劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価
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とてもよかった
テレビ版を途中まで見て見に行こうとしたら、平日なのにすごく混んでいて出直すことにして、その間にテレビ版を最後まで見た。すると、映画が全くテレビの続きだった。映画と言うよりテレビをでかい画面で見ているようだった。もしかすると、本来テレビの第2シーズンを作っていたのだけど、あまりに反響がすごいため、作った分だけ映画にしたのではないかと思うほどだ。
当初は見に行くつもりは全然なくて、76才の母がテレビでダイジェストを見て、あまりに話題になっていたから見たいと言い出してそれで一緒に行った。劇場内ではうちの母が最高齢だと思っていたら、母の前の席が杖をついたお婆さんで、メガヒットぶりがうかがえた。
炭治郎の妹思い、家族思いなところは涙が出る。心の中が澄み切った世界で、非常に納得。うちの子もあんなふうに育って欲しい。
蒸気機関車が出るなどスケールがでかくて迫力はあるもののスリルはテレビの方がある。それにしても、鬼が蒸気機関車になって朝が来たらどうするつもりだったのか、機関車は機関庫に隠れても客車は無理だ。そんなことが気になり、命がけで戦うより朝を待った方がいいのにと思う。
煉獄さんはしゃべり方が感情がまったくうかがえず、サイコパスみたいで怖いのだけど、暖かい人物で亡くなってしまい悲しい。
ぜんぶ読んでみようかなと思わせた
《カムイ外伝》ってマンガに『柳生編』っていうのがあって、その中で主人公が柳生新陰流の型を教わるんだけど、そこ、なんか「おお!」ってなるのね。剣術の型ってそういうカッコよさがあるよね。
そういうカッコよさが担保された中で、竈門少年と煉獄さんの事情を描きつつ戦いのシーンだから面白いね。各登場人物の心情描写を全部モノローグでやっちゃって「モノローグ便利だなあ」と思ったの。
この話で思ったのは、術にかかって寝てる時間長くないかな。もっと早く目覚めてアクションシーンにいって欲しかった。寝てる間に事情説明して、感情移入させてるけど、ここまで長くなくて良い気がしたな。
あと「列車たおしたあ」と思ったら、上弦の参が出てくるじゃん。これ、話として、いるのかな。「この映画の主人公誰なの?」感がちょっと出たし。長い話の中で見ると必要なのかな。
でも、ここで竈門少年と仲間が泣き叫ぶのを見て「僕らはみんな竈門少年なんだ」と思ったな。すごくできる人を見ながら「いつかはあそこまで」と思いつつ、一歩進むのに四苦八苦する。だから、主人公に感情移入がいくんだろうね。
いきなり映画観ても面白かったし、原作を全部読んでみようかなと思ったよ。
越えて行け!
11月2日観賞。
期待値を上げ過ぎず…落ち着いて…という心持ちで行きましたが、その必要はありませんでした。面白かった!!
たった2時間という限られた時間の中で、はたして煉獄さんのことをどれくらい好きになれるのだろうというのが一番の不安材料でしたが、それも杞憂でした。大好きです。煉獄さんは負けてないッ!!炭治郎と一緒に叫びたいくらいでした。
ただ個人的に一番グッときたのは伊之助でした。初めての電車にわーきゃーしてるかと思いきや、下弦との戦いでは見事に炭治郎をサポート。しまいには己の無力さを嘆く炭治郎と善逸(このシーン最高)に対して発破をかける!
『なれるかどうかじゃない。「信じる」って言われたら応えるしかないだろ!(うろ覚え)』
うるさいとか言ってごめんね。おじさんは君たち3人の成長を心の底から応援したくなった!わっしょい!
