出てきません!
その分、ラーヤと仲間や家族の繋がりが、丁寧に描かれています。
そして、とにかくプリンセスがかっこよく戦う!!
これまでもムーランやメリダなどの戦うプリンセスはいましたが、ここまで派手に武器を振り回して戦うプリンセスはいなかったのではないでしょうか。
この時代に最も欠けている「信じ合う心」がテーマ!!!
ここが最も気に入りました。
文字で「信じる心」って書くと安っぽくなってしまいますが、昨今の“自粛警察“だの“マスク警察”だのに辟易している日々に、改めて「人を信じるっていいなぁ」と感じさせてくれるストーリーです。
おそらくこのコロナ禍の地球で、最も必要なものではないでしょうか。
この映画は、配信もされているということで、多分大ヒットとはいかないかも知れませんが、自分としてはこの時期にこの作品に出会えて、本当に良かったと感じています。
コメントする