劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価

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4.5エンドロール

2020年12月10日
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ほんの数日前にアニメを観て、完全にブームに乗り遅れてハマったので、映画は観て当たり前の感じでした。
アニメと違い大きなスクリーンでの戦いシーンはどんどん物語に引き込まれて、号泣でエンドロールに突入します。そしてエンドロールのアニメーションでまた泣かされます。

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JUNK0321

4.0エンタメ作品として最高品質。ただラストには異論あり!!

2020年12月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

大前提として、無限列車編の『直前』まで原作漫画もアニメも履修したけど、正直全くハマれなかったし、なんなら【嫌い】寄りです。そんな人間がIMAXで見てきました!

まず子供向けでもあるため、原作同様いい意味でも、悪い意味でも全てが
「ものすごくシンプル」です。「人間VS鬼」という勧善懲悪が分かれてたり、主人公が何の悪意も無い典型的なジャンプ漫画主人公。

シンプルさ故のよかった所は当然たくさん。
・漫画・アニメで「超いい奴」故に捻りがなく面白くないと思っていたが今回それがフル発揮された【主人公の魅力】。「自身の過去や後悔、トラウマと向き合う」という少年漫画モノは絶対にあるプロセスを、回想や走馬灯でやるのでは無く、触感まである超リアルな「夢」という形でほぼ直接炭治郎に向き合わせるあの一面雪のシーン(ちょっとインセプションっぽい)。「さぞ後ろを振り向いて戻りたいだろう」と深ーい共感で大号泣!「がんばれ!がんばれ炭治郎ーー!!」と叫びたくなる!ある意味今作1番の白眉かもしれない!!

・澤野弘之さんが担当しているのかと錯覚するくらい(実際は他の方です)迫力のある響き渡る音楽!!多分キャラクターごとにテーマ曲があるのかな。

・【日本アニメならではの圧倒的な作画】をIMAXの超巨大スクリーンで堪能。ピクサーやソニーピクチャーズのような大規模CGアニメではなく手書きとCGを組み合わせた、各キャラクターの抜刀シーン(特に煉獄さん)では泣き笑い!!

・無限列車編まではあまり大きなインパクトも、いいイメージもなかった煉獄杏寿郎というキャラクターをたった2時間で完全に書き上げ、そして最高の感動を見せてくれた!無限列車が止まり、「え?これでおしまい?煉獄さんは?」とか思ってたら、待ってましたと言わんばかりに今回の白眉のシーンが始まる!しかも列車とは違って【広い空間】というまた違った立地の活かし方も!!ちょっと間違えたら【壮大な出オチ】になっちゃうようなものを、抜刀シーンといい最後といい最高にカッコよくも悲しい漢に仕立てあげてくれてありがとう!!わざわざ喪服で鑑賞する大ファンの方もいるのも納得。
そもそも映画化する前提で原作書き上げたの?ってくらい映画向きなエピソードだったことも要因の1つかな?

やっぱり悪いところも。

・終始【説明口調】です。誰もいないところで自分の能力の解説をし始める鬼。誰がどう見ても分かるのに入る炭治郎の独り言。正直くどいわ!!

・やっぱり子供向けなんでギャグシーンはそれなりにあります。原作同様ぶっちゃけクソつまらんし、それをIMAXの音響でやるからうるさいったらありゃしないww

・無限列車が紫のグニョグニョになるCG、割と長丁場だったこともあり飽きるし、直感的に手書きアニメとCGの差に違和感を感じちゃう……

・これは1番言いたいんだけど【ラストのラスト!!】、炭治郎が「煉獄さぁん…」と泣いて終わるんだけど、それじゃダメでしょ!!過去と向き合い、敵に勝ち、それでも報われない、【でもまた立ち上がる】のが本来の少年漫画モノの主人公じゃないの?と思うんですよ!!グッと涙を堪えて「煉獄さんと同じように(煉獄さんの姿を透かす演出も!)立ち上がる」、ラストにすべきだったと思うの……

色々言っても万人受けしやすい内容ということもあり、作画と音楽の迫力という興奮もあり、原作者が女性ということもあって感情に訴えかけるシーンも多いので感動もあり、個人差はあれどギャグの笑いもありでエンターテインメントとしては最高の作品だし、もしかしたら日本映画史を変える瞬間を迎えるかもしれない。コロナがなかったら応援上映もあったかもしれない。そんな映画をぜひ劇場で、IMAXでウォッチしてください!!!!!

