「CMとPVだけに命を懸けている映画」ムーラン CAITOさんの映画レビュー(感想・評価)
CMとPVだけに命を懸けている映画
タイトル通りCMやPVをご覧になっている方は、感じる通り最高にスタイリッシュなムーランの美しいアクション劇を見れると期待するハズです。
結論から言うと、
「スタイリッシュなムーランを観れます」
ワイヤーシーンを隠さないムーラン(リウ・イーフェイ)のスタイリッシュなアクションは確かに良く、そして共演にはドニー・イェンとジェット・リー、コン・リーとスター勢揃いで満足いく出来かと思います。
ですが、"中弛み"が多すぎる印象を受けました。
冒頭の25分までのムーランが戦場に行くまでの流れは必要かと思いますが、幾分ダラダラとしすぎて観るのをやめようかと思ったぐらいです。でも、ディズニーだから"こんなもんじゃない"という淡い期待をしながらも、ダラダラと鑑賞。
ストーリーをメインにいくか、アクションをメインにいくかをハッキリしてくれたら良かった。ディズニーだから仕方ないのだけど、SONYの様に血戦(描写)が飛び交う形だったら本当に評価高かったと思います。
映像美は最高に美しい、それが何よりも救い。
※これほどジェット・リーの無駄遣いを感じた映画は初めてでした。
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