劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価
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映像がきれいで惹き込まれてゆきます
鬼滅の刃、心に沁みる映像でした。
ストーリーは分かっていても十分に感動できる内容でした。
映画館だとサウンドも臨場感もあってこの世界を堪能できますね。
早くこの続編も映画にしてほしい。
正直な感想です。
普通の出来だった
まず最初に言っておきたいのが、「鬼滅の刃」というシリーズ自体は面白い。
しかし今回はあくまで映画単体として評価すると、期待していたよりは普通の出来映えといったところ。
話が大きく分けて二部構成となっており、前半が下弦の鬼が敵で、後半が上弦の鬼が相手だ。
特に前半の敵だが、途中からバイオハザードに出てくる最終形態みたいな形状になってきて少し飽きた。
敵はある程度人間の形をしていないと、感情移入しにくいというか、ただの作業感が出てしまいがちかも。
しかし、夢との決別をする炭治郎やラストの柱と鬼の死闘など、ドラマとして泣かせる演出があるのがこのシリーズの人気の理由かと思う。
まぁ、でももう一回みたいか、と言われるともういいかなぐらいの感想が正直なところだ。
最後に、この映画一応PG12とのことで、人体の一部欠損や大量出血などの描写はかなり多め。小さなお子さまと見に行く際は注意した方が良いかもしれない。
何度も泣きそうになった
原作知っていても、いざこうアニメで観ると、やはり何度も涙ぐんでしまい、目頭まで熱く燃やされる感じでした。
バトルシーンの臨場感が半端なく、さすがすぎて圧感です…!
鬼の中でも数少ない「可哀想とは思えない」部類の魘夢でしたが、アニメでもやはり可哀想とは思えず、強いて言うならば、敵キャラの存在感が可哀想みたいな感じでしたねぇ。大正コソコソに何か同情できそうな裏話とか…ありましたっけ?
猗窩座の存在感が、絶対的な絶望感を与えられてるから余計に魘夢の存在感が可哀想レベルに堕ちるのかもしれません。
続きもテレビで放送してくれるのでしょうか?
これだけ日本だけでなく、世界からも注目されている作品なので、これからも期待してます!
以下↓、ただの愚痴ですが。
入場配布の煉獄零巻…
当方の県内では、3箇所しか上映されてないので、上映3日で終了してしまいました。
某フリマサイトで高額転売されまくってます。
無料配布物に千円とか。
そのへんちょっと…と思いますがね。
ムビチケ購入者全員配布して、希望者のみ入場時もらえるとか、何かしら転売対策して頂きたいものです。
テレビで見たくらいの経験値で映画を観に行きました。
最初、煉獄さん?って感じで見てました。
煉獄さんに段々とハマっていき、最後は煉獄さんかっこいいになってました。笑
戦う所もよかったです。
夢から覚める為に、夢で…なんて私には出来ない。
炭治郎の逃げるな戦え~っていう、シーン以降は、もう涙が止まりませんでした。
そして、曲がいい。
…‥やばいな。漫画の本買っちゃおうかな。
逃げるなー!!!
炭治郎の叫び、凄く良かった…!!
セリフでは無く本当にあの瞬間、心の底から溢れ出てる感じで。
何より煉獄さんと鬼の戦いの迫力!
普段あまりアニメ観ず、鬼滅も正直、最近の盛り上がりに便乗して
テレビで観たら面白かったから観た くらいだったのですが、
こんなに迫力が凄いとは…!!