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カトソラ

3.0友人に誘われ原作未読のまま鑑賞しました。 映像がとてもきれいです。...

2020年12月8日
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鑑賞方法:映画館

友人に誘われ原作未読のまま鑑賞しました。
映像がとてもきれいです。
話はなんとなく分かりました。
周りのお客さんで泣いている方が何名もいたためとても感動的な内容だとおもわれます。
この映画は幅広い年齢層を喜ばせることができて、とてもいいなと感じました。

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マグー

4.0非常にお真白かった。

2020年12月7日
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映像と音楽が迫力あり、ラストでは胸を打つものがありました。非常に面白かったです。第二弾がありそうな。

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武市重人

4.5100%日本語のアニメーション

2020年12月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

 コロナ自粛後に映画館で予告編を流しているのを見て、PVだけでも「なんかすごい映画だな」と感じ、10月17日にドルビーシネマで鑑賞しました。正直、大泣きしました。原作も読んでいないのにここまで泣いた映画は人生で初めてでした。のちにIMAXやTCX、10月31日の舞台挨拶の中継を拝見しました。
 現在、私は無限列車編を5回観賞しました。同じ映画を5回も見たいと思った理由は、起承転結が非常に美しいところでした。特に転と結が個人的にクセになりました。武闘派二人の戦闘シーンや主人公が敵に発した台詞がとても心に突き刺さり,声をこらえながら涙を流しました。
やはり時代が大正時代なので、英語が会話の中に一切使われていないため、日本人の感性に直接響きやすいのかと思いました。
印象に残っている台詞は、「逃げるな!!!!!!!」

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keyton

3.0泣き所も笑い所もある ただ展開が早い

2020年12月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

泣き所も笑い所もある
ただ展開が早い

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いたやん

4.5賛否両論ありますが…

2020年12月7日
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公開された当時は自分の住む街でさえ長蛇の列が出来ていましたが、漸くそれも収まったので、先日観てきました。

多くの方がレビューされていますので簡潔に。

実は自分もそれ程この作品のファンというわけではないので、DVDになってから観ればいいかと思っていたのですが、これは劇場で観て正解だったと思います。
TV版でも定評のあった作画ですが、本当に素晴らしかったです。
自然描写は本物と見紛うほどでしたし、キャラクターの動きはアニメらしさを保ちつつ、とても迫力あるもので、見事の一言でした。

それにしても、確かにこれは煉獄さんのファンになってしまいますよね。
煉獄さん、恰好良過ぎでしたね。

今作で一番心に残ったのは、煉獄さんのお母さんの言葉。
正解な台詞は思い出せないので意訳になってしまいますが
“他人より優れた能力を持って生まれてきたのは、弱さ人を助けるため。決して私腹を肥やすような真似をしてはいけません”

日本だけではなく世界中の政治家や各方面でトップに立つ方たちにこそ聴いて欲しい言葉でした。

“全集中”などの言葉を真似してないで、少しは彼らの生き方から学んで欲しいものです。

世の子供たちには煉獄さんや炭治郎の生き様を見習って、後ろめたさの無い大人になって欲しいですね。

まだもう少し先になると思いますが、二期が待ち遠しいです。

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刺繍屋

4.0予想以上にディープな映画体験。

2020年12月7日
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正直、ハマらないだろうなと思っていた。

