劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価

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4.0圧倒的アニメーション映像美

2020年11月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

とにかく映像美に感動でした。アクションアニメーションの一つの最高到達点だと感じました。通常のアニメの映像ももちろん美しかったのですが、劇場版ではさらに磨きがかかってたと思います。
ストーリーに関しては、初心者でもわかりやすい構成で感情の波がはっきりとしていたため、見やすく無難に面白かったです。ただ、状況説明的セリフがやや多く、映像で見せてほしいなと思う場面はありました。しかし逆にそれが、キャラクターをさらに引き立たせているのかとも思えます。
一つの映画作品として、とても面白い作品でしたので、万人受けし大ヒットを生み出すのも納得でした。

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いは

5.0さすがIMAX

2020年11月4日
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IMAXはさらに素晴らしい鬼滅の刃でした。

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cosima1981

5.0作画良し内容良し流行るだけのことはある

2020年11月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

鬼滅の刃に関しては原作、アニメ共に視聴済であったが、そこまで熱狂するぐらい興味はなかった。ただ、映画は見ておこうと思って見てみたが、期待を遥かに上回ってきた気がする。
映画の序盤から作画の良さが際立っており、とても見やすい。一人一人のキャラクターの動き、風景、影が細かく描かれているのがわかる。
 映画の内容も悪く無いし、クライマックスに行くにつれて感動させていく演出も上手い。今まであまり映画で泣かなかった自分が久し振りに泣いた。見てない人は是非自分の目でこの感動を感じてほしい。

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JjlNayo

2.0映画にする内容でもない

2020年11月4日
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鑑賞方法:映画館

テレビ版の続編なのでわざわざ映画にしなくてもいいと思いました。
映画だけ見たらどの人が主人公で、それぞれの役柄が全くわからず
ただただぼーっと眺めるだけになります。
これだけ説明もなし回想もなしのユーザーが勉強してこいという強気の脚本は
1800円の価値はないと思います。動画配信300円でいいと思いました。
映画館の仕様なのか終始音がうるさくて耳が潰れるかと思いました。
表現方法も特に目新しいものもなく、新海マジック的な俗物的なものを感じました。
ユーザーレビューで「泣けました!」的なものもありましたが
笑い袋につられて笑っちゃう的な泣き声につられて泣き所を作るみたいな
低俗な効果が使わられているので、大人は泣けませんし、冷めます。
初対面の他人の生死で涙する涙もろい主人公一行って設定であってますでしょうか?

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annie

4.0煉獄さん最高かよ

2020年11月4日
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鑑賞方法:映画館

良かったの一言に尽きる

子どもから大人まで愛されるのがわかるよなあ

いつも夜に戦ってるんだから逃げるなって泣きながら言う炭治郎の言葉に苦しくなった

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みん

2.0うーん

2020年11月4日
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鑑賞方法:映画館

全く面白いとは思わなかった。
元の漫画がそうだから仕方ないのかもしれないけど刀の切り付け、血しぶき、のシーンが多いのは気持ちの良いものではない。
風景が妙に精細でリアルなのに人物は平面的なのもアンバランス。
ジブリ映画とは比べ物にならないぐらいの駄作だと思う。
単にコロナ自粛の反動で観客動員が増えたに過ぎないのではないか。
ちなみにコミックはとても面白く読んでます。

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さといも

4.5さすが流行りの鬼滅、ufotable

2020年11月4日
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原作の漫画を読んでいたため、今回の映画化されたシーンはとても期待していた。昨年放送されたテレビアニメの続編ということで、当然のように見に行った。
漫画で読むよりも、やはりアニメーション化してキャラクターたちの戦闘シーンには迫力があり、鳥肌が立つシーンが多くあった。作画に定評のあるufotableはさすがだった。
心を動かされるシーンも沢山あった。

ただ1つだけ欲を言うならもう少し尺を伸ばして、もう少し続きを見せて欲しかった。

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まえさん

3.5私は次男だったから…

2020年11月4日
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鑑賞方法:映画館

原作漫画とアニメでばっちり予習済み。 好きなキャラクターは鋼鐵塚蛍。
観に行ってきましたよ、公開日初日に! そしてフジ総集編見た後、もう1回!
鑑賞はド深夜だったので不安だった客質も皆さん映画が始まったら真剣で素敵でした。

作画、、というか撮影処理はもう流石のufotable!

