劇場公開日 2024年4月12日

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「日常という名のきらめき」ソウルフル・ワールド KENさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5日常という名のきらめき

2024年4月14日
iPhoneアプリから投稿

コロナ禍で叶わなかった劇場公開の実現で待ちに待った鑑賞

インサイド・ヘッドなどでも見られた擬人化アニメーションで今作のテーマは魂(ソウル)
より人間のディープな部分を可愛らしい映像で描きつつ、観る側への共感も盛り込まられていてさすがPIXARの一言に尽きる
今回は現実世界も半々で映されるのでツッコミ所もあるがご愛嬌の範囲でいやらしさを感じない点も⭕️

ストーリーは人生を懸けてきた音楽(ジャズ)の大舞台を前にメンテナンスホールに落ちてしまい魂と化した音楽教師ジョーと生きる意味が見出せず何百年も現世に出発できない根っからの魂“22番”の視点で動いていく

現世に戻りたくて仕方がないジョーの魂と死んでも(生まれてすらいないが)現世に行きたくない22番が「きらめき」と呼ばれる生きる意味や生きる価値を探しにいくという冒険譚的なお話

最終的に行きつくメッセージの普遍性が心地よくも心に深く刺さる
「人生って輝かしくて素晴らしい!!」と手放しで謳う讃歌という訳でもなく、皮肉めいた表現もあり、これまでのPIXAR味にピリっとスパイスが効いている感じの後味が良かった
それを意味するにこの作品にヴィランは登場しないが、誰の心の中にも暗い部分があると感じさせる
ただそれすらも克服して、人生の主人公は自分だけなんだと思わせる素敵な物語でした

これからも映画を観れる事の幸せを噛み締めたいと思います
ありがとうございました

KEN
2024年8月3日

ありがとうございます😊
はい、好きな作品です✨
ソウルとジャズもかかってテーマのリンクが上手いなぁと思います!

KEN
amiさんのコメント
2024年8月3日

フォローありがとうございます✨私もさせて頂きます!この映画、すごくいいですよね、ジャズもオシャレで大人が見ても楽しめますよね〜!

ami