むしろテレビのときのアクションシーンには もっとノンストップで戦いを観せてくれ…
と思っていたので、柱レベルになったらこんなにも隙が無くなるのか!と。
文句なしの最高に上がる戦いでした。
大人もこどもも魅了する鬼滅…恐るべし。
15歳の少年が背負うものの重さ
一話で充分残酷な境遇を叩きつけられていたのに、何となく忘れてしまっていた。
齢15歳の少年が背負っていた重さを劇場版を見たことで改めて思い出された。
同じく天涯孤独の身の上でありながら、それを気にすることもなく豪快で底抜けに明るい伊之助など、炭治郎は仲間の存在にとても救われていたんだろうな。
これまで家族の父親役をやっていたのに全て失って、頼りになる大人に出会えて、そしてすぐ失って。
ここまでの不幸とら不幸に打ちのめされない人間を描ききった作品はなかなかないのではないか。
原作でストーリーも展開も知っている内容だったけれど、原作をリスペクトした深掘りが丁寧で新たな気付きもあり、新鮮な気持ちで見ることができた。
今はバトル描写に夢中な少年少女達も、観るたびに読みかえすたびに違う感動に出逢えるかもしれない。
煉獄杏寿郎の強さと炭治郎の優しさ
子供にも観せたくなるような炭治郎の優しさがとにかくたまりません。
杏寿郎の強さもほんとに素晴らしく。
責務を全うするということ。。
原作が大好きで観に行ったのですが、号泣でした。。
内容はわかっているのに、それともわかっているからか、先が読めて号泣でした。
善逸と伊之助もいいんですよねぇ。
アニメだと新海誠監督の作品も好きですが、号泣具合では今回の鬼滅の刃が群を抜いてました。
もう一回観に行こうかな。
うん、いいですね!
名古屋の映画館は超大作でもほとんど満員になりません。下手をすると作品や時期によっては土日でも一瞬で観客数が数えられたりします。でもさすがに社会現象にまでなっているこの作品。いつも行くイオンシネマ各館、毎日10~20分おきに1日30回以上上映されていますが土日の予約をと思い朝一で様子をみると…サイトが混みすぎてまずWEB予約の画面に入ることすらできません。
仕事が終わった18時ごろ改めて調べるとやっとアクセスできるようになりましたが、新型コロナ対策で席が一つ置きに間隔をあけていることもありほぼ最終の21時少し前の回でやっと2.3席のみの空き!これじゃ土日は無理かとあきらめせっかくなら大きなスクリーン、本日の最終上映回に滑り込みました。予約画面通り満席状態。名古屋で初めての経験です。
羽鳥さんのモーニングショーでへそ曲がりの玉川徹さんが「ここまで話題になると逆に観に行かない!アナ雪も観てませんから!」ってわけのわからない理由で威張って宣言してましたが『アナ雪2』を見損なった苦い経験から、週末の仕事終了後に映画館に行くのは初めてでしたが頑張りました。そんなわけで帰ってきたら日付が変わってました。
前置きが長くなりましたが、コミックもアニメも全く観ないで鑑賞!はあまりにもチャレンジャーなので、待ち時間もたっぷりあったためWikiで予習してみると…登場人物の名前がまず読めません!でも大体の情報を入れて挑みましたが、うん、よかったです。
正直、登場人物の顔がマンガチックに変わるギャグシーンは「ちょっとな~」って感じましたが物語が進むにつれ『名言』というか心にしみるセリフが随所に出てきて結構感動してしまいました。プロの声優さんたちが演じられるセリフは少し大げさな部分もありましたが「やっぱりプロには勝てないなぁ~」が正直な感想です。
煉獄さん、カッコいいです!後半の主人公です!!彼がお母さんから言われた
「なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか?弱き人を助けるためです!」
この映画を観た子供たちが大人になって(いや今でも)この言葉をよくかみしめてほしいものです。
綺麗な画像、迫力あるシーン、製作の『ufotable』これからも楽しみですね!
それにしても最高売上部数650万部という驚異的な記録を持つ少年ジャンプ、必ず何かヒット作を続けているのには驚きです。2ページ見開き使いまくりの『リングにかけろ』この前まで連載続いてた両さんの『こち亀』『キン肉マン』や『Dr.スランプ』『「SLAM DUNK」』などなど名作ばかりです!(ちょっと古すぎかな?)
世間で話題になるだけのいい映画でした! 純粋に面白かったです!
