「忠義、勇気、真実。そして〇〇」ムーラン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
忠義、勇気、真実。そして〇〇
やっぱり中国向けの作品。アニメ版と比べてみても、帝国や皇帝を重んじ、父や家族への思いは最後にちょっとだけ。封建主義、家父長制度ばかりが論じられてるとも思うが、女性の地位向上だけはアニメ版よりも強いようにも思う。尚、ミュージカル部分なし、幸運のコオロギなし、龍のムーシュなし(代わりに不死鳥)、結婚もなし・・・そして魔女(コン・リー)というオリジナルキャラが登場するのです。
世の中でこれだけウイグル自治区の人権問題が取りざたされている時代に、異民族にも感情移入できるようにすればどうかとも感じられるし、どうも皇帝(ジェット・リー)の存在も胡散臭く思えてしまった。ひねくれてるかもしれないけど、皇帝を倒せ!という気持ちにもさせられた。
司令官であるドニー・イェンがもっとカンフーアクションを見せてくれれば違った感情も沸き上がったのでしょうけど、ムーラン演ずるリウ・イーフェイのみがアクション炸裂。槍を蹴飛ばして自由自在に操るワイヤーアクションは気持ちがよかったんですけどね。雪崩のシーンを期待してたのに、迫力ではアニメの勝ちだった。
今月からディズニー+も見ることができるようになってタブレット大活躍です。本当は大画面で観たいのですが、タブレットだとトイレにも持っていくことができて便利だと気づきました。
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レモンブルーさんのコメント
2021年2月19日
そうですね。恋愛要素もあって欲しかったですね!私は大画面で(娘の家の)見られたのは良かったです!たしかに!誰かに似てたかも…?誰か思い出したら また(^^)