劇場公開日 2020年10月23日

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「彼女の目が問いかけている。僕は答えなければ」きみの瞳(め)が問いかけている 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0彼女の目が問いかけている。僕は答えなければ

2020年11月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

幸せ

2020年映画館鑑賞115作品目

元になった韓流映画は観たことないし知らなかった
チャップリンの『街の灯り』は観たはずだがかなり昔で内容はよく覚えていない

なるほどだからエンドロールはBTSか
わりと歌上手いのね
僕はいわゆる嫌韓ではないのでなんとも思わない

韓流モノがなにが1番苦手かって日本のそれに比べて主人公の若い男女の家族がうざすぎるってこと
その点では2人とも親に先立たれているのでシンプルでいい
不謹慎だけどそれくらい韓流の橋田壽賀子ドラマみたいなシチュエーションはいやだ

出会った頃の横浜流星のリアクションがいかにも韓国人イケメン俳優の芝居あるある
格闘シーンが本格的でかっこよかった
イケメンがボコボコにされるのは辛い
刺されて死んだかなと思っていたら「生きてたのかよ!」
それでいいのだ

この映画は吉高由里子の吉高由里子による吉高由里子のための映画
彼女の演技はとにかく素晴らしい
花丸の二重丸
詰まっていたのが青いパンツだったのは笑えた

交通事故で後部座席の両親を亡くし運転していた明香里自身も目が不自由になってしまうのだがその原因に関わっていたのが塁だったとは
うまくできた話である
リアルじゃないがそれが映画だしリアル以外楽しめないなんて人生損してないか

ラストシーンが特に美しい
良かったハッピーエンドで
たいていの女子なら泣けると思うが自分は涙が出なかった
わからないが何かが足りなかったのだろう
それで星4

野川新栄