映画としての感想は良くも悪くも原作忠実!!
序盤の列車に乗るくだりの簡易化とか少し物足りない感じで
正直中盤までは、というか本格的なバトルが始まるまでは結構退屈。。
(これ、別に映画じゃなくてよくね…?的な感情もありました。
私は次男だったから、耐え切れずに映画館の他の客のリアクションをチラ見してしまったよ。。

終盤の戦闘はもう作画エフェクト超かっけぇ…気づいたら握り拳っすわ…
なるほど、このシーンに全力を注ぎこんだのかと思うほどのド迫力、IMAXで観て良かった。

ただ決着がついた最後の所でこの映画の主役の感情でウルウルしてたのに、物語の主役が割り込んできて感情の流れがブツブツに…

ファンとして純粋に楽しめましたが、映画としてはなんだか冗長に感じたシーンもありラストが本当に短く感じたのでバランスがちょっと悪いなぁ、と。 好みの問題だと思います!!

次の遊郭編も映画で観させてくれぇ…!
大ヒットおめでとうございます! 映画はいいぞぉもっと鑑賞人口増えてくれ!!
ただ、私の両脇の席は空いてる方がうれしい。

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マダム・バタフライ

4.5なるほど面白いかな?

2020年11月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

単純

アニメ映画は観ない主義だったが、あまりにも人気があるので観賞した、なるほどほのかな感動、いつの時代か分からんけど、まあ良作ですね。
個人の意見でスミマセン、比べるものではないかもしれないが、アニメとしてはドラゴンボールやエイトマンの方が好きだな😅

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辛口慢

5.0心を燃やせ

2020年11月3日
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煉獄さんかっこよすぎた。

初登場シーンではただの変態だと思ったのに、
まさかこんなに泣かされるとは…。

言葉ひとつひとつが心に響いた。

煉獄さんに会えてよかった。

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コウペン

2.5嫌いじゃないけれど

2020年11月3日
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あんまり乗れなかった
この波に乗りこなせなかったのはきっと自分のせい
このシリーズにハマり涙を流すレベルになる為には24時間鬼滅の事を考えられる作品への愛情
全集中常中のような境地がないと楽しめない気がしました。

集中と言うところで言うと冒頭の鬼が使う血鬼術にはまんまとかかりました。

私もある一点では登場人物とシンクロ出来たので少しうれしいです(?)

まあ、私は鬼殺隊ではないですし日輪刀どころか刃物も夢の中とはいえ帯刀しておりませんので大変苦しめられました。

冗談はともかく
ちょっと説明が多すぎてテレビシリーズならば良い意味でオープニングやCM、ましてや週間放送なので耐えれましたが約2時間は正直言ってキツかった

散々言ってますが嫌いじゃないですよ
2期も楽しみに待ってます!

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ダブルツインマークIIセカンド2.222

4.0越えて行け!

2020年11月3日
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ヤッター

4.5これぞ少年ジャンプ!!

2020年11月3日
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鑑賞方法:映画館

少年ジャンプ特有の仲間との絆、諦めない根性そしてなんというか人の心にグサリと刺さってくる人とはこうあるべきというセリフの数々とても面白かった!!

原作を全くしらない友達を連れて行ったが柱ってなんやなどちょいちょいわからない点があったものの、全体を通してみれば十分楽しめたようで、私自身も原作を知らなくても楽しめるような構成になってるなと感じた。アニメを見てないのでよくわからが映像がとても綺麗

鬼滅好きの方には申し訳ないが、「鬼滅の刃」という漫画と映画に関して面白いとは思うが、なぜここまで売れるのかということに関しては正直よくわからんしそこまでの面白さがあるとは思えない。勘違いしないでもらいたいがあくまでも鬼滅そのものは面白いと思う

