配信開始日 2020年9月4日

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「娯楽と政治と市場」ムーラン トラヴィスさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5娯楽と政治と市場

2021年1月24日
iPhoneアプリから投稿

個人的には娯楽として分かりやすくメッセージもあり楽しめました。ドニー・イェンとジェット・リーのW出演も胸熱。

特にジェンダー・ ギャップ指数が153カ国中121位でまだまだ男社会の日本からしてみたら自国の後進国ぶりを子供たちが疑問に感じるきっかけになれば。

しかし新疆ウイグル自治区の中国共産党機関へのディズニーからの謝意のニュースを知ると娯楽として純粋に楽しめなくなる。中国は新疆ウイグル自治区における少数民族ウイグル族を弾圧している。

主演女優のSNSでの香港の民主化抗議デモを弾圧した警察支持も同様。ビッグバジェット作品の主演となると背負うものが大きいから立ち位置も難しい。

作品は純粋に作品だけで評価したいのに…。

ディズニーはマーベルを買収した。マーベル作品は黒人ヒーローも多いし理不尽や差別と戦うメッセージが明確にある。

ウォルト・ディズニーは反日だったりレイシストの面もあったけど、今のディズニーのクリエイターは差別や理不尽と戦い弱者に寄り添い夢を届ける存在であって欲しいと心から願います。

トラヴィス