いいもん見させてもらいました。続き、アニメを待つか漫画を読むか、迷っちゃうな!気長に待ちましょう。
知らない状態には戻れない…を堪能
コミックもアニメも見ず(=鬼滅弱者)、全く『無』の状態で、話題作を楽しめるか否か…を体験したく鑑賞しました。
コミックやアニメを見ている人は、少なからず主要人物や鬼の設定など、本作の世界観は充分に分かったうえで鑑賞をしています。つまり『知らない状態には戻れない』と言う名言⁉︎のとおり、『知っている人間』には味わえない楽しみを、堪能してきました。
結論、充分に楽しめました!
まず、アニメ映画の画力、細かい描写に圧倒されました。映画館でアニメを観た記憶が昔すぎるので、最新の技術で作った映像美は圧巻の一言!炭治郎の夢の中の空描写なんて本物だと見間違う程の綺麗さでした。
登場人物の紹介も、夢の中で最低限の説明があったので無の状態でも、迷子になることなく楽しめましたし、泣けました。
他のレビューを拝見しましたが、ファンの中でも賛否両論でしたから、私のような『無』から鑑賞の人も賛否両論になるんだろうなぁと感じた次第です。
それよりなにより、このコロナ禍で元気のなかった映画業界を一気に活気づけてくれたということだけでも、充分評価に値するんだと思います。
追記
炭治郎はとてもいい人キャラ
善逸はヘタレサイコパスキャラ
煉獄は良く食べるとても強い兄貴キャラ
…程度のイメージです(-ω-;)
追々記
エンドロールの短さにビックリ
マーベル関連やらハリウッド超大作モノの三分の一(体感)ぐらい短く感じましたが、アニメ映画ってこんなもんなんでしょうか…
面白かった。。。
よかった。
そんなに詳しくないし、そんなに前から見ていたわけではないのですが、とにかくよかった。楽しめました。
コミックを読んでないのでどう展開するのかまったく知らなかったから、結末に驚きました。
僕はかなりの涙腺ゆる男ですが、僕の涙腺刺激のジャンルではなかったのに、不覚にも涙してしまった。
一人一人の生い立ち、人となりがもっと見れたら言うことないです。時間に限りあるから。
とにかくよかったです。
劇場でやる意味はあるの?
劇場でやる意味?
正直に言う。劇場での「鬼滅」は少々辛かった。
号泣したとか、絶賛コメントが多数の中、ワクワクしながら期待したが、結果的にはあくびを噛み殺しながらみている自分がおかしいのかな?
アニメはリアルではないが、ほぼ放映時に見ていた。
その時は、設定の奇抜さと、奇想天外な鬼の術、竈戸炭治郎の一途さがジャンプらしくて素直に面白かった。
しかし、アニメ化のため、なぜそうなったのか、特に無惨の動機が説明不足とおもった。
そして、ジャンプ王道の成長物語&攻撃力インフレ。まあいいでしょう。その過程で語られる仲間や家族の絆、これも王道。
さて、映画の方ですが、誤解を恐れずに言うと、戦いをワンピース並に引き伸ばしつつ、連ドラでやった方がいいと思いましたね。それは、なんと言っても、シナリオ的な問題です。
全体は3つのパートに別れます。
①汽車の中で敵の攻撃を受けて、願望的な夢に埋没してしまう話
②敵の鬼(字が出てこない)と、炭治郎、伊之助の戦い
③煉獄さんと猗窩座の戦い
これは、それぞれに起承転結があり、ほぼ12回の連ドラができます。だから、見ている側からすれば、回想シーンなどがあるためにどうしてもその間に中弛みを感じてしまう。戦闘中にもかかわらず差し込まれるそうしたシーンは、連ドラにこそふさわしいと思うのよね。
煉獄さんは良かった。
ワンピースとどうしても比較してしまうが、アラバスタ編、ウォーターセブン編など、思わずグッとくるシーンがあり、煉獄さんの最後の語り掛けはそれと並ぶ名シーンだと思う。でも、涙は出なかった。歳とって涙もろくなったにもかかわらずだ。
ワンピースでは、泣かせようというよりも、意表をついたストーリーに歌舞伎的なケレン味が加わっている。ここがいい!
