「確かにそのフリもあったけど…」ジャングル・クルーズ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
確かにそのフリもあったけど…
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アマゾンのジャングルに存在すると言われる比類なき治癒力を持つ花を求めて現地入りする植物学者の女性とその弟&現地ガイドの冒険譚。
イギリスの学会らしきところから話は始まり、他の学者たちから相手にされない姉弟が、ヒントとなる矢尻を奪取していざアマゾン!というところにドイツ皇帝の末っ子がちょっかいを出すストーリー。
「月の涙」とか「クリスタルの涙」とか判り難くなるし映画なんだから名前を統一してくれよ〜と思いつつ、とりあえずインチキくさいチャラガイド兼船長の船に乗りクルーズが始まって行くけれど、なんでこんなキャラにしたんだ?という超ガンコ、というか通り越して身勝手な主人公にイライライライラ。
ドタバタコメディテイストがもっと強ければやりすぎギミックもやりすぎチョビヒゲも面白かったのかも知れないけれど、そういう感じでもないし、結局チョビヒゲとのバッティングがなければ超楽勝ってことですよね。
そして何より、手に入れてどうしたの?映像付きの論文?最終的に言いたかったのって…え゙っ!?ウーマン・リブ的なこと?治癒力とかどうでも良かったの!!
長〜いエンドロール後に何かフォローがあるかなともおもったけど、補足もオマケもなく、なんだそれ?という状態で放置された感じ。
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