よく口コミでめっちゃ泣いたと聞くが元々涙腺が強い?(表現あってんのかな)ため泣きはしなかったがラスト煉獄さんのとこでめっちゃ感動した!!
特にエンディングでLiSAの炎🔥がめっちゃ合っててあれは泣かせにきてますね
元々炎を聞いてからこんないい主題歌なんだから映画もさぞいい内容なんだろうと思い、3巻までしか読んでなかった単行本を最新刊まで読み劇場へ足を運んだんですけどね😅😅

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いっちー

4.0小3息子と鑑賞

2020年11月3日
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鑑賞方法:映画館

少し前に息子と話をしていた時、『鬼滅の刃』の話になったんですね。
小学校ではクラスの殆どが見ていて、半分以上の子が鬼滅グッズを身に付けていると。
それで、息子に見てるのか聞いてみたんです。そしたら、
「9チャンネルで夜遅くやってるのを見た事有る」
との事。と言うことは、MXの夜のアニメなんですよね。小学生達、どうやって見てたのでしょうか。
まあ、そんなこんなで学校でそんなに流行ってるなら、映画も観なきゃと言う事で行ってきました。

私個人としては、『鬼滅の刃』より『鬼ガール』の方が観たかったんですがね。
『鬼ガール』、近くでやってないし、やってる所も一週目から二回上映くらいだし、もう上映終了しちゃってる所も有りますしね。諦めました。
上映館数の少なさは仕方ないですが、上映回数は『鬼滅の刃』にやられちゃった感じはしますね。少し気の毒です。
それでですね、何で『鬼ガール』を観たかったかと言うと、中村航さんが原作だからなんですよ。それを知ったのは映画の紹介文なので、読んではないのですが。
私、中村航さんの『世界中の青空をあつめて』が好きなんです。何か文章に温もりを感じるんですよね。
『世界中の青空をあつめて』映画化してくれませんかね。

あ、すみません。『鬼滅の刃』の話でしたね。
息子も感動してたみたいだし、全く予備知識の無かった私でも楽しめました。

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やきすこぶ

5.0格好良過ぎて泣くことってあるんですね

2020年11月3日
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泣ける

楽しい

興奮

映像美は勿論、ストーリー・台詞・音楽が完璧で、アニメ映画観て涙したのは久しぶりでした。

とにかく主人公の炭治郎は一件可愛らしくて素直で良い子、でも理不尽な事があると激昂し、仲間と共に闘い、心の強さを見せて力を尽くす。

子供と親御さんが多く劇場にいらしていたのも印象的で、このお子さん達がみんな炭治郎みたいに、家族や友達に優しい子に育ってくれたらな良いなと思ったり、ギャップに萌えるキャラクターが多く登場する面白い作品でした。

そして何よりも二人目の主人公煉獄さんは、炎の如く熱き信念を持つ素晴らしき人格者で、戦闘シーンは瞬きが出来ないほど格好良く、最後は涙を堪えることなく泣きました。

TV時はコアなファン向けアニメかと思ってましたが違いました、全世代の方々を夢中にさせる魅力ある作品だと思います。
その後原作漫画がヒットの要因であり、心に響く言霊の宝庫だと感じ、全巻購入しました。

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サルと柴犬

4.5感動する!

2020年11月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

アニメしか見たことがなく映画の内容を知らない状態で鑑賞。煉獄さんがカッコ良すぎます!笑いあり、涙ありの作品です!

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エゴ

4.0知らない状態には戻れない…を堪能

2020年11月3日
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泣ける

楽しい

興奮

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アクション大魔王

5.0戦い、泣き、歌う。

2020年11月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

娘が
大好きで
本はすべて読み
アニメも観て
この映画の内容もわかっているんです。
なのに
観たいと。

私はてっきり
新しい話と思ってたら違うって。

どうなるかは
わかってるけど
カラーになって
声がついてるのが
観たいんだと。

ふ~ん。

何も知らない私には
そんな感じでした。

予習することもなく
読んだことも
観たことも
誰が誰かもわからない状態で
観ました。

それでも
よかった。
泣きました。

きっと
泣くポイントは
人それぞれ。

いろいろあるんです。

家族 夢 勝負 生死

鬼VS人間
だから
人間は、なんとかかんとか
って
すっごいいいこと言うの。
だから
メモしたかった。
メモしてないから
一言も覚えてないけど
ハーって、そうだなーって
思う言葉がたくさん出てきます。

