「罪責感」きみの瞳(め)が問いかけている Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
罪責感
駐車場の管理人のバイトを始めた男の基に、視覚障害の女性がやって来て、以前の管理人と間違えて話しかけたことから交流が始まって行く二人の話。
突如いなくなり約3年半の間姿を消していた自分のことを話したがらない男性と、事故によりほぼ視力を失った快活な一人暮らしの女性。
距離を詰めて来る明香里に、反射的にキツく当たってしまう類だが、それを切っ掛けに反省し、自分のことを話し、今度は類が踏み込み過ぎて、明香里が反省し、とどんどん距離が近付いていく様子に、類の過去を織り交ぜながらみせていく。
いやー横浜流星の格闘アクションと身体づくりは流石というかおみごと!
なかなか明香里の事故の様子を語らない流れから、それを示すと、唐突に類の関わりを謳いだし、一方的な葛藤する思いが加速して行く様子は、ありがちだけど切なくて面白い。
そして2年後、落としどころは絞れるし、まあそうなるよねという感覚があるからか、オチの部分はメチャクチャ単純にしてメチャクチャまどろっこしかったけど、哀しく優しく温かく面白かった。
単純さとまどろっこしさと畳み掛けるブツ切り急展開のご都合主義にツッコミを入れたらキリがないけれど、サスペンスではなく恋愛ドラマなので多分それが良いのですねということで。
以下レビューではないけれど…
予告開始前ギリで到着し中に入ると、客入り5割ほど、ほぼ女性客、しかも8割方制服JK。マジかっ!!
自分の席は劇場ど真ん中w座ってしまえば何てことないけど非情に席が遠く感じたw
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