現代アニメーションの画そのものに苦手意識があったからだ。

目が複数ある、黒目が小さい、身体がスライム状etc.書いてみるとそんなことでという感じだが、苦手な部類の画には違いなかった。

それでも泣いた。

遠い日の母との約束は泣く。我が身を省みさせてもらった。

道半ばで倒れることをいとわない生き方、素晴らしい。それこそ精進な生き方だと思う。

そして、苦しかった。

挫折を、大きな喪失を経験したものは、みな主人公の気持ちがわかるのではないか。

観ているこちらが苦しい場面が続いた。

しかし、これだけヒットしているのは、現代の人たちがそれだけ苦しんでいるという証拠なのだと考えてよいものなのだろうか。

自分にはわからない。

ただ、映画体験としてはかなりディープなものとなったのは間違いなかった。

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エク

4.5今年だからこそヒットしたモノがある。

2020年12月7日
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漫画があれだけ流行っていて皆見ているし、内容を知っているのになぜ同じ内容の話を映画にしたのか?と見るまでは思っていました。
いざ始まると、炭治郎達の繰り出す技の一つ一つにまでこだわった映像美、漫画やテレビでは味わえない臨場感。全てに納得がいきました。
何より、煉獄さんの男気と、気迫ある闘志、包み込むような優しさと、他人を思いやる強さ。
自分よりも周りを気遣う所も、私たちに訴えかけるものがあったかと思います。
コロナ渦で思うように毎日が送れなく、悶々と手探りで日々過ごしている人の背中を強く強く押してくれる作品でした。
いつまで続くか分からない毎日に希望を灯してくれるような言葉を煉獄さんから沢山もらい、私も背中を押されました。

まさに、この年だからこそ流行った作品だなぁと心からそう思いました。
漫画やアニメを見た人も、そうでない人も楽しめる作品です!!!

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matsu

3.0あまりアニメは見ないのだが「君の名は」に匹敵する映像感と物語の疾走...

2020年12月6日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

あまりアニメは見ないのだが「君の名は」に匹敵する映像感と物語の疾走感は素晴らしい作品。原作を読んでからよりもアニメで直前まで見てから観賞する方が楽しめたかも、、

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Shin K

3.0非科学の隙間に埋め込まれたエセ科学

2020年12月6日
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前半は列車の中で刀を振りまわす場面が中心であり、狭い車内でそれは無理だろうと思うから気になって画面に没入できない。
炭治郎が「いい人」すぎるように造形されているのも、作者に何か過剰なものを感じる。「無限列車編」もそうだが、最終巻でも自己啓発風のポエムが炸裂。読み流しているが、ベタに受け取る人がいるのではないか。

「鬼滅の刃」は非科学的な内容のうちにもエセ科学に近づくところがある。「無限列車編」では特殊な呼吸法で破れた血管を止血する。「呼吸を極めれば様々なことができるようになる」と言う。「何でもできるわけではないが」と留保付きではあるが、信じる人が出そうだ。血管の壁は平滑筋であり不随意筋なので自分の意思でどうこうできるものではない。できたら困る。

「鬼滅の刃」論で、かつて「ドラゴンボール」のような漫画はダントツに強い一人が全てを背負って敵に立ち向うものだったが、最近の漫画は仲間と助け合って敵を倒すものが目立つ、鬼滅もそうだという(朝日新聞12/6)。確かに鬼滅の主人公はラスボス相手にそれほど活躍せず拍子抜けする。むしろ自身が敵になってしまう。
「ドラゴンボール」では、主人公は自分一人では限界があるとわかっており元気玉というのはみんなのパワー(気)を分けてもらっているので共闘していることになるのではないか。それとも、これは気を搾取している(主人公に捧げている)とみなされてしまうのか。
「ドラゴンボール」では「気」をコントロールすることが次の強さに至るステップとして重要であり、「鬼滅の刃」では「呼吸」がそうである。気も呼吸も東洋的なあやしさに満ちている。
「仮面ライダー」では「共闘」が当たり前になっている。個人の図抜けた強さよりも、仲間との円滑なコミュニケーションが重要である。こうなったのは、男性学的にどうこうよりも、玩具を売るためにキャラクターをたくさん出したいだけのように思える。

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ぽった

4.0ufotableのプロフェッショナリズム、まさに命を削った作画に泣いた。

2020年12月6日
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作品内容のレビューは他の方にお任せするとして…

アニメーション制作に少なからず縁があるものとして、あのレベルの作画を全編に渡って維持することの並々ならぬ苦労がわかるので、ラストの煉獄さんVSアカザのくだりの怒濤のアクションには、二重の意味で涙しました。

あのテンションを維持するには根性だけではダメ。

やっぱり、作り手達の原作への深いリスペクトと愛がないとなし得ない。

それがないと、リテイク(描き直し)の嵐には耐えられない。

「鬼滅の刃」という作品は本当に愛にあふれていて、幸福なコンテンツだとつくづく思った次第。

※この「無限列車」含めた一連の「鬼滅現象」、私のブログで詳しくまとめているので是非ご一読ください。あまり語られなかったビジネスモデル、マーケティングの観点で書いてみました。

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TB

4.0映画ならではのスケール感

2020年12月6日
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鑑賞方法:映画館

普段は洋画しか観ないのでとても新鮮だった。スクリーンだと風景も美しく戦いのシーンも迫力があった。コミックでの名場面が声優さんの演技や音楽もあいまって素晴らしく表現され、映画に没頭して、終わったあともなかなか席を立てなかった。この作品をきっかけに声優さんてすごいなぁといろいろ調べたりしている。コミックが終わってさみしいけど、アニメ作品を楽しみに。。鬼滅を愛する想いは不滅です!