構うなと叫ぶロビンに「生きたいか」と尋ねるシーンなど、今思っても胸が熱くなる。
炭治郎たち新人(子供たち)から見れば、多くの修羅場をくぐり抜けて超人的な強さを身につけた「柱」は大人だ。その大人が後に続く後輩たちに残すものは「責任のとり方」「後輩たちの目標」だと身をもって示した。鬼との戦争の渦中にあり、後方からコマを動かすようなところから指示だけ出すのではなく、自ら先頭に立つ。
美談に見える。だがしかし
これにより戦術的には勝てるかもしれないが、戦略的にはどうだろう?結果的に最も戦闘力のある人物が失われることになったではないか?逆に、炭治郎は逃げる猗窩座に「卑怯者!」と叫ぶが、戦力を温存できた鬼はやはりこの件では勝者ではないか。
などと、モヤモヤが残るんだよね。
いろいろ知りたいです
アニメ全話観てます。原作は読んでません。
まず大前提として、アニメ映画としては普通に楽しめました。
が、私は感動で涙…とかは全くありませんでした。原作を読んでないせいか、この作中でのエピソード程度では、初見に近い煉獄さんに思い入れもそんなにわかず、炭治郎や伊之助、善逸があんなに泣くのも不自然に感じました。むしろバッドエンディングみたいになったので、続きを知らない私にとっては、ただただ嫌なラストでした。映画に切り取った意味もよくわかりません。単に一人の柱が死んだからでしょうか?それとも、今後のストーリーでポイントになる部分とかだったのでしょうか?TVアニメでそのままやれば良かったのに、と思いました。
「号泣した!」という方が結構いらっしゃいますが、嫌味でも何でもなく、どのシーンで感動するものなのかを教えて頂きたいです。
万人受けするジョジョ的人間賛歌
アニメ以降、先を知らず鑑賞しました。
僕としてはアニメは一通り観たものの、何がそこまで人を熱狂させているのか分からず、どちらかというとブームを客観視していた方で、同僚等の誘いもあり、付き合いで映画館に向かいました。
ところがこの映画は、まるで無限列車の動力のように、すさまじい勢いでストーリーが展開し、心を揺さぶられるシーンが連続します。
斬っても斬っても再生を繰り返す敵の前で、人はただ無情に傷を負い続け、それでも前を向くことをやめない。
常に敗戦必至の状況の中、気高く命を燃やす若者達の姿は胸を打ち、自分はそんな誇りある生き方が出来ているのか自問自答させられる。
そして強さや誇りだけではない。特筆すべきは主人公竈門炭治郎の深い優しさだ。
鬼への恐怖により、悪に染まってしまった人間に対しては、後ろから刺されても構わないという慈悲深い精神を持ち
鬼の能力で歪曲した竈門家の悪夢を見せられたときは、家族との幸せな記憶を踏みにじられた怒りが爆発して「俺の家族をぉぉ侮辱するなぁぁぁ!!」の言霊とともに斬り捨てた。
家族を食い殺されて全てを失っても、真っ直ぐに生きれる、命を燃やすことのできる人間が、映像の中とはいえ存在していることが素晴らしい。
そしてそんな主人公にも負けない、時には上回る魅力を持つ登場人物が多数、燃え盛る旅の途中で出会い、作品の中で生きている。
本作の終着駅で歌が流れた時どっと疲れるのは、観客がその2時間、確かに命を燃やしたからに違いなく、それからの人生を力強く歩こうと誓うからだろう。
人気だと聞いたのでアニメだけ全部観てから映画を観に行きました。 ア...
