劇場公開日 2019年12月20日

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「そんなに美化されてない」テッド・バンディ Alexaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0そんなに美化されてない

2019年12月20日
iPhoneアプリから投稿

テッドバンディ、R15と来たから殺人シーンがたっぷりかと思いきや、テッドバンディとエリザベスの私生活が中心。

アメリカではテッドバンディのドキュメンタリーなんか沢山あるし、今ではネットフリックスなどでも鑑賞できるから、どんな犯罪をやったかは重視しなかったのかもしれない。海外ではこの映画が美化されているなどの批判が多かったが、そんなに美化されていない印象だった。たしかにバンディが自ら弁論するシーンや、チャーミングな男性というシーンが多かったが、でもそれも事実だと思う。美化されていたとすれば、バンディがリズに不快な思いをしてこなかったように見せたところと、リズ自身だと思う。(ドキュメンタリーなどと比べたら個人的な感想)

思うのは1人の人物の一生を1つの映画で全て収めるのは難しい。あ、飛ばされたなというような構成だった。たしかに、頭がよくチャーミングな少年というイメージはあるかもしれない。だが、原題の”極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣“を忘れてはならない。

Alexa