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teco

4.0さすが

2020年12月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

TVアニメでもufotableさんの映像は桁違いに綺麗で躍動感があり、演出も上手だと思っていたが、映画となると更にすごい。これはもうアニメでありながらアニメの域を超えている。
映像美と躍動感がありすぎてもはや魘夢が気持ち悪いほど。
声優陣の声も良い、熱量がすごい。
特に花江さんは安定して良い。
炭治郎が猗窩座に向かって泣きながら叫ぶシーンがグッと来る。
最後のLisaさんの炎も良い。後ろで流れてる映像(絵?)も曲に合っていて良かった。
ただ、期待していた程度であって、超えてくるものはなかった。(ストーリーも決まっているし仕方ないが。)
私的には那田蜘蛛山編の方が好き。
2時間程度では物足りないな〜。
TVアニメでも映画でも早く続きを見たい。

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shion

期待外れ

2020年12月5日
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世間で物凄い騒がれてたから、どんな作品かと思ったら、テンポは悪いし、某アニメ作品の劇場版の筋書きのパクリだし(その上で、こっちの方が劣る)、時間の割りに内容、ぺらっぺらで薄い。この内容なら、60分アニメで充分。効果音が大きすぎてセリフが聞こえない所も一杯あるし、キャラも叫んでる所は滑舌が悪くて、何を叫んでるか分からない所が多々あるし、作り方、全てが雑な映画。原作未読だけど、この映画を観て、原作を読もうと云う気には到底ならない。きっと原作も、この映画みたいに間延びしたつまらない漫画なんだろうな。と云う印象を映画から受けた。久々に、『金と時間を返せ』と言いたくなる映画だった。

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少数派

3.0泣ける映画と面白い映画は別だと改めておもった

2020年12月5日
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泣ける映画と面白い映画は別だと改めておもった

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クラウン

4.0少年ジャンプ

2020年12月4日
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歴代興行収入第2位(12/4時点)のお化けアニメ、見ましたよついに。

原作未読、アニメシリーズのみ予習。

なので、あんな終わり方になるなんてビックリ…
ポスタービジュアル見ても、全編通して大活躍する重要キャラクターだと思ってたもんでね。

少年たちのがっくりシーン(特に伊之助)では思いがけず涙。グッときました。

魁‼︎男塾ならきっと生き返って再登場するんだけどなあ、と思いつつテレビシリーズの続編に期待します。

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ぼろんてーる2

3.5コロナ禍の現下ゆえに

2020年12月3日
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平安初期に書かれた「伊勢物語」では、在原業平が駆け落ち逐電した先で、女が鬼に喰われてしまい、「今昔物語集」「御伽草子」において源頼光は部下の四天王と共に、人々に災厄を撒き散らす大江山の酒呑童子=鬼を退治します。
古来、日本では、日が暮れ漆黒の闇が深まる夜になると魑魅魍魎が跳梁跋扈し、百鬼夜行が漫ろ歩いて人を喰らう、人智の及ばない妖怪変化=“鬼”が支配する恐怖の世界となっていました。
文明が開化し浸透し、人々が自然を克服し破壊し統制するようになるにつれ、鬼たちは棲み家を無くし放逐されていきました。しかし鬼たちは、新たな棲み家を見出しました。己の力を過信し驕った人の心の中に棲みつき、人の“恐怖”を操るようになって久しいのです。

