劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価
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さいこーう!!
納得の人気
ウユニ塩湖で幸せに死にたい・・・
西洋ではゴブリンとかオーグとかいるけど、日本にしかいない鬼。仏教的、民俗学的な鬼の扱いも違ったものだし、地獄に通ずる邪悪な存在としては確立しているものの、なまはげなどは鬼の面容でありつつも神の使いだったりする。「鬼嫁」とかの接頭語、「鬼のような」といった修飾語句、そして最近では人を食うモノとして扱われることが多い。この作品ではゾンビのような感染要素が加わっているため、現代のゾンビブームとともに人気を博したのではないか?などといった思いとともに静観していたのですが・・・
スマホ機種変したらアマプラがついてきた!何の映画を見ようと思ってたら、やはりトップにあるのがTVアニメ「鬼滅の刃」だった。ということで、徐々にモチベーションがあがってきました。今更ながらの鑑賞となりましたが、ネクタイは緑と黒の斜めストライプを締めてやる気満々!
伊之助の「親分は子分の言うことを聞かなきゃ」もいいけど、やっぱり凄いわ!煉獄杏寿郎!「弱き人を守るのは強く生まれた者の責務です」・・・聞かせてやりたい今の政治家に。「全集中の呼吸」という言葉だけじゃないんだよ!弱者をいたぶってどうすんですか!鬼ですか!ということで与党=鬼と決定。
泣くはずないと思っていたのに煉獄さんの名言すべてに泣いた。だいたい、夢限列車の鬼なんだから善逸が一番有利だと思ってたのに、色ボケのほうがメインになっちゃった。夢の中で元気な家族に遭遇した炭次郎にも涙腺ゆるんだけど、やっぱり煉獄さんだよね。
激しく共感
やっぱり泣いてしまった
良く分からなかった
正直言ってアニメは苦手ジャンルである。観たいなと思うのはルパン三世のような少年時代に見たアニメくらい。よって鬼滅の刃はテレビでも漫画でも一度も観たことはありませんでした。
そんな中、
・上映開始からほぼ四ケ月が経ってもうそろそろ上映終了が近づいている
・興行収入ランキング1位の映画であり、どんな映画なのか知っておきたかった
・無料鑑賞チケットが余っている
・時間も余っている
という理由で観ることにしました。
(すごく消極的な理由ですいません)
席は6~7割は埋まっていました。他の新作映画でもそこまで席は埋まっている映画はおそらく無いはずで、相変わらず鬼滅の刃人気は凄いなと思いました。
一切の予備知識無しで観た感想としては、
うーーん、正直良く分かりませんでした。
最初は鬼滅の刃ってギャグマンガだったの?と勘違いしてしまいました。
イノシシの頭の人と竹を咥えている人は一体誰?柱って一体なんだ?
画は奇麗だけど登場人物とストーリーがよく分かりませんでした。
ごめんなさい、やはりこの映画にはあまり興味無かったみたいです。
迫力満点でストーリーも感動的
涙なしでは見られない。
鬼滅の刃というのは多くの世代から人気を集める素晴らしい漫画である。自分が生まれてきて、全世代、男女両方から愛される漫画でここまで有名になるものはかつてなかったと思う。
自分はこの映画を見るまで鬼滅の刃を読んだこと、見たことはなく、全く知らない無知の状態で見に行った。が、この映画を見て衝撃を受けた。こんなにも素晴らしい映画、作品だったのかと。
この映画から自分は鬼滅の刃にハマり、漫画全巻を読むことにした。普段漫画を読まない自分だが、鬼滅の刃は夢中になり直ぐに読み切ってしまった。そのくらいこの漫画は面白かった。
まだ鬼滅の刃を見たことない人でも全然楽しめるし、感情移入もとてもしやすい映画だったため、この映画からでも鬼滅の刃に触れてほしい。
炭治郎の弱点。
主人公の炭治郎一行は、鬼による被害を阻止するべく、無限列車に乗り込む。
そこには、眠りの呪術を操り、各自の幸福な夢を見せたあとに乗客を次々殺害する鬼がいた。
家族を鬼から救えなかった後悔を抱える炭治郎は、呪術による眠りの中で、家族と仲睦まじく暮らす夢を見る。
しかし、その幸せには二度と戻れないと悟った炭次郎は、夢から覚める方法に気づく。
鬼滅隊の大先輩、煉獄の力を借り、鬼と対峙していくお話。
▼アニメシリーズの1話は最低でも観とくのがオススメ
▽炭次郎が抱える後悔と禰󠄀豆子が鬼になったいきさつは観とくと映画の物語がすっと入ってくる
▼鬼滅はキャラ設定が魅力的
▽主人公の炭次郎は、超絶心の広い人格者だけど、こういうキャラを見ると、個人的には「おれなんかより超人格者だわ。。」となんか引いちゃうところがある
▽でも炭次郎の弱点が明確なことと、そこまでめっちゃ鉄人的に強いわけじゃないところが魅力なんだなぁ
▽家族を失った喪失感と後悔、そして唯一生き残った家族の禰󠄀豆子の存在が、炭次郎にとっての弱点
▽こういう喪失感は、共感しやすいし、人格者すぎる嫌味な部分がいい感じに中和される
▽今作は、そんな主人公の精神的な弱点を突きまくる展開で、主人公が大事にしている存在で心をもて遊ばれた怒りにはかなり感情移入できる。
▽個人的には、後半の、煉獄さんとの別れのくだりよりも、列車のくだりのほうが感動度は大きかった。
(以下ネタバレ気味)
▼煉獄さんが鬼になるというスターウォーズ的な展開も悪くないかなと思った妄想
▽鬼滅隊であった父親に認められることを諦めた煉獄は、ひたすらに剣の腕を磨き鍛錬することが、生きていく目的のキャラ
▽脅威的な回復力を持つ鬼と対峙する中で、次第にぼろぼろになっていく煉獄の思惑の中には、剣の腕を磨いて、父を超える存在になるという目的で、鬼になることがあったのではないか?
▽脅威的な強さを持つ煉獄が鬼のダークサイドに落ちたことに、主人公たちが脅威を覚えるという展開も悪くないんじゃないかと頭をよぎった瞬間、
▽突然の母登場
▽そこでお母さん出てきて、そんなハートフルな過去あったら100%鬼にはならないなぁ。。
▽煉獄さん鬼になるのでは??という匂わせはミスリードだったと気づく
▽鬼にとって有利なフィールドで戦いつつ、生身の肉体で戦うことの美学を貫いた煉獄の姿勢に感服させられる結末。
▽炭治郎の鬼への罵詈雑言 兼 丁寧な説明がなかったら、その煉獄の美学に気づけてなかったかも。有難う炭治郎。
▼いろいろ大変なことあるけど、やるべきことをやる勇気を与える作品。
辛口です
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