なんか素晴らしいなあ。日本に感動。
アニメに詳しくないけどufotable制作会社の力量がすごいと思います。題材として鬼滅の刃は優れているんだと思うけど、二次元より、アニメになると、たぶん適当?に作られていたらこんなにすごいものになってないですよね。
また、一人一人のエピソードも、より感動的。
結局それで、大人は半沢直樹、若い人はこっち、
善悪との、利子私欲か世の為人の為か、心の鬼との戦いだし、
強く生まれたものは弱いものを助けるためにあるという煉獄さんの母の言葉をガツンと持ってきて
鬼はどこまでも鬼、深い沼、暗黒
鬼狩りの炭治郎達や煉獄さんは、相対して戦い
半沢もこちらも感情との戦いだなとつくづく思う。
たかが感情、でも心の核を壊したら人間なんてもろいものさと鬼が言う
前を向く心の強さ、自分を壊し
おとしめようとするものを判別して振り分け、
振り払っていく、
深いですよねー
本当に日本て、半沢もこちらも大ヒットするって
捨てたもんじゃない、やっぱ凄いな、こんな作品作る人たちもだけど
支持するこの国もやっぱ素晴らしいです。
そしてそして、浄らかで優しいしね!
感動しますよそれは。
芯がしっかりした作品なので
刺さりまくり、泣きまくりだし
グロいけどそこがまた生半可ではない。
まだまだ、ヒットしそうですね。
みんなで笑って泣いて
同じ空間でみんなで笑って泣いて
昨今忘れられた映画の本質なんじゃないだろうか
まさか鬼滅の刃というアニメ映画でここまで感動できるとは思わなかった
内容も素晴らしいがみんなで泣いて笑って見知らぬ人と時を共有できたことに感動した
原作の魅力的なキャラクター、重厚なストーリーに加え映画制作陣の情熱と技術で素晴らしい作品になっている
期待して見て期待以上の満足感で家路につけるだろう、そして見知らぬ人々との感情の共有に感動するだろう
生きるのは辛い、思い通りにならない、悟り諦めるのが本当に正しいのか、魂の救済は他に何かあるのではないか、色々と生きることを考えさせられた
とにかくまあ煉獄さんかっけ〜すわ!
心を燃やせ!
歯を食いしばって前をむけ!
悲しみよありがとう
エヴァの予告が見たいのもあって、遅ればせながら鬼滅デビュー。
速攻でNetflixのアニメを全部観て、いざ参戦。
少年ジャンプの中に入り込んだような楽しい時間だった。
今これを観ている子どもたちが大きくなって、何か困難にぶち当たったときに「鬼滅の刃」の骨太な名言が支えてくれることでしょう。どんなお勉強より、こういうアニメの「正しさ」や「善」は心に刷り込まれ、人生の土壇場の選択に影響を与える。
R12でグロテスクなところも良い。子どもの頃に、作品を通してドキドキしながら死や闇を感じ、恐怖や悲しみをそっと胸にしまうことは大事なことだと思う。そこから、「正しく生きたい!」という本当の光が生まれるのだから。
キャラたちはみんな闇を持っている。闇に飲まれたエゴ丸出しの鬼になりたいか。悲しみを胸に秘め、それでも誰かのために前進する炭治郎や本作の煉獄さんようになりたいか。
子どもは完全に理解する。
ところで、私が大好きな善逸。炭治郎と伊之助は善ちゃんがめっちゃ強いことを知ってるの??
映画館で見て良かった
そう思える圧巻の戦闘シーン。
原作に忠実だから内容について不満はなし。
今回は炭治郎、伊之助、煉獄の活躍がメイン。善逸の戦闘シーンをもう少し増やして欲しかったな。
ラストの煉獄vs赤座は凄く見応えのある戦闘シーンでした!マジで煉獄さんかっこ良すぎる。
本当に煉獄さん観賞映画だよ。
前を向け!強くなれ!!!(#三序/コロナ脳やマスク教罹患の全ての方々へ!)