時間に追われ気忙しく日々を送る現代社会、多くの人間が日常生活に埋没し、フラストレーションに晒される毎日。一方で世界がダイナミックに秒速で変化するグローバル経済の下、いつでも誰でもが心を病んで不思議ではありません。
翻って今、全世界を覆う新型コロナウィルスの猛威の中、言動を抑制させられる抑圧感、目に見えない言い知れぬ不気味な閉塞感に晒された現下で、TVバラエティ番組で笑い=ひと時の緊張の緩和による刹那的な癒しは得られても、それだけでは心の底流に蟠る遣る瀬無い不平不満は払拭されず、人々はやはり他の多くの人と共感し合い、そして没頭して心底から感動することを渇望し、飢えています。
本作は、多くの日本人が、その心に巣食う“鬼”の存在を痛感し疼いているからこそ、ソーシャル・ディスタンスで隔てられつつも、他人と同じ世界観の中に浸り、感動を共有したいがゆえに日本映画史上の最高興行収入を上げようとしているのでしょう。

本作のスジの基本的骨格は、正義の集団と悪の集団との抗争劇であり極めてシンプルな、主人公たちの冒険成長譚でもある勧善懲悪ストーリーですが、そこに構築された複雑な組織体制と規律、そして戦闘方法は独特であり、それゆえに既に完成されたこの物語の枠組みを共有することによる、不可視的な固い連帯感が強力なモチベーションとなって、皆を映画館に走らせていると思います。
代償を求めず、己の命を賭して他者の命を守る行為の、神々しいまでの高潔で崇高な死の美学がそこにはありました。また背景の緻密で写実的な描写が、いかにも漫画的なキャラクター画図を、眩いほどに印象的に引き立たせています。

但し、際立って特殊なターミノロジーに共鳴できないで観ると、今一つ感情移入がしきれず、驚ろ驚ろしく怪異で、ある意味で耽美的で猟奇的な世界観に、全く共感はしきれないと思います。

多分、人間は2種類に分けられます。一つは“鬼”がはっきり見える人間、今一つは“鬼”に棲みつかれ“鬼”が見えなくなっている人間で、今のコロナ禍では後者が圧倒的に多数を占めているのでしょう。

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keithKH

4.0話題作をようやく鑑賞!

2020年12月3日
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コロナ禍で自粛していた事もありおよそ11ヶ月ぶりの映画館。スクリーンで鬼滅の刃を堪能してきました。
平日朝のローカル映画館につき客の入りはまばら。年齢層は意外なほど高く主婦層多めで驚きました。原作未読、アニメはTV総集編を予習しての鑑賞。

TVシリーズの直後からシームレスに映画本編が始まります。序盤は過度にリッチな作画にするでもなく、TV版から違和感なく没入していける作りになっています。そこから徐々に劇場クオリティになっていき、クライマックスでストーリー・作画クオリティ共に頂点に達する構成です。

例えるなら「ボヘミアンラプソディ」が近いですかね。序盤、中盤はあくまで伏線。クライマックスが本編という。それくらい終盤にハイカロリーな展開が詰め込まれています。

特殊な構成上、中盤はテンポの悪さが気になる方もいるかと思います。これを中弛みと感じるか伏線と捉えるかで好みは割れそうです。ただし心理描写や回想シーンこそ鬼滅の"売り"でもあるので、テンポを犠牲にしてでも描くべきドラマがあるのも確か。ここは漫画原作を一部切り取っての映画化なので致し方ないですね。

しかし終わってみれば非常に満足度の高い作品でした。ファン、そしてなによりスタッフに恵まれた作品だなとしみじみ。

原作未読組ならば、度肝を抜く展開にまず驚くでしょう。ビジュアルやストーリーはノーランの「インセプション」、クローネンバーグの「ビデオドローム」を思わせるマニアックな要素もあるので、映画ファンも楽しめます。

そして何よりも見応えがあったのは、煉獄さんが見せるクライマックスのアクション!
これがとにかく凄まじかった!!
これだけでも劇場体験としてチケット代の元が取れるほどのクオリティでした。更に親子、兄弟、師弟の絆を描いたストーリーには涙を禁じ得ませんでした。

これだけの話題作なので予備知識なしに見るのも面白いかもしれません。好みが否かはともかく、今1番乗りに乗ったエネルギーあふれる作品なのは間違いまりません。それだけでもスクリーンで見る価値はあります。

旅はまだ道半ば。
テレビシリーズの続編が待ち遠しいです。

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ジョイ☮ JOY86式。

2.5脚本…

2020年12月2日
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改めて脚本は大事だと思った。
アニメは20数分に凝縮されたストーリー、「次は何が起こるんだ?」と言うドキドキな展開、そしてそこから生まれる高揚感があったけど、この映画には残念ながらそれはなかった。

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パンナコッタ
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