人気だと聞いたのでアニメだけ全部観てから映画を観に行きました。
アニメの続きとして考えると面白かったのですが映画として考えると微妙でした。
映像はとても綺麗で戦闘シーンはとても見応えがありました。
ただ、煉獄さんが防衛本能で人の首を絞めるシーンが時間的には長かった割に、そのあと首を締められていた人は普通に動けていたり、乗客者全員煉獄さんの技のおかげで助かったと言っている割に列車の下敷きになっている人がいたり、炭治郎さんがお腹を人に刺されて痛がってる割に、止血のシーンでは血管が1本しか切れていない描写があったりとやや矛盾している場面が何箇所かあり、もやもやしました。
あとは、漫画の話を抜粋しているためか盛り上がりにかけるような気がしました。
起承転結で表現すると
話の大方が「承」であり、煉獄さんにフォーカスを当てた話である割に炭治郎さんの出番が多いのが気になりました。なのであまり煉獄さんに感情移入ができなかったです。
煉獄さんの話をもう少し盛り込んだり、煉獄さん、善逸さん、ねずこさんの戦闘シーンがもう少しあれば楽しめたかなーと思います。
映像は綺麗ですが夜の戦いであり、敵の技がやや気持ち悪めなので観てて疲れました。
泣けるシーンというのがどこの場面なのかあまり分からなかったのですが、漫画で読んで、もう少しキャラクターのことを知った上で観たら楽しむことができたのかなーと思いました。
圧巻の戦闘シーン!!!
自粛期間に流行りに乗ってアニメを一気見し、ハマったので、映画も鑑賞することに。ちなみに漫画は一切読んでないです。
とにかく戦闘シーンがかっこいいです。音楽、映像、効果音、セリフがここぞってときにバシッと決まって鳥肌モンでした。とくに煉獄さんの戦闘シーンは手の震えがとまらなかったです。あのシーンを見たいがために、2回目の鑑賞を検討中です。
感動というよりは、圧倒されたという感じ。
泣きはしませんでしたが、煉獄さんの勇姿には胸を打たれました。
個人的には、もう少し煉獄さんメインの内容がよかったなと思います。アニメでも登場シーンはあまりなかったので、映画で煉獄さんの生い立ちとかもっと盛り込んで欲しかったです。最初から最後まで煉獄さん!煉獄さん!煉獄さん!ってぐらい煉獄さん主演の内容でもいいと思いました。もちろん、炭治郎も最高でしたが!!!!
ただ、全体的には大満足です。とにかく迫力満点なので、映画館で見るべき。
これを機にマンガも読もうと思います。
心に炎を…煉獄杏寿郎に全集中!
第44回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞受賞作。
IMAX(12.1ch)で鑑賞。
原作マンガは未読、TVシリーズは視聴済みです。
ミーハーの血が騒ぐ流行り具合に急いでテレビシリーズを全話視聴して映画館へ。日本映画史上最速で興収100億円突破のニュースに目玉が飛び出そうになるくらい驚きました。
テレビシリーズの続きで、しかも映画オリジナルストーリーではなく、原作の映像化なのにここまでの大ヒットとは…
映画館へ続くエレベーターの前に長蛇の列が出来ていて面食らい、早朝回でしかもIMAX―通常料金より値段の高いフォーマットにも関わらず満席なことに再び面食らいました。
他の回もことごとく満席の盛況ぶり。1日の上映回数が異常に多いことを実感しました。実家の近くを運行するバスよりも活発なスケジュールに再び目玉が飛び出そうでした。
テレビシリーズを観ていた時の印象ですが、これほどまでのブームになるような突出した面白さを感じませんでした。
確かに個々のキャラは立っているし、テレビアニメにありがちな作画崩壊もありません。バトルシーンはビジュアルが鮮やかだし、アクションも迫力があって面白いんですが、ここまで人気になる要素がどこにあるのかを見出せませんでした。