↓感動して盃を重ねながらレビュー投稿したから、誤字脱字がひどい。〜ので訂正。・゜・(ノД`)・゜・。
ーーーーー
三月から、武漢ウイルスにより〜
日本にますます不況のモヤが掛かっている。
当初は確かに、未知のウイルスだった。
でも?
六月以降の乱痴気騒ぎは?明らかに人災だ!
倒産も相次ぎ、企業の業績は下りまくり、自ら命を落とす者も増加中!
これは全て、岡田晴恵らを筆頭とするモーニングショー一味とクソマスゴミ信者、更にそれらに踊らされたコロナ脳マスク教らの人災だ!
そもそも〜
ーーーーー
↑そんなモヤの掛かった日本に。
↑そんなどうしようもない、メディアに騙されまくって、自らの首を締めまくってる我が国に!
明るい一本の光が、日の呼吸が!染み渡りつつある。
鬼滅の刃が、低迷してる日本の景気を塗り替える?呼吸を変えるんだと思う。
素晴らしい!これは素晴らし過ぎるでしょう!?
旧作、銀河英雄伝説に並ぶ豪華な声優陣!
え?!この一言の為にあの人が?カラスも?
え?下限の鬼?皆瞬殺なのに?あの声優さんが?
画質も(テレビ版の頃から良いですが)CGを上手く使い、本当に綺麗です。
何より、原作の素晴らしさ!
次に、テレビ版の映画版の制作陣の厚さ/熱さ!
ポスターもタイトルも、無限列車編となってますが?
無限列車編は序曲に過ぎず!
本編?盛り上がり?は、後半に待ってます!!!
泣いた!泣いたよ!
孔孟思想/陽明学を人生の教科書とする俺的に?
三序(師弟の序/親子の序/長幼の序)を人生の指針とする俺的に!
母子家庭長男の俺的に!!!
本作は、クるものが有りました!
前を向け!強くなれ!!!
後輩の為なら、柱は喜んで命を賭す!
禰豆子ちゃんは俺が守る!的に?→愛しき者/か弱き者らを、漢が守れ!!!
ーーーーー
男女の関係/上司と部下の関係/自国民と移民の関係/ノイジーマイノリティとサ/イレントマジョリティの関係〜
枕営/業の失敗がどうだ?くーつーがどうだ?韓国がどうだ?
知らんがな!!!!!
正々堂々!!!
煉獄さんのように真っ直ぐに迷わず、正面突破の正論で中道を歩め!
今の日本が陥ってる危機/今の日本人の無くした物の全て!が本作に有ります!(*大正時代の死生観の復古を!)
全集中!!!
気合を入れろ!
下を向くな!
泣いてる暇は無い!
そんな暇が有るなら修行を重ねて強くなれ!
前だけを向くんだ!強くなれ!!!
コロナ脳やマスク教よ!本作を見て猛省しやがれ!
ーーーーー
鬼滅の刃が日本を救う!
原作者さん含め、制作の皆さんありがとう!
作品そのものにも感動しましたし?
この十月に公開した意義にも感謝申し上げます!
ありがとう鬼滅の刃。
ありがとう炭治郎!
ありがとう煉獄さん!
俺はたった一人になって、矢が潰き、刃折れても、日本の経済を廻し、この国の経済復興に微力ながら力添えさせて頂きます!
いや、本当に微力なんすけどね。。。
武漢ウイルスに負けるな!
鬼どもに負けるな!コロナ脳マスク教らは駆逐してやる!
勇気もらった!もう一回言わせて!
ありがとう鬼滅の刃!!!!!!!!!!
駄作。お涙頂戴が長いしつこい。TV版も良くなかったけど、原作が素晴...
駄作。お涙頂戴が長いしつこい。TV版も良くなかったけど、原作が素晴らしいのだろうか。酷いものだった。
やはり熱い!そして泣ける!