いろいろあるから
世代とか関係なく
どこかでグッとくる
心にささって
涙がでるとこがあるはず。

私は
母親のセリフでした。

「あなたみたいな強い子の
母になれてよかった」

まったくこの通りでは
ないけど
こんなセリフがあって。

私も
上の子と下の子の
母になれてよかった。
できることなら
二人が大人になるまで
見届けたい
と思った。

って、なんか変でしょう。
病気でもないのに
見届けたいとか思うって。

この映画
今まで観た映画と
すっごく違うとこがあって
それは
自分がその世界に
はいってしまったこと。

今まで映画観たとき
誰か登場人物に
感情移入してしまう
(人魚の棲む家の篠原涼子さんになりきる。みたいな)

娯楽として楽しむ
(ハリーポッターとかパイレーツオブカリビアン観てすご~いとか、カッコイイって思うような)
かんじだった。

それが
この映画は
自分が自分として
一緒に列車に乗り込み
戦った~。
もう本当に
すごい戦いでした。
そして
最後

歌った~

ホントに歌ったわけじゃないですよ。
歌番組で2回くらい聞いてた歌。
だけど
気持ちは
私が戦いのあと
歌った。

バカでしょう。
自分でも笑う。

で、話をもどすと
戦いの途中だったから
もう生きられないかもしれない
みたいな思いになって
大人になるまで
見届けたいと
なんか変なかんじに
なっちゃった。

だから、どうして
こんなふうに
自分が戦ったか
考えてみたんです。

まずは
アニメの技術。

始まったとき
あれ?実写?
と思うくらい
綺麗。
風景が本当に
綺麗でした。

そして
声優さん。

他のアニメ映画って
ゲスト声優とかいって
声優じゃない
芸能人をつかうでしょう。
それが
なかった。

だから
違和感がない。

途中で
「えっ」
「誰?」
ってならない。

それで
す~っと話に
入り込んじゃったんだと
思う。

で、最後きわめつけに
歌。

ピッタリ

こんなに話にピッタリ合う主題歌
初めて。

タイトルが
『炎』って
そういうことか。ってわかる。

歌詞も何もかも
この映画のための歌。

だから
戦い終わった私が
歌ったんだ。

観終わって
家に着いたのは
夜10時半でした。

それから
水筒洗ったり
お風呂入ったりして
布団にはいったのは
0時すぎ
起きるの4時だから
ちょっとしか寝れ~ん。
早う寝らんば。
と思うんだど
寝れない。

相当な興奮状態だったんだろうな。
あんだけ戦ったから。

で、この時だけでなく
しばらくの間
今もまだ残ってる感じなんだけど

もう戦いたくない。
平和に暮らしたい。

って
ふとしたときに
そんな気持ちがよぎるんです。

新聞に
無限列車を再現した
SLの写真が載ってたんだけど
その列車乗ったら
鬼出てくるんじゃないか
戦わなければ
と思った。

そして
『炎』が聞こえると
涙が出てくる。

どんだけ
入り込んだんだろう。

まだ観てないかた
観てみて。
きっと
あなたも
列車に乗り込み
戦って
泣いて
最後
歌う。

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ほとはのかおり

4.0煉獄さんかっこよかった

2020年11月3日
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映像のおかげなのか、漫画よりも断然迫力も感動も増していました。
漫画で読んだ内容だし、最初は映画で見るつもりはなかったけれど、結果的に見てよかったです!
煉獄さんも、そんなに好きなキャラではなかったのに、戦闘シーンとかすごくカッコよかくて、映画館の大きいスクリーンで見る価値は十分ありました!!
あと、エンディングで煉獄さんの映像使われていて、そこで急に涙が出ました(笑)炎の曲もすごく合っていて余計に感動が増したのかもしれないです。

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ゆい

4.0事前のアニメ視聴は必須

2020年11月3日
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鑑賞方法:映画館

今話題の鬼滅の刃、ようやく鑑賞しました。
「アニメの続きを描いている」という事前情報がありましたので、一週間ほど掛けてアニメ26話をアマゾンプライムで鑑賞し、いよいよ昨日満を持して劇場版を鑑賞。