ストーリーもありがちだし、強いて言うならば、敵側のドラマもきちんと描いているところがいいのかもしれない。
鬼になった背景を回想の形で挿入することでドラマに厚みが生まれ、勧善懲悪で終わらない深みが生まれているな、と…
もしかすると、みんなが面白いと言っいてるから面白いと云う日本人特有の流され方をしているだけかもしれません。
そんな心境で鑑賞した本作でしたが、面白かったです。テレビシリーズの続きなので若干一見さんお断り臭が漂いながら、今回が初見でも楽しめる構造だったのは好印象。
夢のシーンが長かったのでどうなるかと思いましたが、魘夢との戦闘開始後、危惧は杞憂に終わりました。IMAXの効果でバトルは大迫力でしたし、手に汗握りました。
テレビシリーズでは殆ど出番の無かった炎柱・煉獄杏寿郎が本格的に参戦し、カリスマ的活躍で炭治郎たちを魅了。同時に私の心も魅了。なかなかいいキャラだと思いました。
最初は全然瞬きしないヤツだなと云う印象でしたが、神速の剣撃とずば抜けた判断力、人柄から来る面倒見の良さ、炎のような熱き心を持って敵と戦う姿にグッと来ました。
唐突に現れた上弦ノ参・猗窩座との死力を尽くした激しいバトルを展開。猗窩座に再三鬼になるよう勧められるも、煉獄さんは最後の瞬間まで人間として戦うことを選びました。
お互いの必殺技をぶつけ合い、煉獄さんが勝ったぞと思った刹那、まさかの展開に絶句しました。「えっ、そんなバカな、嘘だろ…」。思わず顔が歪んでしまいました。
これから炭治郎たちを教え導いてくれるものとばかり思っていましたのに…。猗窩座の、なんの脈略も無い唐突な登場は、煉獄さんを殉職させるためだっただなんて…
死に際、煉獄さんが炭治郎たちに遺した言葉にグッと来ました。本作が本当に描きたかったのはここだったのだな、と…
偶然、コロナ禍を生きる私たちに向けたメッセージにもなっている気がしましたし、これから大人になっていく子どもたちにも、この言葉が響いてくれたらいいなと思いました。
立ち止まっている暇など無い。己を信じ、高め、どんなに辛くとも、どんなに惨めであっても、心を燃やして生きろ…
[余談]
もし本作が「千と千尋の神隠し」を抜いて日本の歴代興収ランキングのトップに輝いたら、すごいことだけれども素直に喜べないと云うか、なんとも複雑な心境であります。
[以降の鑑賞記録]
2021/09/25:土曜プレミアム(テレビ初放送)
2022/12/10:特別放送
※修正(2023/06/01)
練ごくさんが一番人格者でした。
映画も良かったです。
原作の方がもっと感動したと思いました。
練ごくさんの勝ちです。
ねずちゃんはウルバリンみたいでした。
カラスちゃんが泣いていたところは感動しちゃいました。
猪之助が頑張っていました。
違和感があるような
テレビアニメは観ましたが、原作漫画は未読です。
映画は、綺麗な映像で派手なアクションシーンも見応えがあり、楽しめました。
しかし、ストーリーとしては、微妙と感じました。
他にも書いている人もいましたが、一本の映画としてみると、どうかと……。
鬼が出てきてやっつけるというだけで、しかも最後になんの伏線もなく強い鬼が出てくるとか、どうかと……。
映画の導入部を観ても、あくまでテレビアニメの続き、長いストーリーの一部を映画にしただけというもののようではありますが。
ともあれ、個人的には、煉獄はものすごく強いけど、上弦の鬼は更に強いという、バトルものの強さのインフレをあらわすエピソードなのかな、という印象でした。
漫画で時間をかけて読んでいたら、もっと煉獄というキャラクターに感情移入できるのかもしれませんが。
煉獄の回想での、強い力を持つ者はそれを弱い者を守るために使う責務があるといった母の話は、成程と共感しました。
物理的な力だけではなく、権力や富なども含め力のある者が、弱い者を虐げ私利私欲のためにそれを使うのは、本当によろしくないと思います。