TVシリーズの続きを描いた劇場版。原作は読了済。
私はTVシリーズアニメ→原作マンガとたどったのだが、TVシリーズを観た後は結構面白いなという程度の印象だった。本格的にハマってしまったのはこの煉獄さんのエピソードから。だからとても楽しみにしていた。
キレイな映像、魅力的なキャラ、迫力の戦闘シーン、そしてキャラの背景。相変わらずのクオリティだった。
そしてこの劇場版はやはり煉獄さんの活躍だ。うまいを連呼する変な印象から、戦闘時の圧倒的な信頼感。そして胸熱なセリフ。話を知っているのにまんまと大泣きさせられた。
ここまで大ヒットすることに違和感はあるが、映画界が活気づくのはいいこと。鬼滅はまだ続く。これで全体の3分の1くらいか。大きなうねりとなってあと数年は盛り上げてもらいたい。
「どうせ"努力"、"友情"、"勝利"のジャンプ漫画映画だろw」と嘲笑ってたかつての自分を、昇り炎天で真っ二つにしたくなる傑作。
原作もアニメもほとんど未見のまま鑑賞。ジャンプ漫画原作の典型的なヒーロー作品だろうと思って見始めたら、冒頭の墓所の風景に驚愕。木洩れ日の揺らぎを緻密に描いた描写が美しすぎる…。そしてぐいぐいと物語に引き込まれることに。
もちろん世界観や人物像に関する知識が殆どないため、『柱』は何で、『鬼殺隊』がどのような組織なのか、そもそも本作の時代設定はいつなのか、とかの具体的な情報までは理解できていないままの鑑賞となったのですが、人物の仕草や台詞、立ち振る舞いで、前知識のない観客でも大枠を理解させてしまう演出力は素晴らしいです。同じジャンプ原作の『ジョ(ごほんごほん)』の他に、映画『インタビュー・ウィ(げほんげほん)』などの前知識が、脳内補完に役立ちました。
本作はテレビシリーズと地続きと言うことで、本作は状況の説明もなくいきなり列車の中で鬼に襲われる状況になります。一見すると不親切な演出ですが、これだけ思いっきり良く説明を省略して、映像だけで理解させてしまう手腕には、むしろとても好感を持ちました(公開中の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も同様ですね)。例えば今年公開された映画『ダウントン・アビー』、『荒野のコトブキ飛行隊』などには、冒頭にあらすじを解説する映像が挿入されています。これは確かに初見の観客に対する親切ではあるのですが、一方で何だか映画の見所まで予め指示されているような気になってしまうし、なにより映画のテンポが狂ってしまいます。そのため「映画の見所は自分で見つけるからいいよ!」と言いたくなることも。本作はこの省略の仕方が非常に洗練されていると感じました。
もちろんジャンプ漫画の鉄則とも言える「努力」「友情」「勝利」は、本作でも重要な要素なのですが、ここに「永遠(不死)」と「有限(死)」の対立という概念が分かちがたく入り込むことで、物語は生き生きと、かつ悲壮感を伴ったものになります。
「鬼」は不死であり再生可能な存在である一方で、「鬼殺隊」の名うての剣士であっても、人間であるが故にその肉体は脆く、いつか死を迎えなければならない運命にあります。つまり人間側は、鬼と戦う上で元々非常に分の悪い戦いを強いられているのです。こうした非情な状況にあって、単に努力や友情の大切さを謳っても、それで得られる勝利に説得力を与えることは難しいでしょう。ではどうやって物語を紡いでいくのか。本作が結末に示した一つの回答は、使命や覚悟の重みを踏まえたものとして、とても心揺さぶられます。
初週興行成績が日本国内において新記録となっただけでなく、世界的に見ても刮目するべき興行的成功を続けている本作ですが、その要因はコロナ渦という状況だけでなく、こうした物語的な深さが主要因であろうと考えます。
本作を観てようやく、原作とアニメシリーズを鑑賞する決意が固まりました。これから楽しみです。
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