結論から言えば、アニメ26話を観るという時間と労力掛けてでも鑑賞すべき高クオリティの映画だったと思います。ストーリーも映像も、もちろんキャストさんたちの熱演も本当に素晴らしかった。
しかしながら、鑑賞中に「これは映画としてどうなんだろう」と思った部分が無いわけでもありません。この映画、「劇場版」というよりは「第27話の2時間拡大版」みたいな内容で、登場人物や世界観の説明とかが一切無くて完全に観客がアニメ全話観ている前提の作りであり、尚且つ結末も綺麗なものではなくて「とりあえず一段落ついた」みたいな、続編を匂わせる結末だったんです。そこが私個人的には微妙な部分でした。

・・・・・・・・・
六人兄弟の長男として炭を売って生活していた竈門炭治郎(花江夏樹)は、ある日妹の禰豆子(鬼頭明里)以外の家族全員が鬼によって殺害され、禰豆子も鬼になってしまうという事件に巻き込まれた。家族の復讐のため、そして鬼になった妹を人間に戻す方法を探すために、厳しい修行を経て炭治郎は鬼と戦う秘密部隊である鬼殺隊に入隊し、人を喰らう鬼を退治する任務にあたっていた。ある日、「無限列車に乗って煉獄杏寿郎(日野聡)と合流し、鬼を倒せ」という指令を受ける。炭治郎は鬼殺隊の同期である我妻善逸(下野紘)と嘴平伊之助(松岡禎丞)と共に、無限列車に乗り込んだ。
・・・・・・・・・

アニメ最終話である26話は無限列車に乗り込むシーンで終わり、今回の劇場版に続きます。
この劇場版では「これまでのストーリーをダイジェストで振り返る」みたいなシーンは一切無く、本当に「アニメ第27話」みたいな感じに話が進みます。それまでのストーリーや設定は知っている前提で話が進んでいくので、アニメ未視聴の人は100%置いて行かれる構成になっています。

このキャラは誰だ。鬼殺隊ってなんだ。何でイノシシの被り物してるんだ。主人公の背中に背負ってる箱に入った少女は誰だ。柱って何だ。
多分アニメ観ていない人は分からないことが多過ぎて内容を理解できません。アニメ観ないでこの映画を理解するのは、「TENETの時系列を一回の鑑賞で完全に理解する」くらい難しいと思います。

もちろん「アニメの劇場版」なのですからアニメを観ている前提でのストーリーが悪いと言っているわけではないのですが、これまで私が観てきたアニメの劇場版ってドラえもんやクレヨンしんちゃんみたいに「テレビアニメとのストーリーの繋がりが無く、映画単体で観ても楽しめる」とか、まどマギやエヴァ(序破Q)みたいな「過去のアニメシリーズのダイジェストやリメイクを劇場版として公開した後にその続編を公開する」とか、そういうタイプのものばかりだったので、今回の鬼滅の刃のように「完全にアニメの続きのストーリーを振り返りダイジェストすら無く公開する」というスタイルを観るのは初めてで、驚きを感じてしまいます。あんまり初見には優しくない映画です。

ネタバレになるので詳細は省きますが、映画のラストの展開もテレビアニメへの繋ぎを感じさせる中途半端な終わり方でしたので、私が映画を評価する際に重きを置いている「一本の映画として綺麗に完結しているか」という点においてはあまり良くなかったと思います。

しかしながら、「ファン向けの映画」だと割り切って鑑賞するのならばほとんど完璧に近い作品だったと思います。
滑らかに動くアニメーションに、CGも多用した迫力の戦闘シーン。実力派声優陣の熱の入った演技にアニメ版に続いてLiSAが歌う主題歌「炎」。キャラクターの魅力(特に煉獄さん)が詰まった最高の映画だったように思います。人気の高い作品だけあって、制作陣の情熱が観ていて感じ取れる素晴らしい作品でした。

既にアニメ鑑賞済みの鬼滅ファンならば絶対に観に行った方がいい映画ですし、時間と労力を掛けてアニメ26話を観てでも、鑑賞する価値がある映画だったと思います。オススメです。

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といぼ:レビューが長い人