とは言え、力を持つからと命を懸けて滅私奉公させられるというのも、よろしくないと思いますが。
また、煉獄と主人公たちの交流がさほどなかったので、ラストに伊之助と善逸が号泣している場面は違和感があるような気がしました。
炭治郎は心優しく感情豊かなようなので分かりますが、善逸はほぼ寝てたしそんな泣くか?と。
伊之助は、テレビアニメを見た限りでは、人の死を悼むという概念がないキャラクターかと思っていましたので、人が死んだからといって泣くような奴だったのか?しかも親しい人間でもないのにそんなに号泣するのか?、と思ってしまいましたが。
しかし、やはり映像は綺麗でクオリティが高く、ストーリーはシンプルで分かりやすく、感動的な見せ場もあるということで、人気があるのも分かります。
見所が多すぎますが。
最初から最後まで見所が多すぎるので1つだけ。
煉獄さんや炭治郎の心が折れないのは
どちらも子供の時に母や家族の愛を
しっかり受け継いでいるから。
アニメではそういった背景がしっかり
描けている作品は少ないと思います。
母の眼差しや言葉には愛が溢れていて。
そして暖かくて息を呑んでしまいました。
とても普通
眠くなることも無いし、つまんないと感じることはも無駄に長く感じることもなかった。けど眠りから覚めるときが都合が良すぎるし、ラストシーンで泣くのはぶっちゃけ無理だった。あと猗窩座登場シーンのbgmは最高でした。
受け継がれる炎の意思
アニメ視聴済み、原作は今作のくだりまでは見ていたが、うろ覚え。
人気アニメの映画化、しかもオリジナルじゃなくて本編の続きを描くという…お金取るんかいと正直思ったが、続きも気になるし、どうせならということで鑑賞。
ただでさえ作画力の高さを見せていたテレビアニメ版に対し、今作ではさらに高いクオリティを見せていた。
加えて、映画館ならではの大スクリーンと力強い音響による迫力と臨場感。戦闘での型を使うシーンは圧巻だった。TVで観たら、こんなに興奮することはないと思ったし、映画化して正解だなと思った。
そして今作でも登場人物の魅力がしっかりと出ていて良い。炭治郎の底なしの優しさと心の強さ、善逸、伊之助のギャグキャラだけどしっかりと決める所。そして煉獄の明朗快活な性格と意思の強さ。
内容としては、前半の列車での戦いのくだりはあまりノレなかった。下弦の一の能力的に派手な戦闘シーンというのがあまり無かったからなのかな。ただ、夢の中でキャラそれぞれがどんな人物なのかが分かるようになっていて、初見の人でもなんとなく理解できるようになっているから、映画向きだったのかなと思う。
それと、説明セリフが多いのが気になった。原作より作画も良いし、映像で分かる部分も多いので、説明を減らしてもよいのではと思った。
しかし、後半の煉獄とアカザの戦いは結末を知っていたが、こんなに没入し、手に汗握るとは思わなかった。煉獄が次第に敗色の色が濃くなる中、戦う姿は観ていて辛かったが、柱として、命を賭して弱き者を守ろうとする意思を最後まで貫いた煉獄の誇り高き姿に感動した。
てか、なんであのタイミングで上弦出てくるねんと思った。
結末としては主人公たちにとっては力不足を痛感したバッドエンドと捉えられるが、炎の意思は炭治郎たち3人にしっかりと伝わったと思った。
ブームで上がりきったハードルも超えているかと言われると微妙だけど、このクオリティなら、お金払って観る価値ありだと感じたので、続きも映画で出して良いのではないかと思った。
アニメだけ観てきた
上弦の鬼出てくるんかい!こっちが本丸ですか。もっと2時間列車で苦戦する話かと思ってました。引き込まれる展開にあっという間でした。怒涛の戦いをダイナミックに描かれていて素晴らしかったです。明快な台詞が今の日本にはささりますね。続きがどうなるか気になります!
原作を知らずに観て誤解で泣けず。
原作未読、アニメは観ました。
アニメの続きが映画だと聞いて、アニメの最後数話を直前に見てから映画を観に行きました。
事前に、絶対泣くよ、と言われてタオルを握りしめてIMAX2Dで観始めました。
ん?別の映画の予告かな?と思わせるほどの実写に近い高野山みたいなシーンから始まっておおお、と引き込まれ…
おお、ホントにアニメの最終シーンから繋がってるんだ、観といてよかった!の無限列車シーン。腹に響く蒸気機関車の汽笛、動輪と線路の軋む音、一気に映画に入り込みました。
一番好きなシーンは善逸がねずこを助けるシーン。
もう興奮しすぎてヤバイ状態でした。
残念だったのは、ラストシーン。
原作を知らないため、伊之助がポカしてアカザの腕を斬ったんだと思ってしまい、
なんで?
なんで斬ったの?
逃げるってわかってるでしょ!
とぐるぐる考えてしまって炭治郎が「逃げるな!」って叫ぶシーンも「イヤ、斬らなければ逃げてないでしょ!」とツッこみを思ってしまい、煉獄さんが死んでいくシーンも、「なんで逃したんだ…伊之助はもしかして鬼側の回し者とかいう展開?」←原作知らないから(ノ_<)アチャーとか考えてしまい、泣くシーンで泣けず…
終わってか、伊之助が斬ったんじゃないと教えてもらい、もったいなかった、それならちゃんと煉獄さんの最後のシーンで感情移入できたのに!
持ってきたタオルをぐしょぐしょにすることができたのに!………思い違いで残念なレビューになってしまいました。
あと、煉獄さんのこと切れるシーンで、無音になった瞬間に「これも夢なんでしょ?」「シッ(親)」と無邪気な子供の声が聞こえてきて、「え?そうなの?」と惑わされ…
やっぱり原作知らずにアニメ映画は…と反省しました。
全体的にはスピード感あって良かったです。
煉獄さーーーーん!!!!(涙 orz
いやー....素晴らしかったです。
正直、魘夢を倒すところまでは「まぁまぁのできだなー」という感じでした。
如何せん原作を全て読んでいるので展開がわかってしまい、ufotable独特
の美しい戦闘作画のみに見惚れていました。
しかし、そこからの猗窩座戦。
初めての上弦の鬼との戦闘で、興奮が止まりませんでした。
想像以上に猗窩座がカッコよく、そして美しく激しい戦闘。
展開を知っていても十分楽しめるクオリティでした。
煉獄 vs 猗窩座の戦闘シーンだけもう一度観たいです。
結末がわかっていても号泣!矢継ぎ早の死闘に目が離せない!
アニメからハマり、原作を予め全て読んでいたが、スクリーンから繰り出される映像美や男と男のぶつかり合いに終始目が離せなかった。
とにかく煉獄さんが熱い!!
この人の事を何度好きになればいいのかと思うくらいに最期まで熱くそして優しく強い男だった。
そして、炭治郎やその仲間達に感情移入してしまい、号泣してしまった。
結末がわかっているのに、どうしてここまで心が熱くなり、涙が止まらなかったのか。
それは、声優の迫真の演技や、映画に関わった全てのスタッフの熱がこもっているからだろう。
原作で描かれている戦闘シーンも勿論興奮するが、それを色彩豊かに映像化し、迫力のある音楽や声を吹き替えする事でより細かな戦闘の描写が伝わり、より興奮した。
ここまでのスタッフの力を見せつけられてしまっては、この先の怒涛のストーリーを早く映像で見たくて仕方が無い。
特に柱達の「呼吸」がどのように映像化されるのかが楽しみで楽しみで。
とにかく、本当に面白かったし、次の話をアニメでも映画でも何でもいいから早く見たい!と思える程にハイクオリティな作品だった。
最後に、煉獄杏寿郎よ永遠に。。。
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